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バックナンバー 2013年 10月
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9月議会で取り上げた「有害鳥獣被害対策」が具体的に前進。

農林水産省の報告によると全国的に野生鳥獣による農作物被害が深刻化。農作物被害額は、平成21年以降は毎年200億円を上回っている。

鳥獣被害が深刻化している要因は、鳥獣の生息域の拡大、狩猟者の高齢化等に伴う狩猟者数の減少・捕獲圧の低下、耕作放棄地の増加等。

石垣市においても有害鳥獣による被害報告並びに猟友会への駆除要請は年々増加傾向であり、農家の皆様のご苦労は絶えない。

平成24年3月に鳥獣被害防止特措法が改正され、支援を受けるには地方自治体の鳥獣被害対策実施隊設置に関する条例化が必要である。

農家の皆様が丹精込め育てているパイン・さとうきび・農作物を守るためにも一日も早い実施が望まれる。

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「離島患者の宿泊割引」

本日の県紙に3日県議会での上原章県議(公明県民無所属)への答弁が掲載されている。

 内容は、離島から沖縄本島の医療機関で治療する際の経済的負担を軽減するため、沖縄県と県ホテル旅館生活衛生同業組合が支援協定を年内締結するとのこと。

 離島では「がん」においても放射線治療を行うことができず、自費で沖縄本島への通院・入院を余儀無くされてきた。島内で治療が難しい患者も同じである。

 昨年、石垣市においては繰り返し質問させて頂いた「がん・難病患者」への渡航費支援が実行されるようになったが、患者・家族にとっては宿泊・滞在費においても大きな経済的負担であった。

 県と上原県議の取り組みに心から感謝するとともにきめ細かな支援制度となるよう期待したい。

 同紙面の「離島高校生就学支援事業」についても竹富町民・与那国町民より切実な声が届いている。

島に高校がなく、進学のためには必然と島を離れざるを得ない子供たちと支える家族のためにも対応をお願いしたい。

本日、石垣市水道事業将来構想懇談会委員の委嘱状を頂きました。

 懇談会の目的は、平成28年度を目指した簡易水道事業と上水道事業の統合を始め、現浄水場の老朽化や安定水源の確保についてなど各界から幅広く意見を募り、本市の水道行政における方針決定への参考にするものとしている。

 簡易水道事業の施設整備は厚生労働省の国庫補助を活用して行われるが、今後は上水道事業との統合を進めなければ補助事業の対象にならないとの方針が示されている。

 現浄水場は昭和43年に供用開始されて既に45年。施設や配水管の老朽化・耐震性も指摘されている。

 今後は当初5基建設予定から1基完成した時点で中断されている白水原水調整池の計画や底原ダム農業用水の水道水への転用についてなど関係機関とどのように調整を行っていくのか…課題は多い。

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石垣市 平良秀之
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