四万十市蕨岡の内水被害軽減に尽力
平成28年台風16号により四万十市蕨岡地区が内水被害を受けました。
平成28年9月20日午前5時から9時の4時間において、後川大用雨量観測所では、182mmの猛烈な雨を記録。
後川左岸の蕨岡地区では、内水氾濫により家屋の床上浸水を含む浸水被害が発生。
今回の浸水被害は、藤排水機場(6m3/s)の施設能力を超過した猛烈な豪雨が局部的・短時間に集中したことが原因とみられるとのこと。
安岡明・四万十市議会議員から連絡を受け、平成29年2月5日に四万十市蕨岡地区を訪問、地元の皆様からご意見を頂きました。(写真)
さっそく、中村河川国道事務所と連携、又、安岡四万十市議は四万十市と連携を取り、働きかけを行いました。
結果2月22日、内水被害軽減に向け、国、高知県、四万十市が連携して以下の対策・検討を行うことが決定しました。
①中村河川国道事務所
■後川の適切な河道管理
■排水ポンプ車の機動的な運用体制の構築
②高知県幡多土木事務所
■支川藤川の適切な河道管理(河床整正)
③四万十市
■迅速な排水ポン車の出動要請
■水防活動体制の充実(水防資材の事前提供)
■内水排除施設(可搬式ポンプ等)の導入検討