キウイフルーツ 樹体共済に追加(2015年・愛媛県東予)
2014年5月、東予の西条、今治でキウイフルーツかいよう病が発生し、地元からの要請で、同月17日、現地に赴き要請会議、視察を実施。
笹岡県議、中県議、黒河、越智両西条市議も同行。
東予園芸農業協同組合の会議室で組合長、また被害に遭われた農家の方から状況を聞かせていただく。
今回の病気の系統はPsa3と言う非常に強いもので発病樹は伐採する以外有効な手段がないのが現状だった。
同月21日の衆院農林水産委員会で、石田氏は今回のキウイフルーツかいよう病の系統「Psa3型」が国内で初めて発生による被害農家への支援を求めた。
石田氏は、かいよう病菌に感染したキウイの産地を緊急視察したことを踏まえ、「農家が苦しんでいる」と主張。樹木の緊急伐採に要する経費や代替園の確保などの支援とともに、かいよう病を防ぐための防風ネットの整備に対する支援制度の早期創設を要請した。
また、果樹の損害を補償する「樹体共済」の対象にキウイを含めるよう要望した。林芳正農水相は、来年度から共済の引き受けが開始できるよう準備を進める考えを示した。
そして、平成 27 年度からキウイフルーツを対象に従来の収穫共済(災害収入共済方式など)に加え、樹体共済(樹の育成費用や将来の期待収益を補償)が追加されました。