バックナンバー 2008年 5月
待望の桧尻川排水機場が完成し、見学会が実施されました。
この桧尻川排水機場は国土交通省が26億7000万円で建設した施設。
【設置の背景】
桧尻川は、勢田川の河口より約2.8km付近に流入する流域面積5.16㎢、流路延長4.8kmの小支川で、伊勢市の密集市街地を流れる河川であり、背後の地盤が低く、川の断面が小さいため、少しの雨でも浸水被害が頻繁に発生していました。
このため、平成5年4月から浸水被害を軽減するため、三重県と伊勢市が桧尻川の改修を行い、国土交通省が勢田川への排水をスムーズに行えるように排水機場の設置を行うこととなった。
◎桧尻川の改修(川幅を広げ、川床部を掘削)
◎内水処理対策(勢田川との合流部に排水機(ポンプ)場の建設)
【目的】
洪水時などに勢田川の水位が高いと桧尻川からの排水が困難になり、桧尻川流域の家屋等が浸水するため、桧尻川の水をポンプで強制的に排水し、浸水被害の軽減を図ることを目的としている
【事業の経過】
桧尻川排水機場の整備は、総事業費約26億7000万円をかけて、平成12年度に施設に必要な用地を取得することから始まり、平成13年度〜15年度にかけて機場本体吸水槽、建物、流入水路、吐出樋門等の土木工事と合わせて、平成14年度〜19年度に吐出樋門のゲート据付、排水機場の発電機、除塵機など機械や電気の工事を行い、平成20年4月より運用を開始しています。
また、三重県及び伊勢市で行われている桧尻川の改修は19年度に暫定改修が完了している。
今回の見学会には特別展示として「対策本部車(車体拡幅式4x4)」を展示、見学させていただきました。
この見学会では、多大なご尽力を戴いた三ツ矢憲生衆議院議員、森下隆生伊勢市長がみえていました。
小規模多機能ホームと高齢者専用賃貸住宅が「グループホームふたみ」に隣接して完成。
施設の見学に妻と2人で訪問。
管理者で介護支援専門員の前田いずみ氏より管内を案内していただきました。帰り際に池田ミチ子議員が見学に訪れましたので、(株)ウェルフェア代表取締役の西村昭徳氏、前田いずみ氏、池田ミチ子議員、辻孝記議員の4人で記念撮影。
伊勢市下水道建設課では、雨水事業として取り組んで来たポンプ場(小林・溝口)が完成したので同時に完成見学会を実施したので見学をさせていただきました。
【小林ポンプ場】
まず、小林(御薗町)ポンプ場は、小林排水区は以前より農林関係の湛水防除事業により、ポンプが設置されていましたが湛水を24時間以内に排除するためのものであったため能力が低く大雨時には田畑の湛水はもとより、道路、宅地に浸水被害が発生しておりました。これらを解消するため平成14年度より公共下水道の雨水事業として小林ポンプ場の建設に着手し、この度完成しました。
場所:御薗町小林地内 排水面積:83.8ha
敷地面積:2,697m² 建築面積:605.3m²(RC造4階建)
建築延べ面積:1221.4m² 計画排水量:11.7m3/s
現時点排水量:6.1m3/s
ポンプ型式:2,900mmスクリューポンプ 全体計画 4台(現在2台設置) (横軸一軸式ガスタービン) 500mm水中渦巻きポンプ(電動式)1台
【溝口ポンプ場】
溝口排水区は流末を五十鈴川とする低地帯であるため、大雨時には田畑の湛水はもとより、道路・宅地への浸水被害が発生しておりました。これらを解消するために、平成16年度より下水道の雨水事業として溝口ポンプ場の建設に着手し、この度完成した。
場所:二見町溝口地内 排水面積:51.8ha
敷地面積:2,218m² 建築面積:213.3m²(RC造2階建)
建築延べ面積:281.26m² 計画排水量:2.6m3/s
ポンプ型式:800mm水中コラムポンプ 電動式(ディーゼル発電機)2台
飛騨古川より井上久則市長をはじめ狐組(代表:川端義康)本隊が来勢。「伊勢神宮奉納きつね火まつり実行委員会」会長を務める牧戸福司伊勢市観光協会会長のもとレセプションパーティーが18:00より伊勢商工会議所5階大ホールで盛大に開催されました。
来賓として、皇学館大学上杉千郷理事長(飛騨出身)、森下隆生伊勢市長、池田ミチ子伊勢市議会議長を含む多数の市議会議員。飛騨市議会から教育厚生常任委員長石田隆司議員ほか古川町商工会重山 長会長や御蔵稲荷神社奉賛会下原光男会長など。
地元伊勢市からは、轟曳会の木遣りを披露。
明日5月25日(日)16:30より宮川堤公園特設ステージで開催される伊勢神宮奉納飛騨古川きつね火まつり本編が楽しみです。