■会派代表総括質疑です!(防災カメラ等整備事業、東野地区複合福祉施設整備、及び旧東野学校給食センター解体工事)
■平成29年3月 公明党 会派代表総括質疑(抜粋その3)
要旨2 主な施策、事業について
財政情報提供経費について
質疑】過去にも、公明党の田村議員が公会計制度の改革において積極的に推進をしてきたが、今回の内容とスケジュールについて伺う。
答弁】複式簿記を前提とした財務書類の作成に関する統一的な基準については、平成29年度までに全ての地方公共団体において導入し、財務書類を作成することが総務省から求められている。
当初予算では平成29年度中に統一的な基準による財務書類を作成するため、新たに既存の財務会計システムのデータを新システムへ取り込む事ができるよう改修をおこなう経費などの予算を計上している。今後のスケジュールについてはシステム改修を行い、年度内に財務書類を作成していきたい。
防災カメラ等整備事業について
質疑】四方を川と海に囲まれた浦安市にとって、台風または高潮等による風水害を想定した災害対策が大変重要であると認識している。今回の計画は、全体計画のどの程度なのか伺う。また、参考にした他市の事例も回答願う。
答弁】平成29年度においては、海岸及び旧江戸川を監視する3ヶ所の設置を予定。今後は、その他の河川や主要道路等の設置について、引き続き検討していきたい。参考にした他市は、市川市や船橋市では河川監視用の防災カメラを設置しているため、これらを参考に検討を行なった。
東野地区複合福祉施設整備、及び旧東野学校給食センター解体工事について
質疑】この場所に交流ひろばが建設予定だが、現時点でどういう用途の利用ができる交流ひろばを考えているか、また、工事期間中の近隣住民に対するさまざまな安全対策についてどのように考えているか伺う。
答弁】シビックセンター東野地区の交流ひろばの具体的な整備内容は現在のところ未定。当該地区の整備構想に関する検討の中で、オープンスペースとして施設の利用者や地域住民の交流の場としての利用のほか、催し物や地域のお祭りなどが開催できる場所として整備していきたいと考えている。また、シビックセンター東野地区内の施設の改修や建て替えをおこなう際の仮設用地としての利用を検討。
さらに工事期間中の安全対策は工事業者の決定後、詳細な打ち合わせを行い実施する。現在、工事車両の通行時間の配慮、路上駐車等の防止、ガードマン等の配置などを行い、近隣住民や、小中学校の生徒児童、幼稚園・保育園児等の通行の安全確保を考えている。また騒音対策、振動対策、粉塵対策については、極力低騒音、低振動での工事を心がけるとともに、大型車の通行に伴う粉塵に十分注意し、住民の住環境に配慮した対策を行う。
コミュニティバス運行経費補助金について
質疑】公明党の秋葉議員が長きにわたり推進してきた取り組みであり、3号路線がいよいよ具体的に検討されるが、平成29年度当初予算の補助金金額の積算根拠について、また、新路線の検討状況、及び実施スケジュールについて伺う。
答弁】コミュニティバス運行経費補助金については、医療センター線・舞浜線2路線分の人件費や燃料費、車両修繕費、車両保険料等のコミュニティバスを運行するための経費から、運賃収入見込み額を差し引いた7,805万円を見込んでいる。また、新路線にかかる準備経費としては、運転士の募集や研修期間中に係る人件費をはじめ、バス車両のリース費や試運転の燃料費、さらにバス停留所設置に係る工事費など、約1億2,770万円を見込んでおり、合わせて2億578万6千円を補助金として積算している。
コミュニティバス新路線の検討状況として、平成28年度に市民ニーズを把握するため、主に新町地域の住民を対象にアンケート調査、高齢者及び子育て世代の方を対象にグループインタビューやヒヤリング、さらには、バス事業者へのヒヤリングを実施し、現在、新路線の運行ルートや本数などの運行計画案を策定中。今後、ルートの安全対策やバス停の整備を進めるとともに、運行免許を取得し、平成30年春の運行開始を目指す。