〇市川漁港の整備について
Q 現在進められている市川漁港の整備状況と今後の工事内容について、美化景観対策について
A 旧漁港の狭隘化と老朽化が進み、安全性向上と水産効率化を図るため、平成28年度から5ヵ年計画で整備を進めている。これまで210mの防波堤と150mの突堤を整備している。今後は突堤の続きと浮桟橋・物揚場・駐車場を整備し航路の浚渫も行う。平成33年度に施設を供用する。併せて漁協と協力し周辺の環境美化に努めていく。
〇行徳支所の機能について
Q 行徳地域の特徴の捉え方と行徳支所の機能拡充の取り組みについて
A 人口は165000人で市の34%、高齢化率は16%と低く、下水道普及率は99.5%である。若い世代が住み都市化が進んでいる地域である。支所では市民窓口となる各種業務の他、近年本庁の出先機関として子育てや介護の相談なども設置している。行徳地域からは本庁管内に比べ市の施策が遅れているとの声がある。今後は行徳の発展が欠かせないし、行徳を起点に新しいことを始めたい。7月から行徳支所で市長が週1回の執務を行い、意見や要望に対応し、行徳支所の機能の拡充を進めていく。
〇公共交通安全対策
Q 市内各駅のホームドア設置状況と予定は
A 今年4月に都営新宿線「本八幡」駅に設置完了し、東京メトロ東西線では2024年度に「南行徳」駅、2025年度に「行徳」駅と「原木中山」駅に設置を予定している。JR総武線「市川」駅と「本八幡」駅は1日10万人の利用があるので、早期設置に向け働きかける。併せて予算措置も行っていく。
Q 市内各駅の内方線付点状ブロックの設置状況と予定は
A 今年度、JR京葉線の「市川塩浜」駅に整備し、市内16駅のうち13駅で整備が完了する。残りの「二俣新町」駅、「市川真間」駅、「鬼越」駅についても引き続き鉄道事業者に整備を要望していく。
〇夜間の車いす走行の際の安全対策
Q 夜間、電動車いすを走行する際にとても危険である。反射材やランプを標準装備とし広く支給、啓発を行うべき。また夜間、高齢者が買物を入れて手押し車を押しているケースがあるが、同じく対策をするべき。
A 市として今までは車いす・電動車いすを購入に補助を出す際、希望があった場合に反射材の取り付けを認めていたが、今後は夜間の安全確保のため、標準装備として加え対応していく。また現在使用中の車いすの方に対しても、各種障がい者団体を通じて広く啓発活動を行っていく。