12月市議会定例会
今回の一般質問は以下の通り
○空き家・廃屋の対策について(市長及び関係者)
・ 本市の空き家・廃屋対策について昨年9月定例会で質問をしたが、その後の状況と今後の課題について伺う
○道路・交通行政について(市長及び関係者)
・ 大和田2丁目7番、13番地先交差点の通学路の安全確保について
○PRE戦略について(市長及び関係者)(中項目ごと)
(1)公的不動産の利活用基本計画について
(2)本庁舎の建てかえについて
PRE(Public Real Estate:公的不動産)が一斉建て替えの時期が到来する。
歳入の減少する一方、人件費、扶助費の増大に歯止めがかからない。これは過去に経験のないこと。新設・新築はあっても、建て替えはほとんどない。過去の経験に頼る手法もとれない。バラバラの管理・維持であったハコモノを一括管理し、効率化を進め、長期的な計画を立てる、これによって大幅な経費削減を目指す。
2008年に公共施設等の長期保全計画から始り、行政コストの正確な把握(複式簿記の導入~財務諸表の活用)、固定資産台帳の整備(自治体における固定資産の管理は驚くほど為されていない。一般企業から見れば考えられない事。課税対象にならない故か。)
これらの即時実行を訴えてきたわけだが、まだ進展したとはいえない。部分的には整備中のものもあるが、まだ使える状況にもない。大方針、指針なき庁舎建て替え(行政側は整備という言葉を用いているが、実質の建て替えに他ならない)は今後の財政負担を考えると非常に曖昧なままで進む恐れがある。もっと危機感を持って臨むべきと思う。