バックナンバー: 2019年 5月

令和元年5月14日(火)茨城県つくば市に視察

建設常任委員会での視察で公共交通の取組みについて茨城県つくば市に行ってきました。IMG_0561

つくば市は人口約22万7000人、面積約283㎢の都市であり、高齢化率19.2%

という状況下にあり、市民の誰もが移動しやすいまちを目指す取り組みが進んでいる。

コミュニティバス、デマンド型交通等が連携し、市内中心地や各地域の病院や介護施設などの生活拠点を結ぶ総合的な公共交通ネットワークの形成が図られている。

36の路線バスを補完するために市内の4駅と各地域の中心となる拠点を結ぶ7路線が運行している。(つくバス)更に乗合いタクシー(つくタク)を利用し、コミュニティバスでカバーできない地域を補っている。

どこまでカバーしていくのかが課題だと感じます。

5月15日埼玉県そうか市に視察

埼玉県そうか市は人口約24万7000人、面積27.46㎢、そうか煎餅で有名な町でリノベーションによるまちづくりを視察。

ほしい暮らしは自分でつくるというコンセプトで空き家や空き店舗などの遊休不動産をリノベーションし、再生することで地域の抱える課題(コミュニティの活性化等)の解決につながる新しいまちのコンテンツの集積を図り、短期間にエリア内の変化を生み出すまちづくりを行っている。

「家守会社」と呼ばれる民間自立型まちづくり会社や志のある個人事業者が主導し、小さなエリアに絞り、そのエリア内で次々と変化を起こすことで、より短期間で目に見える変化を生み出していく。(しかも出来る限り補助金に頼らずに行う。)その結果まちの価値が高まる。つまり、不動産評価額の上昇に結びつけようとする取組みである。

 説明を受けた後、リノベした店舗を見せて頂きました。

そうか煎餅を大切にする伝統が、リノベに引き継がれているように思いました。

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