バックナンバー: 2015年 5月

5月16日(土)立命館大学大阪いばらきキャンパスの開設式典が行われました。
IMG_0302立命館 総長・立命館大学長の吉田美喜夫氏から挨拶があり、来賓の吉田大輔文科省高等教育局長、松本紘理化学研究所理事長、Jennifer Carbett オーストラリア国立大学 副学長、日本経済団体連合会副会長の奥 正之氏から祝辞が述べられました。最後に長田理事長から謝辞がありました。約500人の参加で、茨木市からも関係者が多く参加しました。

5月14日大阪市消防局の消防ヘリ「なにわ」で、茨木市へ上空から、市街地をはじめ現在工事進行中の彩都中部地区・新名神高速道路など視察しました。

天気予報に反し、あいにくの雨の中での飛行でした。上空からの視察で街づくりの進捗状況がよくわかりました。

同時に茨木市の緑の環境を大切にしなければならないと感じました。

視察2日目は愛知県岡崎市を訪問。
岡崎市シティプロモーション戦略 岡崎市人口推計・民間ブランド調査からの報告を受ける。委託した専門機関からの詳細な報告内容であった。市政100周年も、この事業への予算化には好条件であったと思われる。切り口や課題分析についても本市と共通したものが多く見受けられると感じる。とにかく良くできていると感動する。道筋が多くありすぎて逆に行政や市民は何をすべきかに戸惑いさえ感じるのではないかと思う。各内容に市民がどのように参画していくかが課題か。IMG_0264

総務常任委員会で愛知県田原市と岡崎市に視察に行ってきました。一日目の田原市は愛知県の南端の渥美半島のほぼ全域に位置し、北は三河湾、南は太平洋に面している。人口は平成26年現在で約6万5000人で農業林業が盛んな市である。平成15年に旧田原町と旧赤羽根町が合併し平成17年に旧渥美町を編入合併し「新田原市」となった。 田原市の過去の自然災害としては、1953年の台風13号、1959年の伊勢湾台風、1966年の東三河集中豪雨、2009年の台風18号と台風の被害が多い。また地震災害としては1944年の昭和東南海地震、1945年三河地震などがあった。 国の南海トラフ巨大地震の被害想定に基づき、愛知県では独自に詳細な被害調査を実施した。そして、具体的に地震対策の推進、津波対策、 防災教育・防災訓練の充実など様々な地域課題への対応などの対策が講じられている。特に防災カメラシステムの無線化や子ども防災教室や防災キャンプ、高校生を対象にボランティアC養成講座、防災カレッジの実施など一歩進んだ取り組みがなされている。特に自治会を中心とした自主防災会の結成数は103か所に上る。自助・互助の啓発が活発に行われている。自治会に支えられた防災対策の充実が図られている。IMG_0263 本市に比べ自治会加入率が高い点、定住人口が多い点などの条件の違いがあるが、南海トラフ地震の被害が多く想定される分、その危機意識も高い。 本市の課題としては全小学校区における自主防災会の結成と具体的活動、すでに結成されている防災会の段階的な訓練内容の充実などが挙げられると思う。他に地元住民の参加を募る。小中高生、大学生の地元住民との合同訓練なども必要ではないか。 私の住む橋の内では自治会単位での自主防災会がある。安威川の氾濫に備えた準備を進めているが、より専門的な意見を取り入れながら計画的な取り組みが今後の課題である。