第85回日本消化器内視鏡学会総会が昨日(5月10日)から国立京都国際会館で開催されています。本日(5月11日)は、「特別講演」のセッションで、浅香正博教授と公明党の秋野公造参院議員の特別講演が予定されていましたので参加しました。講演後、写真に納まりました(中央:浅香教授・右:秋野参院議員)。

 

浅香教授は、「わが国から胃癌死を撲滅するまでのカウントダウン―The Finals」と題して講演。
ピロリ菌感染胃炎を抑制すれば、萎縮性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がんなどのピロリ菌関連胃疾患が抑制される可能性が高いことを力説。ピロリ菌感染胃炎への保険適用がなされたが、それに向けての取り組みを紹介。秋野参院議員の後押しがあったことも紹介。
 

 

秋野参院議員は、「胃がん撲滅に対する公明党の取り組み -ヘリコバクター・ピロリ菌除菌に対する薬事承認と保険適用への道のり-」と題して講演。司会は浅香教授。

秋野参院議員の質問主意書に対して、国が初めてピロリ菌感染の発がん性を認め、国が方針を転換したこと、国会質問で重ねて推進したこと、公明新聞で普及に努め、100万筆を超える署名活動ができたこと、健康局、医薬食品局、保険局に働きかけ、浅香教授等と連携して、早期にピロリ菌感染胃炎の効能・効果が追加されたこと、国のがん対策推進基本計画に「胃がん」を入れることを強く要請し、盛り込まれたことなど、公明党の取り組みが紹介されました。
こうした公明党の取り組みに対して、浅香教授は、政府に認めさせるなど、目を覚ますようなできごとがいくつもあったことに言及し、検診と治療を結び付けていくことを考えて行きたいと結びました。
 
 
特別講演の演者に対して、当学会より感謝状が贈られました。秋野参院議員には、浅香教授から手渡されました。
 

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茨木市 河本光宏
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