Archive for 2017年 5月

訪問看護師らが安心してサービス提供できる支援が実現
  介護人材確保の取り組みも

 在宅での看護や介護を担う訪問看護師・訪問介護員を利用者からの威圧的な態度などから守るため、複数派遣のための人件費補助や相談窓口の設置、マニュアルの整備、研修会の実施などを平成29年度当初予算に盛り込むことができました。

 これは、昨年12月に「訪問看護師等が利用者家族から受ける暴力対策検討会」代表で北須磨訪問看護・リハビリセンター所長の藤田愛さんからの支援要望を受けて、本年2月に井戸知事あてに会派から要望書を提出。さらに、3月には県議会の代表質問において岸本県議が県の考えをただした結果、訪問看護師らが安心してサービスの提供ができる、具体的な環境整備が実現したものです。

 また、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう24時間体制の定期巡回・随時対応サービスを提供する事業所の開設や人材確保に対する財政支援が拡充されることとなりました。

子育て世代の経済的負担の軽減へ
  第2子以降の保育料の補助を引き上げ

 兵庫の未来を担う子どもたちを産み、育てやすい環境をつくるため、第2子と第3子以降の保育料について県の補助制度の上限がそれぞれ月額500円引き上げられます。

 これによって、例えば年収が640万円未満の世帯は月額5,000円を超える保育料に対して第2子(県と市町が2分の1ずつを負担)は最大で5,000円、また、第3子以降(県が単独負担)は最大6,000円の助成がうけられます。

 さまざまな機会を通して、子育て世代への経済的負担の軽減を訴えてきた公明党・県民会議議員団の取り組みがまたひとつ形になりました。

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兵庫県 谷井勲
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