北広島町芝生化事業の視察
6月1日(月)、北広島町で進められている「鳥取方式」による芝生化事業の視察をしました。
北広島町立豊平西小学校では、大休憩の時間に校庭でサッカーをする児童の姿を見ることができました。関係者の話では、転倒してもけがをすることがないため、子どもたちが転倒を恐れることなくのびのび走るようになった。そのため走るフォームが変わり、短距離走の平均タイムも向上したとのことでした。
苗を植えてから完成するまでの間も、子どもたちがその場所の中へ入れないとか苗を踏んではいけないといった規制が全くなく、この芝の持つ強い生命力で短期間の間に芝生化が完成します。
芝生化を進めるに当たっては、当初この地域でも賛否を含めて多種多様な意見があったそうです。しかし、それらの意見をまとめ実現に結びつけることができたのは、小学校にあっては強い意志で地域や保護者の皆さんをリードしたPTA会長の存在があったとのことでした。
そして芝生化が完成した後は「芝生というアイテムを中心にして地域がまとまることができた」とのことでした。
建設業界においても、一つの雇用拡大のチャンスになるのではないかとの見方をしていると言われていました。
肌で芝の感触を確かめ、楽しそうに校庭や園庭で遊ぶ自動・子供たちの姿を見て、改めて芝生化のメリットを感じることができました。
得ることが多く貴重な視察となりました。今後の広島市での取り組みに生かしていきたいと思います。