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日野市 大塚智和
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平成22年度6月定例本議会一般質問

◯それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。
 学校現場の問題を問う。一つ目の質問といたしまして、地域と学校との連携で部活動の充実を。今、日本国内や世界で活躍をしておりますアスリートたちの多くは、小・中学校のとき、オリンピックへの夢やプロでの活躍を夢見て、さまざま挑戦をし日々練習、鍛練の時期を経てきております。昨年度の3月、私も参加をさせていただきましたが、小学校の卒業式など卒業生が、中学に行ったら部活動を一生懸命頑張りますとか、中学校でも野球を頑張り絶対甲子園に行きますなど、大きな大きな夢を持って中学に進学している子どもたちに、本当に有意義な学校生活を送ってもらうための最大限の努力を、大人たちはしていかなければならないと痛感をいたしました。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)どの時代であろうと、子どもたちは日野市の宝、国の宝であります。そうした意義も含め、質問をさせていただきます。
 1点目として、ここ数年の中学校部活動の部活動数、創部、廃部の状況についてお伺いをいたします。

 


◯議長(田原 茂君)  答弁を求めます。教育部参事。


◯教育部参事(浮須勇人君)  今年度の市内中学校全体の部活動総数は、運動部が70、文化部が48の計118部です。4年前の平成18年度は、運動部が65、文化部が46の計111でしたので、この間で運動部は五つ、文化部は二つふえています。どの中学校も大変活発に活動しており、都の大会を勝ち抜いて、関東大会や全国大会などにこまを進める部活動も毎年のようにございます。昨年度は平山中学校のハンドボール部が全国大会に、七生中学校の吹奏楽部が東日本大会に出場しました。また、各中学校の吹奏楽部は、市民文化祭などの市の催しや地域のイベントなどにも積極的に参加しております。
 次に創部や廃部の状況についてです。
 市内中学校の大部分の部活動は、学校による後継者の育成や異動による人的配置によって、部活動の継続性は図られております。生徒の希望や転入教員の配置により、新たに創部される部活動もございます一方で、ごく少数ではございますが、顧問の教員の異動や部員数の減少などにより休部や廃部となる部活動もございます。そのような場合であっても、各学校では、現在の部員が卒業するまでは管理顧問を置いたり、外部指導員を活用したりしながら、部活動を継続するといった経過措置を講じてきているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(田原 茂君)  大塚智和議員。


◯3番(大塚智和君)  再質問をさせてください。ただいまの御答弁いただきました。ありがとうございました。
 創部の内訳として、この創部というのは、過去廃部になった部が復活をしたのか、全く今までなかっものが創部されたのか、おわかりになりますでしょうか。


◯議長(田原 茂君)  教育部参事。


◯教育部参事(浮須勇人君)  今、私の手元にある資料からでございますが、過去、教員等の異動、部員数の減少で廃部になった部活が、新たな異動等で創部された部活動もございます。また、これまでなかった部活動が創部されたものもございます。
 以上でございます。


◯議長(田原 茂君)  大塚智和議員。


◯3番(大塚智和君)  ありがとうございました。
 やはり、顧問、顧問教員の異動等で廃部になるケース、ごく少数という御表現ではございましたが、あるわけでございます。
 現実として、学校では、部活をやりたくとも自分の希望するクラブがない、あるいは顧問の教員がいないために部活動ができないという、その声が、生徒の皆さんそして保護者の方々からも数多く寄せられております。たとえ1年であっても休部、廃部という事態が生じないよう、何としてでも最大限の御努力をぜひともお願いをいたしたいと思います。
 文科省の指導要領の中に、これまでの教育課程外に対して、「学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等に資するものであり、学校教育の一環として、教育課程との関連が図られるよう留意すること」と、明記されております。
 まさに部活動は、人間学の基礎を構築する学校教育の一環であります。自己の確立、思いやりの心など、社会性を身につける上で、まさにこの部活動は、心身の成長に大変大きな意義を持つ教育活動であると思います。
 確かにさまざまな大会で結果を出している部活動、市の催しや、また近隣地域のイベントなどに積極的に参加している部活動、そうしたお話が御答弁の中ではございましたが、まさにそうした事例は日野市の誇りであり、何としても継続をしていっていただき、さらに充実を図っていただきたいと、そのように思います。
 2点目として、教員の配置に関する都教育委員会への働きかけです。部活動存続に大変大きな影響力を有している顧問教諭です。教育現場として、どのような働きかけを行っているかお伺いをいたします。


◯議長(田原 茂君)  教育部参事。


◯教育部参事(浮須勇人君)  教員の異動につきましては、これまでも部活動に関する学校の要望をしっかりと聞き取る中で、東京都教育委員会への働きかけを行ってきております。教員の異動は担当教科が基本となりますので、部活動との関係では難しい部分もございますが、学校の要望がしっかりと実現できるよう、今後とも努力を継続してまいります。
 また、東京都では、昨年度の教員の異動方針の中で、部活動で顕著な実績を上げた者で、校長の人事構想上必要なものであり本人も残留を希望する場合は、2年から5年の範囲で異動の対象としないことを認めるといった規定を設けました。
 このような都の方針も有効に活用しながら、部活動の振興に視点を当てた教員の異動に、なお一層取り組んでまいります。
 以上でございます。


◯議長(田原 茂君)  大塚智和議員。


◯3番(大塚智和君)  御答弁、ありがとうございました。
 ただいまの御答弁の中で、校長の人事構想と担当教諭の残留希望が一致すれば、2年から5年の範囲で異動対象としない規定を、と聞きました。教育現場での校長先生を初め諸先生方の御努力は大変なものであろうと思いますが、ただいま有効に活用との御答弁どおり大いに活用いただき、何としてでも休廃部をゼロにしていただくようお願いをいたします。
 また、これから質問させていただきますが、3点目として、外部指導員の活用状況でございます。東京都や日野市の学校管理運営に関する規則の中に、校長は、所属職員以外の者に部活動の指導業務を委託することができるとあります。現状の日野市における外部指導員の活用についてお伺いをいたします。


◯議長(田原 茂君)  教育部参事。


◯教育部参事(浮須勇人君)  今年度も外部指導員にかかる予算としては、指導1回当たりの単価を2,000円。1校について250日分の8校分で400万円を措置しています。外部指導員は、市内のすべての中学校で主に運動系の部活動や吹奏楽部などで活用しております。
 外部指導員の人材確保につきましては、各学校で卒業生や大学生などを中心に行ってきておりますが、学校の要望に応じて、私ども市教委でも近隣大学や関係部局、団体等への働きかけを行ってきております。例えば、学校からの要望を文化スポーツ課を通して体育協会に連絡し、体育協会に加盟している連盟と学校をつなげることで、外部指導員が確保できた例もございます。今後とも、学校の要望に対応できるよう、人材の確保に力を注いでまいります。
 また、中学校の部活動ではございませんが、幾つかの小学校では、日野市をホームタウンとしている東京ヴェルディの専門家派遣事業を活用し、現役のプロサッカー選手と直接触れ合うことで、スポーツに親しみを持ち、体を動かすことの楽しさを味わうとともに、夢に向かって努力や挑戦を続けることの大切さも学んでいるところでございます。
 以上でございます。


◯議長(田原 茂君)  大塚智和議員。


◯3番(大塚智和君)  御答弁ありがとうございました。
 ただいまの御答弁の中でも、いわゆる外部指導員、そしてまた地域の、またはさまざまなクラブチーム等の、そうしたプロの選手を定期的ではないにしても日野市に呼んで、そして、小・中学校の児童・生徒の皆さんが、本当に夢あふれる、そしてまた希望あふれるそうした部活動、そうしたスポーツに触れられる、そうした機会をさらにどんどんとふやしていっていただきたいと思います。
 また、先ほど来質問いたしました顧問教諭の異動で、そうした中で教員がかわった場合でも、やはりそうした外部指導員の補助という形で、そのクラブの存続と、またさらなる充実を図っていく、本当にこの外部指導員の活用、十二分に活用していただきたいと、そのように思います。
 また、今回のこの質問、今年度も市独自で外部指導員に対する予算措置を実施されるというお答えをいただきました。この内容につきましても、ちょうど2008年の9月に窪田議員より同じ質問をさせていただき、そのときにも予算措置をされている。現在に至っても、さらにまた予算措置を実行されている。これは、本当に評価できるものと考えます。本当にありがとうございます。
 御答弁の中でも、各方面にわたって人材確保の取り組みをなされておりますが、ここで1点提案をさせていただきたいと思います。
 それは、教員育成系の大学等に在籍する学生を活用することを検討していただきたいということであります。部活存続との目的と同時に、将来教員を志望する学生に、在学時から生徒と接する機会を多く持たせ、教員の人材育成の一助となることも視野に入れ、また、さらなる部活動の活性化の強化を図っていく、このこともどうか今後御検討いただければと思います。
 次に、4点目として、部活動の充実を確固たるものとしていくための今後の部活動振興策についてお伺いをいたします。


◯議長(田原 茂君)  教育部参事。


◯教育部参事(浮須勇人君)  部活動は個性や能力の伸長、体力の向上、豊かな人間関係や思いやりの心の育成など、大変意義ある教育活動です。また、中学生の夢や希望をつなぐものでもありますので、これまでも部活動振興にかかる予算措置を初め、さまざま振興策を講じてきているところではございます。
 折しも平成25年に多摩地区を中心に開催される東京国体に向けて、現在の中学生はその選手となり得る年代でもあり、日野市教育委員会といたしましても、このような機会をとらえて、より一層部活動の振興に力を注いでまいりたいと考えているところでございます。近々に学校の要望等を踏まえながら、その振興策も取りまとめてまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(田原 茂君)  大塚智和議員。


◯3番(大塚智和君)  御答弁ありがとうございました。
 ただいまの御答弁の中でも、平成25年東京国体との言葉がございました。まさにこのとき、日野の小・中学校出身者が多数選手として出場をし、大いに活躍していただくためにも、教員配置の対応、外部指導員の活用、市内企業、団体等の交流、そして早急に振興策を取りまとめていただき、中学校部活動のさらなる充実と、何度も申して恐縮ですが、何としても休廃部をゼロにしていただくことを重ねてお願いをいたします。
 引き続き、学校現場の問題を問う中で、引きこもりや不登校について質問をいたします。
 近年、中学校1年生になった途端、学校や生活の変化になじめず不登校になったり、いじめが発生したりするなどといった、いわゆる中1ギャップが問題となっております。これは、さまざまな要因はあろうかと思いますが、以前から児童・生徒が学校を長期に休む、いわゆる不登校と言われる状態になる原因はさまざまであります。学校生活や友だちとのコミュニケーションのつまずきから、また心身の障害により通学することが難しくなったとき、病気療養やけがにより入院治療のためなど、児童・生徒により原因やきっかけが違い、その解決には、その児童・生徒に合った本当にきめ細やかな対応が不可欠となっております。
 それでは順を追ってお伺いいたします。1点目、日野市の不登校の現状についてお伺いをいたします。


◯議長(田原 茂君)  教育部参事。


◯教育部参事(浮須勇人君)  日野市の不登校、年間30日以上の欠席者の児童・生徒数は、ここ数年微増傾向にあります。不登校の出現率でも0.数ポイントではございますが、都や国の出現率を上回っている現状もございますので、教育委員会といたしましても、重要な教育課題であると認識しているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(田原 茂君)  大塚智和議員。


◯3番(大塚智和君)  御答弁ありがとうございました。
 やはり微増傾向ということでありますが、児童・生徒により原因が多様化していることのあらわれであるとの見解も成り立つように思います。
 それでは、2点目として、これまで行ってこられた児童・生徒の不登校対応についてお伺いをいたします。


◯議長(田原 茂君)  教育部参事。


◯教育部参事(浮須勇人君)  これまで行ってきた不登校対応についてでございます。
 まず、学校では早期発見、早期対応を基本に、朝の登校を担任が教室で迎え、声かけや観察等を通した児童・生徒理解の徹底、保健室などの別室対応、家庭訪問や電話連絡などの家庭との連携、スクールカウンセラーによる教育相談、子ども家庭支援センターなど関係機関との連携、不登校に関する教員研修の実施などを行ってきております。また、教育センターでは、教育相談の窓口として臨床心理士を4名、わかば教室にも1名配置しています。そして、月1回のわかば教室と指導主事との連絡会、学期1回のわかば教室と在籍校指導主事との連絡会も実施し、情報や課題の共有を図ってきました。さらに、e-ラーニングを活用した在宅での学習機会の提供、明星大との連携によるスクールカウンセラーインターンの派遣、みちくさの会との連携にも取り組んできたところでございます。
 以上でございます。


◯議長(田原 茂君)  大塚智和議員。


◯3番(大塚智和君)  御答弁ありがとうございました。
 先ほども述べましたように、不登校に至る原因やきっかけは本当にさまざまであります。家庭環境に原因がある場合も考えられます。そうした対応として、学校関係者だけでは解決できず、専門のカウンセラーの配置、さらに学校以外での学習支援などの取り組みもなされているとの御答弁をいただきました。大変に重要な取り組みとして評価をさせていただくと同時に、今後、さらに不登校になる原因が多様化していることを踏まえ、取り組みをされているさまざまな部署の情報交換と対応策の検討協議を積み重ねていっていただき、さらにさらにきめ細やかな対応をお願いしたいと思います。
 それでは、本項最後の質問に移ります。厚生労働省のニート調査の結果では、ニートと呼ばれる若者の4割弱が不登校を経験をしている。8割は、就業歴はあるがアルバイトであること。5割以上が、学校でいじめ、引きこもり、人間関係のトラブル、精神疾患、精神科、診療内科の受診などの経験があるとの結果が出ております。この結果が示すとおり、不登校の影響は児童・生徒の時期だけにはとどまらず、青年期に至るまで問題を引きずっております。
 そこで、今後の不登校に対する対応をお伺いいたします。


◯議長(田原 茂君)  教育部参事。


◯教育部参事(浮須勇人君)  今後の不登校に対する対応についてでございます。
 今回の補正予算にも盛り込ませていただいているところではございますが、(仮称)登校支援プロジェクトをこの6月末に立ち上げてまいります。このプロジェクトは、学校やわかば教室、教育相談担当などの学校関係者だけでなく、学識経験者や子ども部、健康福祉部などからもメンバーに加わっていただき、日野市としてオールラウンドにかかわる総合的な対応、支援策を検討し、その具体化を図ってまいります。主な検討内容といたしましては、相談体制の整備、わかば教室の整備や家庭とわかば教室をつなぐ第3の居場所の検討、小・中や関係機関の連携、e-ラーニングの活用などを考えております。
 この不登校問題の検討は、発達障害や非行などによる不登校も含めて考えていくことになろうかと思いますので、登校支援という視点を超えたより広い視野に立った教育支援的な議論にもつながっていくものと考えております。
 以上でございます。


◯議長(田原 茂君)  大塚智和議員。


◯3番(大塚智和君)  詳細にわたる御答弁をいただき、ありがとうこございます。
 (仮称)登校支援プロジェクト、オールラウンドにかかわる総合的対応策との御答弁をいただきました。どうかどうか今後、不登校、引きこもり、虐待、校内暴力、家庭内暴力等、児童・生徒を取り巻くすべての負の要因を、何としても断ち切れるプロジェクトになりますようお願いをいたします。
 とりわけ、そうした不登校等の児童・生徒をお持ちの保護者の皆さんに、日野市にはこうした機関があるんだと、安心して信頼して相談できるよう、さまざまな配慮と広報活動にも力を入れていただきたいと思います。ますます社会全体で、この問題に取り組んでいかなければならないと痛感をいたしました。
 本件、部活の充実と不登校の対策について、教育長より御所見をお願い申し上げます。


◯議長(田原 茂君)  教育長。


◯教育長(加島俊雄君)  部活動と不登校の問題について、御質問をいただきました。これまでの経緯やこれからの考え方は、参事が答弁したとおりでありますが、部活動については、かねてから市教委としても、その振興について学校と協議しながら、また外部指導員の力もかりて、その活性化といいますか、それに努めてきたところでございます。ただ、部活動に対する生徒の思い入れというのは、それはいろいろありまして、強くなりたいという子もいるし、とにかく運動したいという子もいるし、文化活動で活躍したいという子もいて、いろいろな思い入れがあります。そうした多様な願望をですね、願望というか期待をですね、学校教育の方で対応していくというところに、なかなか難しいところもあろうかというふうに思っておりますが、先ほどおっしゃった、部活動は教員の熱心な指導が中心になって活性化されていきますので、その顧問教諭が異動すると、どうしてもその部活動の存続が問題になったり、あるいはそのレベルといいますか、それが上下したりすると、そうしたことも起こってきます。
 現在、日野市の教員は、中学校で校長先生と副校長先生を除くとちょうど200人です。で、この200人で部活動を支えるという形になるんですが、本年、異動した教員が、新たに転入した教員が24名ということになっています。1割強というところですね。でも、この人事異動は、この結果として24名だったということで、その作業としては、もうもっとずっとずっと幅広いエネルギーが必要で、結果として24名の異動があったと。ただ、全体で200人ということですから、きめ細かな異動作業を行うという点では、日野市は他と比べると比較的いい条件にあるんじゃないかなと。規模的にはちょうどいいんじゃないかなというふうに思っておりますので、先ほど参事が言いましたように、部活動の振興の観点もですね、もちろん教科指導というのは基本にあるわけですけれども、部活動の振興の観点も十分配慮して、人事異動については行っていきたいというふうに思っております。
 で、これから、プロジェクトチームをつくってですね、プロジェクトチームまでいくかどうかちょっとありますけれども、その推進策をこれから検討するんですけれども、かつて、やはり学校と協議して、部活動の推進方策について検討したことがありまして、それが現在で生きているわけです。
 それは、ちょうどここで部活動の振興策を考えるのは、やはり国体が25年にありますので、非常にいいチャンスだというふうに思っています。ただ、財政との兼ね合いを考えながら検討する必要は、もちろんあるんですけれども、その際ですね、部全体の底上げということも、一つあるかというふうに思うんですが、現在かなり活発にやっているところに重点をかけて、そこをより充実させていくということもですね、あわせてできないか。その点も、その可能性についてですね、推進策を考えていきたいというふうに思っております。
 それから、不登校の問題です。議員も再三おっしゃっておりましたけれども、不登校について、極めて多様な点はそのとおりだというふうに思っております。通常、原因がわかれば対応策がわかるんですが、不登校の場合は、どうして不登校になるといっても、なかなかその答えは返ってこないです。この前読んだ本では、お父さんは、不登校になった子どもがいるんですけれども、その学校に行かないという、そういうことがお父さんは悲しいんじゃないんだと。お父さんが悲しいのは、不登校の子どもの心を支えてあげることができないということが悲しいんだというふうに言っているんですね。ですから、保護者もなぜ登校しないかということがよくわからない、そういう多様性を持っているというふうに思います。
 で、今回、プロジェクトをつくるんですけれども、そういう多様性を持っているわけですので、私たちの何というか、上から目線じゃだめなんですね。ですから、できるだけ不登校の生の声を聞いていくことが、このプロジェクトの一つの眼目になるかなと。生の声といっても、直接不登校の子にどうしてだと聞くわけにいかないですから、実際、不登校に実際支援を行っている人たちが日野市にもたくさんいますので、そういう人たちの声をよく聞いてですね、取り組んでいきたいと思いますが、現在、不登校の子どもは一つのシステムから外れているわけですから、自分の将来について、非常に心配なり不安を持っているということは確かなんですね。
 ですから、このプロジェクトでは、そうした生の声を聞くことと同時に、もう一つ、その子たちが自分の進路について考えることができるように、そういうような支援策について、このプロジェクトでは幅広く検討していきたいと。今回の特徴を言えば、日野市役所オールラウンドでこの問題に対応していこうというのが、このプロジェクトの精神であります。
 以上です。


◯議長(田原 茂君)  大塚智和議員。


◯3番(大塚智和君)  教育長、御所見ありがとうございました。
 以上で、この質問を終わりといたします。


◯議長(田原 茂君)  これをもって14の1の質問を終わります。
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◯議長(田原 茂君)  一般質問14の2、公園の整備、グラウンドの計画についての通告質問者、大塚智和議員の質問を許します。


◯3番(大塚智和君)  続きまして、公園の整備、グラウンドの計画。
 まず1点目といたしまして、公園の有効利用についてでございます。私が幼児期のころ、公園はまさに子どもたちの専用の遊び場でした。利用するのは子どもだけと言っても過言ではなかったように記憶しております。しかし、現在では、御年輩の方々の憩いの場でもございます。乳幼児から御年輩の方々まで、あらゆる年代の市民の皆さんが、交流の場として共有を図っていかなくてはならなくなってきているのではないでしょうか。一口に交流の場といっても、さまざまな場面があります。ゲートボールやグラウンドゴルフ等、御年輩の方々の球技人口は、現在ふえていると聞いております。一面、これは大変に喜ばしいことであり、私も御年輩の方にお会いすると、生涯青春ですよねとか健康維持には欠かせないですよねというお話をさせていただいております。
 そこで、現状、多目的に利用されている公園について、利用状況をお伺いいたします。


◯議長(田原 茂君)  答弁を求めます。環境共生部長。


◯環境共生部長(楢本 昭君)  公園の利用状況についてでございます。
 公園の利用につきましては、一般的な利用のほかに、地域交流の場としてイベントなどで利用していただいたり、またお年寄りの憩いの場として、ゲートボールなどにも利用されています。イベントやゲートボールなどで公園を利用される場合には、御近所や他の公園利用者へ迷惑がかからないように事前に申請していただき、利用時間、方法、安全対策などについて調整させていただいた上で、御利用していただいております。特にゲートボールなどで長期間、定期的に御利用される場合については、子どもの遊びを妨げないように、曜日、時間帯、頻度などを調整させていただいております。
 平成21年度のイベントやゲートボールなどでの公園利用件数は303件ございました。うちゲートボールなどの長期間の定期利用は16件でございました。
 今後も一般的な利用に加え、地域の交流の場、お年寄りの憩いの場として、いろいろな年代の方に多目的に有効利用していただけるよう考えていくとともに、施設の老朽化に伴い改修を行う際などには、お年寄りの多い地域については、その地域特性を考慮するなど、地元自治会など地域と協議を行った上で改修整備を実施していきたいと思っております。
 以上でございます。


◯議長(田原 茂君)  大塚智和議員。


◯3番(大塚智和君)  御答弁ありがとうございました。
 やはり今後、加速度を増して高齢化社会が膨らんでいきます。現在、専用もしくは多目的のグラウンドで、例えば、ゲートボールを楽しんでいらっしゃる市民の方々が、いわゆる現状のままだと、今後、グラウンドまでのアクセスや希望する日時になかなか予約がとれないなどの、せっかくそうした動きが活性化していても、種々不便を感じることとなっていくものと、大いに推察ができると思います。
 既存の公園が、安全に共有有効利用ができる改造、改修、また新規の公園の計画時に、地域住民の意見などを聞きながら多目的に使用できるよう配慮していくなど、さまざまな対応をぜひお願いしたいと思います。
 もう一つ有効利用について、健康遊具についてお伺いをいたします。


◯議長(田原 茂君)  環境共生部長。


◯環境共生部長(楢本 昭君)  健康遊具についてでございます。健康遊具の設置につきましては、市が管理している166カ所の公園のうち9カ所の公園に、背伸ばしベンチ、ぶら下がり遊具、足上げストレッチ遊具など11種類、合計22基の健康遊具を設置しております。健康増進の場、お年寄りの交流の場として好評を得ております。
 今後、老朽化したベンチを更新するなど、そういった際にはですね、財政状況などを考慮しながら健康遊具を増設などしていきたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(田原 茂君)  大塚智和議員。


◯3番(大塚智和君)  御答弁ありがとうございました。
 どうかこの健康遊具につきましては、非常に地域の皆様にも評判がよく、今後、地域の市民の方から御要望がありました際には、積極的に交換、増設をしていっていただき、また、新規機種など大いに取り入れていけば、利用者もさらにまたふえていくことと推察されます。今後とも、さらなる推進をお願いをしたいと思います。
 引き続き、グラウンドの計画として硬式野球グラウンドの計画について、日野市の硬式野球グラウンドの現状と今後の計画についてお伺いをいたします。


◯議長(田原 茂君)  教育部参事。


◯教育部参事(宇津木恵子君)  硬式野球グラウンドの現状と今後の計画についてということでございます。
 現在、日野市の体育施設で硬式野球ができるグラウンドはございません。しかし、硬式野球での利用を求める声に配慮し、ネット等で安全面への配慮を行うことを条件に、練習につきましては、河川敷の東光寺グラウンド、多摩川グラウンドを週1回優先的に利用いただいている状況でございます。現段階では、硬式野球ができるグラウンドを確保していくことは非常に厳しい状況と考えております。現在、JRの多摩川鉄橋の上流河川敷を多目的利用のグラウンドとして整備をしたい旨、国土交通省への働きかけを行っております。具体的な内容といたしましては、一つ目がかわまちづくり事業への要望でございます。かわまちづくり事業とは、国土交通省が管理する河川区域において、日野市が実施したい事業を、国土交通省に要望として提出をいたします。その事業の中で、河川の整備を行うものに対して国土交通省が認定を行い、川の外側、河川敷につきましては市が整備をし、川そのものを国が整備する事業でございます。
 当該事業の要望の一つとして、河川敷の多目的利用の整備を要望しています。具体的には、JR多摩川鉄橋上流側になりますが、河川敷をグラウンドとして利用できるような整備について要望しております。
 二つ目が河川要望でございます。河川要望は、河川に対する地域住民等の要望を取りまとめ国に提出し、国が河川整備について検討していくための材料として活用するものとして、毎年、河川管理者に要望しているものでございます。平成21年度はかわまちづくりで要望した内容と同じものを河川要望でも提出しております。そのほかにも、日野市行政境界内の立川市管理の河川敷グラウンドにつきまして、市民要望が強いことから、毎週末の利用を求める要望書を立川市に提出しております。この要望に対しまして、立川市から、1月中旬から3月中旬までの2カ月間、毎週日曜日の9日間につきまして、2年のグラウンドの使用許可をする回答が来ております。
 過去に硬式野球について使用できないか問い合わせをいたしましたが、安全面の配慮から使用を認めない旨の回答がございました。今後も、近隣市や国土交通省への働きかけを継続して行ってまいります。
 以上でございます。


◯議長(田原 茂君)  大塚智和議員。


◯3番(大塚智和君)  御答弁ありがとうございました。
 このグラウンドの件についてですが、ジュニアとかシニアの子どもたちが日野の地で練習がままならない。保護者の親御さんたちが、片道2時間かけても練習場を探している。これは硬式に限らず、軟式でも練習場の問題は深刻です。立川市と多摩川河川敷の整備については、今回の一般質問初日に市長からも御所見の中にあったものであると思いますが、私の方からも重ねて早期実現に向け、よろしくお願いをしたいと思います。
 現在の選手たちは、いつまでもジュニア、シニアではありません。本当に限られた期間の中で一生懸命頑張っています。(「そうだ」と呼ぶ者あり)市内の企業、大学、近隣の企業、大学、交渉できるところは要望を発信し続けてください。どうかどうか重ねてよろしくお願いをいたします。
 以上で、2の公園の整備、グラウンドの計画についての質問を終わります。


◯議長(田原 茂君)  これをもって14の2の質問を終わります。
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◯議長(田原 茂君)  一般質問14の3、市民の方からの要望を受けての通告質問者、大塚智和議員の質問を許します。


◯3番(大塚智和君)  3番目といたしまして、市民からの要望を受けてと題して、本件につきましては、特に要望が多かった平山六丁目、生コン会社への対応についてでございます。(「毎年そうしなきゃだめだよ」と呼ぶ者あり)
 今回、この生コン業者に対する件につきましては、本市議会定例会一般質問初日に質問がなされましたが、私の方からも質問をさせていただきたいと思います。繰り返しの御答弁かと思いますが、いま一度問題の経緯と、現在日野市が行っていることと、今後の方向性についてお伺いをいたします。


◯議長(田原 茂君)  答弁を求めます。環境共生部長。


◯環境共生部長(楢本 昭君)  問題の経緯と、現在市が行っていることと、今後の方向性についてでございます。
 まず事業者は、昭和34年に簡易ミキサープラントを設置しました。その後、昭和63年設置のコンクリートドライプラントを経て、平成2年に改善プラントを設置しております。平成2年には、事業者が違反建築物の是正計画書を東京都に提出しました。平成5年3月20日には、事業者と平山苑自治会との間で、公害防止環境保全に関する協定を締結しております。この協定書締結以降、事業者の移転を最終的な目的と位置づけての対応となり、市では移転計画の進捗状況を、その都度確認しております。その後、平成21年12月市議会、22年3月市議会に、平山6丁目生コン工場問題についての陳情が提出され、3月の陳情は継続審議となっております。平成22年4月には、平山6丁目の環境を守る会より市へ話し合いの申し入れが提出されました。22年5月に建築基準法違反に関する勧告書、騒音規制法違反に関する指導文書を事業者に提出しております。本年5月21日には申し出に基づき、市、平山6丁目の環境を守る会、事業者による話し合いを行ったところでございます。
 事業者の現状は、建築基準法の面では用途違反、都建築安全条例の面では道路幅員不足、騒音規制法の面では、騒音規制基準超え、都環境確保条例の面では無認可工場ということが挙げられております。
 これまで市の対応は、まず移転先用地の情報提供を含め、事業者に対する移転指導を行っております。また、違反建築物をふやさないために、現地の巡回パトロールによる監視及び事業者からの状況を聴取しております。環境面での対応は、まず事業所から発生する騒音、振動に対応するため測定を実施の上、改善指導をしております。さらには、事業所内の粉じん及び道路騒音、振動について測定を実施し、周辺住民の生活環境が損なわれていないか確認を行っております。交通面につきましては、事業用車両に諸条件を付して、交通安全指導を実施しております。ここで言う諸条件とは、交通誘導員の配置、通行車両の常時徐行及び集中通行の禁止、地元車両の優先、待機車両の道路上滞留の禁止、日曜・祝日・年末年始の通行の禁止、路上の清掃、道路の補修整備、苦情への誠意ある解決などを指しております。また、定期的な交通量調査を行い、事業者へ車両通行の安全指導を行っております。事業者と市の関係各課の合同会議を開き、改善策の調整と移転指導を行っております。
 現在、この問題に関して市が行っていることは、まず建築基準法の完全適用となる是正計画書の提出を勧告し、5月31日で受けたということです。また、事業所内騒音の改善のための計画書提出の文書指導を行っており、現在、提出された計画書の内容を精査しております。
 今後の方向性は、是正計画書に基づく事業所移転の実現を目指すということが挙げられます。また、移転が実現するまでの間は、騒音、振動、粉じん、通行障害など、近隣住民への生活環境を損なわないよう改善指導を行います。今後、事業所内騒音は月2回、事業所内振動は月1回、道路騒音振動は隔月1回、粉じんは年2回の定期的な測定を行い、状況の確認を行ってまいります。また、交通量調査につきましては、平成17年以降、年1回から4回実施してきたところでございますが、今後は今まで以上の調査を実施してまいります。
 以上でございます。


◯議長(田原 茂君)  大塚智和議員。


◯3番(大塚智和君)  御答弁ありがとうございました。
 平山六丁目の、まさにこの事業所に隣接をしている住民の方々の20年間にわたる騒音被害等、ミキサー車や大型車両の往来に対する危険回避など、一刻も早く解決をしていかなくてはと、だれしもが早期解決を望んでおります。
 今回提示された是正計画書を精査熟察し、解決までの期間、事業者に対する指導監督を厳格にして、そして、さらなる安全対策強化と地域住民、事業者、日野市の3者において話し合いの上、早期事業所移転等の実現に向け、なお一層の担当部署の御努力を、重ねて重ねてお願いをいたします。
 最後に、市長より、今回私の質問の全般にわたっての御所見をお願い申し上げます。


◯議長(田原 茂君)  市長。


◯市長(馬場弘融君)  市民の方からの要望を受けてと、こういうことで、具体的には、平山にございます生コン業者への対応ということでございます。
 この問題は、前にも申し上げましたが、私は就任するころからか、既に把握をしていた課題でありました。前市長も随分御苦労されたというふうに、引き継ぎのときにお伺いをしております。で、私の13年間を振り返りますと、同業の他業者もあったんですね。で、それへの対応も含めてですね、折に触れて指示をさせていただいたところであります。で、それなりの近隣への対応等をしていただく業者もあったわけでありますが、この業者につきましては、私が就任して以来のこの13年間、目に見える方向づけをしていただけなかったということであります。
 なかなか結果が出せなかったということは、現在の指導機関といいますか、として、あるいはその指導機関の長として、市長として反省をしなければいけない、こんなふうに思っているところでございます。
 今後は、今回、業者からも具体的な年限を区切った移転の方向づけを示す文書が出されておりますので、それに沿ってしっかりと対応させるように指示をいたしたいと思います。
 以上です。


◯議長(田原 茂君)  大塚智和議員。


◯3番(大塚智和君)  市長、ありがとうございました。
 これで私の質問を終了いたします