公明党の三浦たけしです。宜しくお願い致します。
質問に入る前に少し述べさせて頂きます。
どんな組織であっても、その長にはリーダーシップが必要とされます。
リーダーシップの機能とは・・・
①目標の明確化と目標追求の維持
②目標達成手段・資源の供給・補給
③集団構造の構築と維持
④集団行動、相互作用の促進
⑤内部結束とメンバーの充足感維持
⑥欲望の調整、組織活動の促進 とあります。
今議会では、3度目となる今年度予算案の審議があります。
厳しい財政は周知のこと。予算編成もギリギリでしょう。しかしながらこの中でいま必要なのは、目標を明確化し、それを堂々と示すことであると考えます。前野崎市長の行財政改革は、目標(ビジョン)が明確であったと聞いております。次はこういう方向性でいつまでにやるから、今はこうだ!だからみんな踏ん張ってほしい!と。内外からの大変な反発もあったことと思います。けれど勇気と信念を持って大きく前進させました。
今のリーダーは馬場市長、あなたです!社会情勢もあり、前市長の時代よりも更に厳しい財政となっているのもわかります。であるならば、前市長を上回るビジョンと勇気と信念が必要であると思いますが、私にはまだ感じられません。公約につきましても「実現は難しい」と言う場面もあれば、「あくまで公約実現を目指す」と言い、はたまた公約の点検を促されれば、うなずいてしまう。これではどっちの方向にも筋が通らず、誰もついて行かなくなります。
私は、もっともっと、強いリーダーシップを、馬場市長に強く要望するものであります!リーダーシップを発揮できなければ、市長を辞していただかなければなりません。 以上を申し上げ、通告に従い質問に入らせていただきます。
①防災について
Q.防災無線の抜本的な解消には専門家による調査・分析が必要と考えるが。
A.今後専門業者による調査など他市の状況などを踏まえ検討していく。
Q.故障中の九小の防災無線の改修はまたアナログで更新するとのことだが、
こういった更新時に徐々にデジタルに交換していくことを考えるべきだ。
A.予算面も含めデジタル化等も視野に入れながら調査・研究していく。
Q.現在の防災訓練は公助の訓練。自助・共助を強くする観点から今後は全市
民を対象にした、日曜開催の避難訓練も行なうべきだ。
A.災害時要援護計画の策定に当たりましても避難所への避難訓練も盛り
込みたいと考えている。防災訓練についても高齢化進展と世帯構造の
変化を踏まえ、会場や開催方法についても防災会議の議論を踏まえて
調査・研究していく。
②六仙公園について
Q.全体の整備スケジュールの情報は?
A.都立六仙公園は防災に資する公園緑地として重点化を図るべき公園と
位置づけられ、優先整備区域となり、今後10年以内に優先整備してい
く方針で進んでいると聞いている。
Q.現在事業認可されている場所でのドッグランやボールの使える運動場の要
望に対する東京都の回答は?
A.現在の事業認可中の場所については厳しい状況。しかしながら今後、
事業認可申請する箇所については検討の余地もあるとのこと。引き続
き東京都への要望及び情報交換を続けていく。
Q.犬のノーリードの問題等を含めた公園の管理体制の充実策は?
A.管理事務所がない六仙公園の管理については、特にパトロール強化や
周知のための看板設置を強く要望している。また公園の管理者は今年
度より民間委託されたが、この指定管理者は犬のマナー教室の開催や
マナーのよい飼い主を表彰するなどの取組みを積極的に実施している
とのこと。今後開催の要望をしていく。
Q.完成イメージでは「大きな池」が描かれているが、必要ないとの意見も聞いて
いる。防災に資する公園であるならば、災害時等は多くの避難者を受け入れ
たり、仮設テントを立てたりするためには大きな池は必要ないと考える。池よ
りも井戸を掘り、平素から来園者がその水を使えるように整備するとか、ちょ
っとした水遊びが出来る広場にする方が価値的と考えるが。
A.3.11以降、防災強化の方針も加味されたということで、そういう方向性
が当然ながら出てきているところ。池は描かれているが、東京都でも今
の段階での具体的な計画はないとのこと。東京都の公園審議会の議論
との整合性も含みながら、防災井戸の件も含め、十分調整していきたい
③保存樹木の落ち葉処理について
Q.「落ち葉処理作業は補助金に見合わない」という意見もお聞きする。だからと
いってその方は「補助金を上げてほしい」とは決して言いません。市としても
年間3,400円で保全して頂いているという姿勢で、落ち葉の時期に所有者
から依頼のあった場合は一括収集できないか?
A.補助金が見合っていないことは理解している。今後、所有者にアンケー
ト調査等でご意向をお聞きするなど、予算の範囲の中で補助金のあり
方についても検討していきたい。一括収集については、グリーンボック
スに分割で出して頂けるよう丁寧な指導をしていく。
④3人乗り自転車について
Q.値段が高い3人乗り自転車。実際子供を2人乗せる期間は3~4年。事故防止
も兼ねてレンタル事業に着手している 自治体もある。補助金制度でもレンタル
事業でも、この新たな子育て支援の声は多くなってきている。市として検討の余
地はあるか?
A.財政状況を含めて現在のところ実施は考えてはいないが、少子化対策
等々の中で制度の概要とか仕組みで現在把握していない部分があるの
で、実施している市の状況等含めて調査・研究等はさせていただきたい。
⑤小・中学校のエアコン設置費の国庫補助について
Q.国庫補助金の動向が気になるところだが、公明党としても国会議員、都議会
議員も積極的に動いている。市長会での動きを伺う
A.市長会としても国の第3次補正予算に計上していただくよう再度要請す
ることになっている。また東京都に対しても、冷房化緊急支援特別事業
の期間延長、国庫補助が実施されない場合には東京都の補助率をか
さ上げする財政支援をお願いしている。