10/16〜10/17、市民厚生委員会で福島県の喜多方市と会津美里町の介護予防について視察を行いました。喜多方市は太極拳を通して「元気なまちづくり」を行い、会津美里町は「うんどう遊園」を設置し、うんどう教室による高齢者の健康づくり推進事業を行っています。両自治体の行っている介護予防事業は参考になり、太極拳は福生市でも行っているグループがあるので普及できるのではないかと思います。
喜多方市は全国でも初となる「太極拳のまち」を宣言し「健康・福祉・教育・交流」を基本構想とし地域振興を目指しています。現在1200人を超える方が太極拳に親しんでいて、介護予防のための「太極拳ゆったり体操」DVDも発売しています。介護予防としては非常に効果があると思いました。
会派で、酒々井町・デマンド方式の「ふれ愛タクシー」と日本医科大千葉北総病院のドクターヘリの視察を行いました。ドクターヘリでは原医局長の説明でいち早く救急現場に救急専門医を送り込む重要性を学びました。
酒々井町、交通弱者を対象にしたドアからドアへの乗合移送サービス、町内は1回300円、町外(指定病院)までは500円で実施。利用時刻の30分前までに予約するとオペレーションセンターで配車を行う。福生市でも可能な事業ですので実施に向かって頑張って参りたい。
以前勤めていた朝日航洋株式会社という航空会社で運航しているドクターヘリですが、運航現場でのお話はとても勉強になる事ばかりでした。ドクターヘリは今後全国へ配備していきますが、病院直結のドクターヘリの必要性・重要性を確信しました。