午前中、厚生委員会が行なわれ、市議会に出された骨髄移植ドナー支援制度の策定への陳情書の扱いを審議。質疑や採択への意見を述べ、最終的に6名の委員全員一致で採択しました。
骨髄バンク事業では、骨髄等の提供に際しての検査や入院等に必要な交通費、医療費等、ドナー側の費用負担はなく、また、万一、骨髄等の提供に伴う健康障害が生じた場合でも、日本骨髄バンクによる損害補償保険が適用されるなど、ドナーの負担軽減に関して様々な取組が行われています。
しかしながら、ドナーが、検査や入院等で病院に出向くなどして、仕事を休業した場合の本人と事業所への補償は、現在、一部自治体で実施されている、骨髄移植ドナーに対する支援制度以外になく、しかも、実施主体が区市町村に委ねられているため、自治体間に格差が生じている現状があります。
ドナーの方に安心していただけるような国としての支援制度の確立とともに、広く多くの自治体で支援制度が実施されるよう願っています。
その後、高齢者施設での新規事業説明会に出席。食事やコミュニティーの場として、また防災面でも地域とともに共助の施設へ、との思いでスタートする事業でした。しっかりと見守っていきたいと思います。