Twitter
ブログバックナンバー
外部リンク
サイト管理者
羽村市 西川美佐保
nmisaho@yahoo.co.jp

死者との和解

東京大空襲の本日、私のフェイスブック友人で、書道家であり、詩人である太田雨花氏の、本日誕生したばかりの詩「死者との和解」に共感し、以下ご紹介させて頂きます。(ご本人の了解済み)

 中国美術館での日中書家画展に於いて、日本人で唯一「優秀作品賞」を受賞されるなど受賞多数の方です。

.

12814745_575093815972000_2846394305363358571_n(山形県の観光を学びに会派で視察に伺った際、出羽三山の一つの山を前にした時のことです。

山を見上げた時、確かな精霊の存在をハッキリと感じ、余りのその精霊の存在感の大きさに、全身鳥肌が立ちました。

本当に山の精霊がいるんだ!!と。あの時の衝撃は生涯忘れないでしょう。この大自然を観光にされる現地の方の感覚に心より納得した瞬間でした。この詩は、その時のことを思い出させてくれました。)

.

.この詩は生きている人間だけを見ていてはいけない。

自然界にも耳を傾けよ!…と教えてくれているようです。

.

.

.

 

[[ 死者との和解 Ⅲ ]] 2016.3.10作

.
生きる我等は
色界の衆生
死せる彼等は
無色界の衆生
生と死とは
対岸に在るのでは無く
此岸に混在している
生きる我等は
光の世界で
肉体という生命を乗せし車で動き回り
死せる彼等は
闇の世界で
肉体を失い後 生命の種にて動き回る
姿形は違えども
此処に
存在するは確かなり

生死の衆生は 共に
永遠に 心を有し 思いを有し 意志を有して
或る時は
様々なる生命体として
或る時は
地水火空風の存在として
黙したり 主張したりしては事態が生じる
故に
例え 故人となったとて
全くの消滅に非ず
今 我等
地球の衆生として活きる光と闇との存在は
互いに もし 意思疎通しては
互いに もし 知識と智慧と力量とを結集し
互いに もし 分かち合うならば
人眼では 見えない予知
人眼では 見えない心理
人眼では 見えない未来が夢の様に開かれて
手に取る様に 認知できる
故に
太古の人々は
大地に学び 大海に学び 山岳に学び 湖沼に学んだ
故に
太古の人々は
よく 死者との和解を致し
よく 神仙への畏敬を表し
よく 世代を継承しては 脈々と人縁を繋いで来た
謂わゆる
縄文 一万数千年こそ
その歴史の鉦左なり
故人は語りかける
然るに 人の耳には聞こえず
神仙は語る
然るに 清心のみしか聴けず
今 人類は
人工的、人為的な世界にのみ
固執し 夢中になりて
死者との和解も
神仙との交わりも忘れ果て
独り 踊り狂うばかり
故に
大変化、大変動、大危機に 鈍感なり
賢きとは
此れらを学ぶ伝承から
物事を始めてこそ
現代人の生き方も見えて来る
現在の様に
皆が皆
拝金主義に踊らされ
人間界しか見ない近視眼が故に
大自然界の摂理という道から 大きく外れて
未曾有の未来を招くのだ

.
雨花

コメントは受付けていません。