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羽村市 西川美佐保
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「憲法改正」への動きに危険信号

今日も暑かったですね。訪問先で、玄関のドアを閉めたとたん、滝のような汗が顔を流れて…。自分を静めようとしても、話が盛り上がり熱く語ってしまい、汗を止めようがありません。

初めはちゃんとしていたはずのお化粧も、帰宅するころにはスッピン状態。
でも、議会の様子をご報告すると、「暫く議会を傍聴に行かないと、時代遅れになってしまうわね」ととても喜んで下さり感謝。相手の方から参院選の話題も。

多くの方との出会いは、多くの情報の交換があり、刺激を受け、特に夜の複数の会合でお会いした方々とは、笑いあり、感動あり。その時々のさりげない会話のなかに、自分の次のあるべき行動が見えて来ます。

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<憲法改正への動きに危険信号>

ところで、憲法改正への動きについて、今とても気になっています。自民党は、「今後議論を深めていく」と答えていますが、今回の参議院議員選挙の結果が大きく左右していくことは、間違いないと思います。

ねじれ国会では、国民に必要な法案でも、党利党略により廃案にされてしまう。政治が前へ進まないことや、景気回復や成長戦略などを大きく進めるためにも、公明党はねじれを解消し、安定した政治が行えるかどうかが今回の焦点としています。

一方で、今の情勢では、自民党が一人勝ちの方向にいくと、自民党案がそのまま、進んでいく可能性もあり、手遅れとならぬよう、以前も触れさせて頂きましたが、取り上げさせて戴きます。

多くの日本人には憲法が根付いていないので、憲法に無関心です。だから、今とても危険な状況に追い込まれていることを理解出来ていない人も多い。私たちが毎日あたりまえに享受しているたくさんの自由は、現行憲法があるからこそであり、一度失ったら、もう二度と取り戻せません。

憲法97条は、憲法の実質的最高法規性を定めた条文です。まさに、憲法が寄って立つ立憲主義(権力の濫用を防止して国民の権利・自由を守る主義)の実質的根拠を述べたものです。

この憲法97条削除するということは、立憲主義を否定し(権力は濫用できる)、国民の人権を侵害しますと宣言することです。自民党は、この憲法97条を削除し、しかも13条その他の人権規定には「公益」のための人権制限を認める文言を入れています(国に都合の悪いことはみんな公益に反するとして制限できる)。

したがって、自民党憲法改正草案が97条を削除していることと、13条その他の人権規定の文言を合わせて読めば、自民党憲法改正草案は「基本的人権を丸ごと否定している」ことになります。

そして、憲法第96条の改定は、衆参両院の総議員の「3分の2以上の賛成」から「過半数の賛成」へ緩和しようとする動きです。

これらの立憲主義を否定しようとする動きに反対する
憲法研究者・若手弁護士共同声明が出されていますので、一部抜粋します。

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1 憲法第96条に定められた憲法改正の発議要件を、衆参両院の総議員の「3分の2以上の賛成」から「過半数の賛成」へ緩和しようとする動きが活発になっている。安倍首相や菅官房長官などからも96条の改正を目指す旨の発言が出されており、96条改定が今夏の参院選の争点の一つに浮上している。


しかし、そもそも、憲法は、個人の人権を保障するために国家権力を制限するものである。基本的人権は、多数者の意見によっては制約することができない権利であり、そのため、時の権力者が自らの都合の良いように憲法を改正して容易に人権が侵害及び制約されることのないよう、現行憲法は改正の手続きについて通常の法律よりも厳格な要件を課している。

ところが、衆参両院の総議員の過半数での憲法改正の発議を可能とすると、憲法によって拘束を受けているはずの時の権力者が容易にその拘束を解くことが可能となり、人権侵害がなされる危険性が増大する。すなわち、戦前の日本と同様に、権力者を批判する言論や,権力者にとって都合の悪い思想や信条を、時の権力者やそれを支持する多数者の意向によって制約することが可能となる。


よって、96条の改正要件のうち、国会の発議を過半数の議員の賛成で可能とすることは、人権制約につながる恐れが非常に大きく、決して許されない。  ー以上一部抜粋ー

この自民党の意見に同意する政党は、維新の会、みんなの党と云われ、他の野党は反対しています。

ここで、考えなければならないことは、「反対」だけで、いいのですか?ということです。憲法には、時代が変わっても、変えてはならないものと、時代とともに現状が変化し、そぐわなくなっているものがあるということです。

自衛隊の役割も、平和のために活躍できる分野が現在沢山あるのに明記されていないことや、温暖化の問題等でも、更に必要性が深まってきた環境権などを加憲することなど。

これまでの憲法96条、97条、9条など、優れた憲法はそのまま残す。というのが公明党の意見であり、他の政党と全く違うスタンスです。自民党の行き過ぎにストップをかけ、停滞している時は、具体的対策で後押しできる政党は公明党しかありません。

平和を積極的に推進する公明党にどうぞ、力強いご支援を宜しくお願い申し上げます。

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