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バックナンバー 2011年 9月

都市基盤整備を進めてきた羽村市。工業専用地域では多くの企業が事業を営み、行政サービス向上に大きく貢献し、羽村市は発展してきました。

今回その事業跡地に墓地計画の標識が掲出されていました。羽村市議会では、瀧島議長を先頭に議会で検討し、全会一致でこの墓地建設に反対する決議を決め、本日可決したものです。

全文を以下、掲載させていただきます。

本日最終議会でした。一般質問、議案審議、決算審査特別委員会と終わってみれば、あっという間の一ヶ月間でした。今議会も心を定めて、全力で臨ませていただきました。

午後、議会のすべての日程終了後、会派で第五次長期総合計画の勉強会を開きました。今日は産業振興の個所。この難局をどう乗り越えていくか、羽村の未来をどう拓くかの大切な分野となります。それぞれの施策ごとに多岐にわたる意見を交わし合いました。

夜は市内で火災があり、駆け付けました。近所の方の通報都消防関係者の素早い対応で、大きな火災にはなりませんでした。

いったん火が出ると、消防署、消防団、警察、ガス会社、地域の防災部等多くの方が関わります。出火原因は調査中とのこと。心からお見舞い申し上げます。

爽やかな秋の訪れとともに、空気も乾燥してまいります。くれぐれも火の元には注意したいものです。

小作駅前の街頭演説から一日のスタート。朝一で警察署に赴き、市民相談の対応。午前中打合せの後、午後と夜遅く市民相談で懇談。

明日は最終議会、就寝前に確認をして床につきました。

午前中、高校生と語る機会をいただきました。実際に被災地支援に行った体験を、直接高校生に語ってはどうかとのお話をいただき、快く承諾させていただいていました。予定より少し日程が遅くなりましたが、やっと実現しました。

中央防災会議では、東北地方の地震をかなり高い確率で予測していたこと。連動して起きたので想定外の被害が及んだこと。実は調査が進むにつれ千年以上前にも同規模の地震や津波が起きていてことなども語りました。

そして、今後関東地方に起きるであろう地震予測や、東海、東南海、南海の連動地震の可能性などもお話しさせていただきました。さらに地域防災計画の抜本的見直しが始まっていることや、身近でできる防災対策にも触れました。

その上で、亘理町、名取市、仙台市、石巻市に行った時の写真を交えながら懇談的に話させていただきました。どの生徒も真剣に耳を傾けてくれました。さらに、今後とも支援を持続していことや自分たちもできることがあるなども付け加えさせていただきました。

被災地の人が一番恐れているのは、忘れ去られてしまうことだと、被災地支援をしているユニセフの職員の方が語っていたことが印象に残っています。被災地での大変な状況は変わらず、先が見えない状況が続いていても、報道する頻度がどんどん少なくなり、他の話題に移っていく中で被災地が置き去りになる危険性もありうるのではないか。だから私たちは、人間の復興、心の復興ができるその日まで、忘れず支援を続けていこうと語り、話を終えました。

話を聞いてくれた高校生の皆さんに感謝です。そして改めて、復興への誓いを新たにした一日となりました。

平成23年5月4日に撮影した 被災地の様子

午後は、最新のLED蛍光灯の事情を企業の方から教えていただきました。その後、何件かのお宅にお伺いし、懇談させていただきました。

10時から議会運営委員会が開催され、議会最終に向けての内容が確認されました。

その後、昨日に引き続き長期総合計画の勉強会を会派で行いました。計画に記されているものは、進むべき未来のビジョンです。こうなっていけばどれほど良いだろうという理想が書かれています。 

その理想を共有して、現実のものとして展開していくのが、行政であり議会の役割であろうと思います。自分たちの住むまちの未来を思い描いて、その理想郷を目指してまいりたいと思います。

未来の夢が語りずらくなった昨今です。胸に理想を抱きながら、この目で現実を直視し、一歩一歩の前進を粘り強く勝ち取ってまいります。

夜は、何件かのお宅を訪問し、懇談させていただきました。

少々おおげさなテーマのようです。しかし今日の午前中は、会派4人でこのような時だからこそ、しっかり未来を見据え、じっくり学ぶことも大切だと学習会を持ちました。

さらに午後からは、長期総合計画の勉強会を開催。市が出してきた試案を読み込みながら討議を続けました。なかなか時間がかかっています。それでも大切な事業ですので、粘り強く頑張ってまいります。

今日、大学の同窓の集いが八王子市にある創価大学で開催されました。共に学び、心身を鍛え合った友人に会えるのはなによりうれしいものです。

母校は心のふるさと。師匠が魂魄をとどめた天地。弟子が求め抜いた世界。ほんの少し年を重ねた友との交流は、次への前進を誓うのに十分なエネルギーとなりました。

夜は奥多摩へ。ここでもお世話になった懐かしい友との再会がありました。

『英知を磨くは何のため、君よそれを忘るるな』との言葉が刻まれている大学のブロンズ像

『労苦と使命の中にのみ、人生の価値は生まれる』との言葉が刻まれている大学のブロンズ像

11回目となる「はむらふるさとまつり」が開催されました。小作駅前のロータリー周辺で毎年開催されてきました。初日は、市内7校の小学生が参加してよさこいソーランを踊ります。ロータリーいっぱいに広がって迫力のある踊りとなります。父母・祖父母そして家族の方が見物にその廻りを囲み、盛大に開催されました。

実行委員会が地元の5つの町内会の方が中心となって発足し、準備を進めてきました。多くの方の協力で開催できる地元のイベント。この開催を楽しみにしており、今年もできてよかったねとの声も聞かれました。携わっておられる方々に感謝しつつ、来年も開催できることを祈り、応援してまいります。本当にありがとうございます。

羽村市には直接動物とふれあうことのできる動物園があります。その羽村市動物公園を舞台にした童話ができあがりました。

童話のタイトルは、『童話のどうぶつえん』。作者は、羽村市在住の児童文学作家・教育評論家の漆原智良先生です。アリス館より9月30日付けで発刊されます。もう書店には並んでいるところもあるそうです。

童話の部屋を作ったり、小学校の通学路として園内を解放したりと、実際に取り組んできた内容を童話作品として表されました。

羽村市のことを多くの方に知っていただく貴重な機会となります。漆原先生は以前にも『小さな動物公園のアイデア園長』というノンフィクション作品を学研より発表されておられます。どうぞ読んでみて下さい。きっと羽村動物公園に来たくなりますよ。

3日間にわたる特別委員会が閉会しました。平成22年度に実施した多くの事業に対し、調査・審査して議会として、認定する委員会です。

調査なくして発言なし。これまで、この言葉をモットーに議会に臨んできました。さらなる研鑽と努力でもって、次の戦いに挑んでまいりたいと思います。

本日の委員会の冒頭、昨日の台風による被害報告がありました。各部課からの最終報告はこれからですが、予想を遥かに超える被害に驚きました。

近年少なかった強風による被害が多かったようです。昨日私も何カ所かで確認しましたが、大きな樹木も相当数倒れたとの報告でした。

今後は風に対する備えも必要であることがわかりました。行政というより、一人ひとりの心がけや具体的な取り組みが大切になってきます。今回の最終被害報告を踏まえた対応が望まれるところです。

対応された、職員、消防団の皆さま、本当にご苦労さまでした。

サイト管理者
羽村市 石居尚郎
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