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バックナンバー 2011年 1月

今日は羽村第二中学校で研究発表会が開催され、私も参加させていただきました。少し早目に出向き、休憩時間中の生徒の様子も拝見しました。給食が終わった直後で、廊下や教室で談笑する姿があり、多くの生徒たちが元気よく挨拶してくれました。

本日の研究主題は、「互いによさを認め合い、心豊かな思いやりのある生徒の育成」で、平成21年・22年と東京都教育委員会の人権尊重教育推進校として取り組んできた研究発表会でした。道徳授業の中で人権についてそれぞれの学年が取り組んでいました。

中学生といえば子どもから大人へと心身ともに急激に発達する時期です。不安定な時期を「魔の14歳」と表現するほどです。それでも成長していく生徒を、大きな心で「希望の14歳」と見ながら見守り、指導していくことが大切でしょう。このような生徒達と接する先生方も、真剣勝負の毎日でしょう。どんな大変なことがあっても未来を担うのは、間違いなく目の前の生徒です。「中学生頑張れ!先生頑張れ!」と心から祈る一日となりました。

羽村市では町内会独自で文化祭を開催している地域があります。地域により特色は様々ですが、地域のみんなでそれぞれの作品を持ち合って展示するものです。写真、竹細工、編み物、油絵など個性あふれる作品がでています。地域によっては昔の地図や写真を展示しているところもあります。文化祭を通して地域の文化交流を図ろうとの目的で開催されています。今日も地域の文化祭に参加してきました。鑑賞後、お茶をいただきながら座談の場。肩の力を抜いて気さくな対話。出展作品を見た後だけに心も軽くなっているのでしょう。ご準備された実行委員会の皆さま、本当にありがとうございました。

寅さんと言えば、渥美清の『男はつらいよ』シリーズ。高校生の時より大好きで全作品を制覇したもでした。最近はしばらくご無沙汰でいたところを、書店で寅さんのDVDに出合ったのです。先日、書店に立ち寄った時もそうでした。どうも気になるのです。

フーテンの寅さんこと、車寅次郎がマドンナに恋をしてふられるという、お決まりの人情物語。日本のなつかしい風景にも出会えます。その美しい映像の中に、人と人との心の交流が単純でありながら温かく描かれています。今なお多くの人を引きつける寅さんの魅力。そこには、失ってはならない大切なものがあるのでしょう。しばらくの間、ゆっくり見ることはできないでしょうが、多くの皆さまから温かな励ましを、日々戴いています。感謝感謝の毎日です。私も一人でも多くの方に真心の励ましを贈っていける生き方をしていきたい、そんなことを思いながら、書店を後にしました。

買い物難民。何とも響きの悪い言葉です。一昨年、読売新聞に連載され、反響を呼びました。大型店舗が郊外にできるなどして、近くの商店が閉店して買い物に困難をきたす人々のことを買い物難民と呼んでいます。その数は、600万人とも700万人とも言われております。昨年の6月議会でこの問題を取り上げました。買い物に困っている方々から相談を受けての質問でした。当初羽村市も買い物に困難を感じる方が多くおられるとの認識を、あまりもっておりませんでした。しかしながら6月議会でこの問題を取り上げた後、たくさんの反響をいただきました。驚いたのは、店舗が近くにあっても買い物に行きづらい方々がいるという事実でした。早急に対応が急がれる問題として、先月の12月議会でも取り上げさせていただきました。高齢化が進み、しかも一人暮らしの高齢者数も増え続けています。10年後を考えると肌寒くなります。今日も高齢者の方と懇談をしましたが、その方も買い物に苦労をされておられました。生活の基本が崩れ始めているとの危機感を感じます。近隣の日野市でも新たな試みが始まりました。羽村市の地域力が問われる問題です。私なりにさらなる努力を重ねてまいりたい。

午前は小さなお子様をもつお母さん方との懇談会。子育て支援や女性の健康サポートなどお話しさせていただきました。いくつかの相談もいただきました。多くの子ども達にかこまれてこちらも幸せな気持ちになり、エネルギーをいただいたようです。

政治の目的は、母と子が幸せに暮らせる社会にすることにあると思います。この素朴なことができにくい社会をどう変革するか。私自身の挑戦はづづきます。

今日は、会派で3月議会に向けての打ち合わせを行いました。これまで何度か議論を重ねてきました。今何をすべきか。質問すべき項目はたくさん挙げられます。羽村市議会の一般質問は一人質疑を含めて最大60分。会派の人数は3人だから合計180分だ。挙げられた項目をすべてやろうとすると、たったこれだけの時間ではとても足りません。ですから議題に取り上げられた項目から絞り込んでいくことになります。それぞれが議員として市民相談を受け、現場の声に真剣に耳を傾けてきたから、いつも議論は白熱です。そうして私たちの3月議会の質問が決まっていきます。さらに調査研究を重ねていきます。何よりも市民の声が第一だ。

本日午後、都議会に赴き、東京都の来年度予算についで学んできました。羽村市の予算編成にも大きく影響を与える東京都予算。さらに精読して3月議会に備えたいと思います。明日は会派で一般質問や予算の打ち合わせです。多くの市民相談をいただいています。少しでも多く皆さんにお応えできる来年度予算となるよう、全力を尽くしてまいります。3月議会に猛ダッシュ!

引き続き学校公開があり、午前中は地元の小学校におじゃましました。ひと教室づづ見てまわりましたが、以前と比較して各教室の授業雰囲気が実に落ち着き、安定しているように感じられました。保護者の皆さまともお話しましたが、同じことを感じているようでした。どうしてなんでしょうと話あってみると、どうやら音読の成果ではないかということになりました。この小学校ではずいぶん前から、しっかりと声に出して読むことを実践させていました。家でも毎日何回も同じ文章を読む。学校でも発表する。先生に評価され、ほめてもらう。そうするとまたやる気がでる。こういった積み重ねで学力も向上し、さらに頑張るという好循環があるのではないかという話になりました。学校図書館も充実し、休み時間などでは図書館は児童で溢れかえっています。教師と図書館司書との連携で工夫のある授業も大きな要因でしょう。また読み聞かせの地域ボランティアの方の活躍も見逃せません。

「読書の大切さ、重要さ」をこれまで議会の中でも何度も取り上げてきました。これからも本が大好きな羽村っ子を育成するためにがんばります。

今日はうれしい出会いがありました。動物虐待や放置に対して草の根運動をされている方との出会いです。 動物愛護に関して共感できたことがうれしかったのです。これまで公明党は、動物を大切にする社会こそ、命を大切にする社会との思いで取り組んできました。日本ではペットが行方不明になると、遺失物として届け出ることが多いそうです。動物は命であり「もの」ではありません。環境省の調査によると年間28万匹の犬や猫が殺処分されています。無責任な飼い主の虐待や飼育放棄が後をたちません。しかし動物には不思議な力が秘めれていると思います。会話しなかった高齢者の方が犬を飼うことによって明るくなったり、心を閉ざしていた子どもの心が開いたり等皆さんの周りにもこのようなお話はあるのではないでしょうか。

犬や猫が嫌いな人もいます。大好きな人もいます。それでもお互いを理解しながら共存できる地域社会を目指してまいりたいと議会でも取り上げてきました。私どもが受ける犬や猫に関する市民相談も様々です。個々の現実と向き合いながら、動物との共生社会を目指してまいりたい。

昨日・今日と市内の公立小学校で学校公開・書写展、家庭教育セミナーが開催され、各学校を訪問し最後は、東小学校で開かれたセミナーに参加しました。

小学校教室の前に展示されている書き初め

午後は第13回目となる羽村市地域教育シンポジウムに参加。このシンポジウムは毎年テーマを決め、子どもと大人がそのテーマについて語り合うというものです。今回は「きまりごと」がテーマで中学生から提案があったと聞きました。毎年恒例の羽村第一中学校の演劇部による寸劇もユーモアある見事なものでした。教育分野で活動してきた私にとって、児童・生徒・保護者と直接会い、小中学校・幼稚園・保育園と教育現場を見ることを常に心がけてまいりました。現場発の教育改革を目指し、よりよき羽村の教育のため、さらに走ってまいります。

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羽村市 石居尚郎
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