Archive for 2013年 6月
参考人招致
昨日、総務文教委員会が開催され、5件の付託議案や陳情の審査と、執行部からの報告事項に対する質疑などを行いました。
特に議論したのは、陳情「上府公民館の新設について」で、公民館設置の在りかたや、予算措置、自治公民館との関連など、やりとりに多くの時間をついやしました。
同様の内容で市長陳情も行われており、「早い時期の建設」との回答がされており、基本的には議会側もその方向にとの意見がありましたが、より詳しい調査が必要との判断で、後日、陳情者を参考人招致することとなりました。
報告事項のなかでは、東部統合小学校の建設概要も示され、玄関は東西2カ所、校庭は芝生化、体育館には災害用備蓄倉庫も設置される計画などの説明がありました。
平成27年4月開校予定です。
見直しながら継続を
昨日、一般質問四日目、最終日のトップで質問しました。
通告した大きな項目は4点で、始めに「浜田那賀方式自治区制度の市長の想い」ということで質問しました。
この点は一昨日、他の議員から同様の、合併後10年以降も自治区制度を継続すべきかどうか質問があり、市長も概略答えられましたが、「継続すべきかどうか」を、確認の意味で伺いました。
長い答弁ではありましたが、「見直しをしながら継続を願う」との内容で、今後の自治区制度議論の、大きな重みになる発言と感じました。
2点目は「持続可能なデマンド交通について」で、路線バスには停留所まで歩いて行けないため利用できず、かといってタクシーでは利用料が高くつくということで、その中間に位置する「デマンド(乗合)交通」の機能が重要な政策になってきます。
集落調査によると、将来移動に不安を持っておられる高齢者は非常に多く、その対策をこの10年間で作らなくてならない結果もでております。
そこで、先進事例を紹介しながら、コスト面を考慮し、一般タクシーを活用した持続可能なデマンド交通の取組みなど提案しました。
3点目は「高齢者のごみ排出」についてで、特に強調したかったのは、一定の条件がある「戸別収集」の対象にはならず、業者に頼むほどの大量のごみではなく、困っておられる高齢者の方々へ、民間を活用したごみの排出ができないかというものでした。
4点目は、のびのびになっている「子育て支援センター」の改築で、限界がきている施設なのに、なぜ改築計画がのびているのかなど質問しました。
議会終了後、配りものをしながら、夜はある集会で「政治学習」の担当で話をしました。
今期限りで引退
昨日、宇津市長が今期限りでの引退を表明されました。
一般質問2人目の道下議員の市長の進退の質問に答えられたもので、多くのマスコミが早くから構えられているなかでの表明でした。
市長は、合併後2期4年間を含め17年間市長として歩んできた総括のあと、「今期限りで引退をします」と発言があり、ただ残念なのは、今期就任直後に発生した県立女子大生の事件が、いまだ解決していないことをあげられました。
その後の休憩中は多くの記者が「ぶらさがり取材」をしていました。
これで、今後、後継の動きがあわただしくなるものと思いますが、合併10年後から極めて厳しくなる財政状況のなかを、どう舵をとっていくのか、次期市長には厳しい決断の連続だと思います。
通せんぼから・・・
昨日、質問の資料収集のため、弥栄町田野原集落を訪ねました。
以前、耕作放棄地の調査かなにかで、おじゃましたお宅を尋ねる予定でしたが、目的地にもう少しのところで、伐採したての木が通せんぼしておりました。
やむなく車を降り、その作業をしていた住民の方と立ち話しとなりました。
その方は、下田野原町内の町内会長、鳥落さんで、初対面でしたが立ち話しからイスに腰掛けての長話しとなりました。
ごみの排出やデマンドの利用状況など、市の状況を説明しながら、いろいろご意見も伺うなかで、すっかり打ち解けた感じとなり、「今度の集落の会合にぜひ来てほしい」と要望され、「勉強のために」と伺うことを約束し、別れました。
とても気さくで、飾らずいろんな話をしてくださり、「通せんぼ」のおかげで、思わぬ展開になりました。