西公民館のサークル文化展では、作品展示と芸能発表を拝見。
陽気が良かったこともあり、多くの方が来場されていました。
この文化展は今回で49回目。
毎回、地元の皆様と公民館の職員さんによって、まさに”手作り”で運営されています。
そんな温かな雰囲気が、多くの人を惹きつけるのだと思います。
その後は、きりゅう暮らしセミナーに参加。
会場の旧曽我織物工場(桐生が誇るノコギリ屋根工場です!)において、テレビ朝日で放送された『イチから住 ~前略、移住しました~』の企画で桐生市と縁を結ばれた、女優の藤田朋子さんをはじめ、老舗企業、新規起業、ギャラリー運営、テキスタイルデザイナーさんによるトークセッションが展開され、
桐生の「人」「空気」「時間の流れ」が織りなす、「モノづくりにおける 『高いクオリティ』と『質感』」についてなど、それぞれの熱い想いが語られました。
これから、まだまだ魅力的なイベント等が目白押しです。
ぜひ、”まち” に出てみて下さい!
きっと、”新たな発見” があると思いますよ。
ぐんま・さいたま 公共空間活用リレーシンポジウム
【 公共空間 × これからの暮らし 】に参加させて頂きました。
・「群馬県の公共空間活用とリノベーションまちづくり」
と題したミニレクチャー
・群馬県内、そしてさいたま市の事例報告
・これらを手がけられた皆様によるトークセッション
といった、非常に内容の濃いシンポジウムでした。
(ご案内下さった群馬県庁の職員さんに心から感謝です!)
その中で一つだけお伝えしたいこととして、前述の事例報告の中で、群馬県内各地で開催
(桐生市でも10月5日に新川公園を活用した取組みを実施)されているbase on the GREENのコンセプトを下記させて頂きます。
「これからは未曾有の人口減少社会。
税収が減り、空き家などの遊休不動産がどんどん増えていく中で、地域を経営していかなければなりません。
これまでとは意識を変え、公と民が連携して公共空間をフルに活用し、利益を生み出しながら地域が発展していくモデルケースを県内各地でつくれないか?
base on the Green project は、私たちの手で、私たちの未来をつくる壮大な社会実験です」。
空き家や公共空間といった “今あるもの” の活用と、
雇用やまちなかの空洞化などの “地域課題の解決” を「掛け合わせ」ながら、
公共性と経済合理性を両立させるための官と民の連携のあり方、すなわち、
「真の公民連携」について、その必要性を改めて痛感させられました。
私自身、これまでも桐生市に対して、民間主導の公民連携の必要性と、
それをバックアップするための公共側の人材育成や体制づくりの強化など訴えてきましたが、
本日のシンポジウムを契機に、更なる推進に取り組まねば!と決意させて頂きました。
「にいさとFOREST MUSIC – 森の音楽祭 – 」に伺いました。
子どもたちによる力強い太鼓演奏、大人顔負けの凛々しい剣舞、吹奏楽、更には、地元出身のアーティストによるパフォーマンスといった多彩な顔ぶれ。
県立ぐんま昆虫の森を舞台に、主催者である新里商工会さんを中心に、地元の皆様の ”手作り” で歴史を刻んできたこの音楽祭は、今回で7回目を迎え、名実ともに桐生市が誇る文化芸術イベントとなりました。
私は思います!
文化芸術という概念は目には見えませんが、
郷土の誇りとして、お一人お一人の心に刻まれ、
さらに文化芸術によって、人と人、そして社会は結びついていくのだと。
このイベントに携われた全ての皆様に心から感謝申し上げます。
桐生市新川公園を舞台に行われた、
公民連携型社会実験「base on the GREEN@KIRYU」に伺いました。
雨にも関わらず、多くの方が足を運んでいました。
これまでの公園は、公共が税金でつくって税金で維持するという前提があるために、
管理という名の下での公平性や公共性が重視され、結果的に使用に関する制約が多くなってしまっていました。
また、お金についても、それらは「コスト」であり、それをいかに抑えるかということを中心に運営がなされてきたように感じます。
それに対して、今回の取り組みは、
公園を含む公共資産に対する従来の発想を転換し
→ 公と民が連携して公共空間をフルに活用し、
→ 民間が経済活動によって新たな価値や利益を生み出し、
→ それらを公共に還元し、
→ 最終的には地域が発展していく、
というコンセプトに基づいていることが大きなポイントです!
私自身、人口減少の進行によって公共資産の管理・運営が益々厳しくなっていく桐生市の将来を見据え、
新たな公民連携の必要性を議会質問等でうったえ続けて参りましたが、今回の様なプロジェクトを契機に、
真の意味での公と民の連携が加速することを心から願っております。
初の取り組みを成し遂げた、
実行委員会の皆様の熱意に、心から敬意を表します。