平成29年第一回定例会一般質問の動画が録画配信されました。
質問テーマと内容は以下の通りです。
<質問テーマと項目>
○ 福祉避難所の充実に向けて
1 福祉避難所の実情と今後の指定拡大について
2 市民への周知の必要性
3 福祉避難所への受け入れ要件と市指定避難所への福祉避難所スペースの設置
4 福祉避難所運営の手引き(マニュアル)について
5 協力事業者との連携と訓練の実施
○ 市民の移動手段に関するニーズとタクシー利用へのサポート
1 市民の移動手段に関するニーズについて
2 市民ニーズを踏まえた、タクシー利用へのサポート事業の構築による市民の移動手段の確保
最初の項目にある「福祉避難所」とは、災害時に一般の避難所において、避難所生活が困難な高齢者や障がいのある人など、何らかの特別な配慮を必要とする方が避難する施設のことです。
私自身、東日本大震災の後にお身体の不自由な方からいただいた不安の声を基に、平成24年3月議会において、桐生市議会では初めて福祉避難所のことを取り上げて以来、設置の必要性やその充実をうったえてきました。
今回の質問では、市当局のご尽力と事業所さんの多大なるご協力により、着実に指定拡大が進んでいる経緯と実状を踏まえ、
市民の皆様への周知の必要性、
需要に対して収容能力が不足してしまう事態を想定し、既存の避難所にも福祉避難所と同様のサポートができるようなスペースを設けることの必要性、
市民の皆様と協働で運営しなければならない避難所運営のマニュアル整備、情報共有の必要性、
協力事業所さんや地元住民などを含めた訓練実施の必要性
について、提案をさせて頂きました。
また、2つ目の項目では、
高齢化が進む桐生市において、既存の路線バス事業(おりひめバス)だけではカバーしきれない、市民の移動に関する需要(ニーズ)にお応えすべく、
これまでの福祉的観点にとらわれず、「市民の移動手段を確保する!」という交通政策として、
お買い物や通院などにタクシーを利用しなければならないような市民を応援できるような制度の実現を
強く要望させて頂きました。
この提案は、多くの市民との対話の中でその必要性を痛感したことを基に、これまで継続的に提案をしてきている政策です。
実現に向けてこれからもしっかりと取り組んで参ります。
http://www.otv.ne.jp/~kiryucity_council/recording/2017/mar/0315/0315_07.html