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DSC_5121昨日は市民相談対応の後、終日ご挨拶回り。先日、神奈川県内で「ドローン」が活躍し始めている様子をご紹介しましたが、自治体が町おこしのためにドローンの学校を作るとの読売新聞の記事を目にしました。ご紹介します。

「岡山県和気町は、小型無人機「ドローン」の操縦者養成スクールを誘致し、運営会社と地域経済の活性化などに関する包括連携協定を結んだ。

 スクールは10月に開校予定。同町では、雇用の拡大や、受講者の滞在による経済効果など「空の産業革命」とも呼ばれるドローンを活用した町おこしに期待を寄せている。

 スクールを運営するのは、東京のコンサルティング会社が8月に同町に設立した「Future Dimension Drone Institute」(FDDI)。

 FDDIによると、業界管理団体の一つ、一般社団法人「日本UAS産業振興協議会」(JUIDA)が認定する操縦士の資格を取得できるコースを設け、毎月第1週と第4週にそれぞれ開講。ドローンの実技講習は和気ドーム(和気町益原)などで行い、座学はドームに隣接する施設の会議室を使う。

 操縦士資格コース(4日間、税別31万9000円)をはじめ、安全運航管理者資格も取得するコース(5日間、同38万9000円)と、両資格を取得し、さらに測量講習も受ける「測量入門コース」(5日間、同39万8000円)の3種類あり、定員は全コース合わせて月間で計20人の予定。宿泊先には、ドーム近くの町営「和気鵜飼谷うがいだに温泉」を紹介する。

DSC_5326 包括連携協定は、ドローンの特性を生かし、地域の安全・安心の確保や災害時の支援、町民サービスにも触れており、ドームの使用料金は、営利目的の場合は町民(一般利用)の5倍となるが、スクールの利用時は町民並みに抑える。また、町民の場合は同社が受講料を5万円割り引くという。

 FDDIの草加好弘社長は同町出身。4日に同町役場で行われた協定の調印式では、「ドローン市場は限りない可能性を秘めている。操縦者の育成だけでなく、地元の雇用拡大や収入増にもつながる。新たな地方創生モデルの確立に寄与したい」と故郷への思いを語り、大森直徳町長も「大きな経済効果を生み出し、地域の活性化にもつながる」と話した。

 国土交通省航空局は9月1日付で、所定の要件を満たしているとして、ドローンの操縦技能講習を行う91の民間団体と、JUIDAなど講習団体を指導・管理する9団体を同局のホームページで公表している。」

大きく広がるドローンの利用可能性。他方、様々な点から心配の声もあります。安全に利用できる環境づくりは喫緊の課題だと思います。

DSC_5331昨日は朝一番から中区での会合。動物愛護フェスタ、交通局関連イベント等の後、夜は顧問をさせて頂いている地元青葉区女子サッカー関連の会合へ。人とのつながりが人生を豊かにするなと改めて感じたひと時でした。

サッカーワールドカップ・ロシア大会出場を決めた日本代表。海外で活躍する選手たちが代表を技術的、肉体的、そして精神的に支えてるなと感じることがあります。先日、日経新聞の三浦知良選手の連載「サッカー人として」が掲載していました。

「1997年のちょうど今ごろ、今思えば自分でも異様なまでの気持ちの高ぶりがあったことを覚えている。僕は日本代表として静岡県の御殿場でキャンプに臨んでいた。ワールドカップ(W杯)最終予選、ウズベキスタンとの国立競技場での決戦が迫っていた。

 武者震い、というものだろうか。平常心でやればいい、今までしてきたことを出せばいい――。そんなレベルは振り切ってしまう心の震えというか。自分はエース。「俺が決めねばダメだ」。一生懸命やれば、の一言ではとても割り切れないプレッシャーがあった。

DSC_5334 不思議なもんでね。それが大観衆の国立のピッチに立つと、スッと心が落ち着いていく。移動の車中や控室での方が「勝たなきゃいけない」「ゴールをどう取るんだ」「負けたらどうしよう」と色々考えて。ところが通路を渡りピッチへと踏み出せば、理由は分からずとも自信が湧いてくる。大歓声を、自分の力として受け止めることができる。

 たぶん、今の代表のみんなも似た感覚をたどっているのだと思う。僕らの「習性」なのかもしれないね。

 ホームの大一番、思いを巡らせる理由は一人ひとりにあるだろう。誰もが緊張に襲われる。怖くもなる。でも怖さと向き合うのは日本で戦う相手も同じでね。

 ある意味でW杯予選は本大会より“面白い”かもね。本戦はお祭りの空気もあって、ぎすぎすするほどではない。けれども予選は隣国のライバルと火花散らすわけだ。しかも生きるか死ぬか、天国か地獄か、という局面に必ず立たされる。

 「日本には負けたくない」「何とかオーストラリアだけには」「南米一は俺たちだ」。どうしても互いの昔からの歴史、国民感情がその一戦に織り込まれる。ペレかマラドーナかという対決は、ネイマールかメッシかという新たな物語へ置き換えられていく。何層にも重なり、それだけに激しく、緊迫もする。だから胸躍る瞬間もやってくる。

DSC_5347 巡り巡る大勝負で求められるのは何か。「ノン・テン・セグレード」とブラジルの人は言う。体と心をいい状態に、いい準備をする。特別な秘訣(セグレード)などはない。そう心からスッと思えるなら、少なくとも乗り越える準備はできているんだ。」

なるほどなと思います。スポーツに限らず、その直前までに「やれるだけのことはやった」「最高の準備をした」かどうか。それが冷静さ生むのだろうと思います。

DSC_5283昨日は本会議で議案の採決が行われた後、昨年度の税の使われ方を審議する決算特別委員会が設置されました。来週から議論が展開されます。

先の本会議におきまして、我が党の安西英俊議員(港南区)が、地域療育センター充実と増え続ける発達障害児への対応について取り上げました。我が党として、これまでも横浜市における乳幼児期からの早期支援を担う地域療育センターの充実を求めてきましたが、増え続ける発達障害児に対するサポート不足について質問。林市長は「診療枠を増やすとともに、センターの相談場所拡充や親子が集まる広場事業を全市で行うなど、保護者の不安軽減と早期支援に努める」「他都市の取組みも参考にし、効果的な仕組みを検討する」と答弁。引き続き、早期に適切な支援が受けられ、社会参加がしやすくなるよう取組みを進めます。

また、国においても長年にわたり公明党のリードで発達障害児などの教育環境改善が進められてきましたが、このほど「通級指導」を高校でも制度化することになりました。公明新聞が記事にしていましたのでご紹介します。

「発達障がいなどのある児童・生徒が学習・生活上の困難の改善や克服へ、通常学級に通いながら別室で授業を受ける「通級指導」について、文部科学省は2018年度から、高校の教育課程に加える。これまでは、小・中学校のみだったが、ニーズの高まりを踏まえた公明党の主張を受け、高校でも制度化される。初年度となる18年度は、国のモデル事業で試行している23校を含め、「約40都道府県で導入が検討されている」(文科省特別支援教育課)という。

これに伴い、同省の18年度予算概算要求では、高校での通級指導の体制整備に向け、研修事業の充実などが盛り込まれている。

通級指導を受けている児童・生徒数は年々増加し、16年度は公立小・中学校合わせて、10年前の約2.4倍に当たる計9万8311人に上る。義務教育終了後のほぼ全ての子どもが高校へ進学している一方で、支援が必要な子どもは、特別支援学校の高等部などに進学しない限り、困難の改善・克服に向けたサポートを受けながら高校で学ぶのは難しい。

公明党は、高校での「通級指導」の制度化に向けて、浜田昌良参院議員が11年2月提出の質問主意書で、「将来の制度化に向けた検討、モデル校等を活用した実践的な研究を始める必要がある」と訴え、政府から「検討していきたい」との答弁を引き出すとともに、党文部科学部会が積極的に推進してきた。

その結果、文科省は14年度からモデル事業を実施し、その成果も踏まえて、16年12月、高校での通級指導を制度化するための省令などの改正を行った。

これらが施行される来年4月に向けて文科省は同年1月、教育委員会の担当者や教職員に対する説明会を実施する。来年度以降は、担当教員に対し、発達障がいへの理解や通常学級の担任との連携のあり方などに関する研修を進める。

公明党の浮島智子文科部会長(衆院議員)は、「ようやく実現した今回の制度化を契機に、全国各地の高校で通級指導を始める動きが広がるよう、地方議員とも連携して取り組みたい」と述べている。」

誰もが安心して学べる環境を創ること。とても大切な仕事だと思いますし、これからも取り組みを進めて参ります。

DSC_5277昨日は市民相談対応の後、ご挨拶まわりへ。以前、老人会の皆さんからご相談いただきました、すすきの団地周辺の街路樹の根上対策が進んでいます。

「解散するのか」「なぜ今なの?」等々ありますが、「首相にしかわかりません」「時となれば頑張るしかありません」と申し上げています。色々ありますが、励ましの言葉を頂くと元気が出ます。

先日、日経新聞が養命酒製造が行った調査結果を紹介していました。

「働き盛りの男女の5割超が、上司から浴びせられた一言によって疲れを倍増させられているという実態が、薬用酒メーカー、養命酒製造が実施した「ビジネスパーソンの疲れの実態に関する調査」で浮かび上がった。

 調査は今年6月、都内で働く20~59歳の男女千人を対象に実施した。

 19のせりふを示し、上司から言われて疲れが倍増したものを複数回答で尋ねたところ、「常識でしょ(当たり前でしょ)」が最多の13.6%だった。「そんなこともできないの?」が12.6%、「前にも言ったよね?」が12%で続き、50.5%の人が19のせりふのいずれかを選んだ。

 養命酒製造は「頼りたい時に突き放されたり、嫌みのような形で追い詰められたりした時に、より疲れを感じる傾向がある」と分析している。」

「当たり前」の反対語は「ありがとう」。感謝しながら走ります。

DSC_5289昨日は市民相談対応の後、市役所で決算特別委員会関連打合せ等々。国会の動きが激しくなってきました。

今夏に読み返したオースティンの「高慢と偏見」。先日、公明新聞コラム「北斗七星」が取り上げていました。

「英国に留学経験のある夏目漱石が絶賛した同国の作家にジェイン・オースティンがいる。今秋発行予定の英ポンド紙幣の肖像画にも採用される国民的作家である。漱石が最大級に評価したのは、彼女が手掛ける人間描写の卓越ぶりだった。

オースティンの代表作に「高慢と偏見」がある。今月、NHKEテレ「100分de名著」で取り上げている。タイトルが気に掛かり、手に取ってみた。

女主人公エリザベスと大富豪のダーシー。身分の差を乗り越え、すれ違う二人は最終的にハッピーエンドとなる。偏見から遠ざけていたエリザベスと、高慢だったダーシーを結び付けたものは何か。

答えは、計略も打算もないエリザベスが投げ掛けた一言。階級的にはジェントルマンかもしれないが、人間としては敬われるべき人ではないとの直言が、ダーシーに自身の高慢さを気付かせた。この出来事をきっかけに、ダーシーは自身を省みたところが小説のミソである。

作品が世に出たのは1811年。2世紀ほど前ではあるが、人間の心理は時を隔てても変わらない。今も多くの人々から支持される理由がストンとのみ込めた。

この人は本気なのか、それとも上っ面でその場をやり過ごそうとしているのか。このところ、お高い人ほど心に響かない発言が多い気がしてならない。」

純真な心で誠実に伝えたエリザベス。「直言」を受け止めることができたダーシーも立派。時代や背景異なれど、リーダーに求められるものがここにあるなと思いました。

DSC_5306昨日は9月24日に投開票日を迎える、箱根町議選、真鶴町議選の応援へ。先輩方が獅子奮迅の戦いをされていました。これまでの行動、実績を見れば、それこそが最高の準備であり、大勝利は間違いないと信じたいですが、厳しい選挙戦です。

高齢化が横浜の先を行く両町。先日、日経新聞「がん社会を診る」に東京大学病院の中川恵一准教授が「治療の地域格差」について記載されていました。

「がんや脳卒中などの医療を地域で完結させる「2次医療圏」は都道府県ごとに3~21、全国では344カ所あります。がんについては、この2次医療圏に原則1カ所以上の「がん診療連携拠点病院」を設置して、どこに住んでいても格差のない治療が受けられるような体制を整備してきました。

 しかし、地域間の格差が想像以上に大きいことが明らかになっています。2次医療圏ごとに「がん標準化死亡比」を算出した調査で大きな差が見られたのです。標準化死亡比とは、全国値を100としたときの地域の死亡の度合いを示す数値で、年齢調整死亡率と同じく、地域ごとの年齢構成の違いも考慮したものです。

 男性で最も数値が高かったのは青森県の「津軽地域」で全国平均より23%も高い123.4。最も低い長野県の「飯伊」の77.6より45.8ポイントも高くなっています。東京では、隅田川近辺の「区東部」(墨田区、江東区、江戸川区)、「区東北」(荒川区、足立区、葛飾区)などの値が高くなっています。

DSC_5309 8つの2次医療圏を持つ大阪府は東京以上に対策が必要です。標準化死亡比をみると男性では8医療圏、女性でも6医療圏がワースト50位に入っています。

 大阪市は1つの市で医療圏となる大都市ですが、女性の標準化死亡比は全国ワースト2位の117.2、男性ではワースト7位の120.1です。特に大阪市は「超過死亡数」が際立って多いという問題があります。これは、その地域の死亡の度合いが全国並みならば死亡しなかったはずの人数で、大阪市は人口が多いため膨らんでいます。

 大阪市の男性の超過死亡数は4091人ですが、全国の男性の超過死亡数のなんと12%以上を大阪市が占めています。大阪市は喫煙率が高く、検診受診率が低いという問題があります。

 肺がんの標準化死亡比は、男性では全国平均の1.3倍、女性では1.4倍です。肝臓がんの原因の8割を占めるC型肝炎ウイルスの感染者も多く、肝臓がんの死亡比では男女とも全国平均の1.5倍に上ります。

 大阪市にはがん対策をより積極的に進めてもらいたいと思います。」

さらなる安心の真鶴町、箱根町へ。最後の最後まで走る抜くのみです。

DSC_5298昨日は終日区内で市民相談対応。空き家のごみ問題、公共施設周辺の雑草処理問題、施設入所中のご主人の今後のことなど、現場には様々な声があります。議会も現場もやるべき仕事は山ほどあります。「働かねば」です。

先日、認定NPO法人「フローレンス」代表の駒崎弘樹氏のインタビューを目にしました。日本初の「共済型・訪問型」の病児保育を開始。待機児童問題解決のための保育園、障害児保育園の開設。また、厚生労働省「イクメンプロジェクト」座長として活躍されている同氏。

 Q:昨今、「働き方改革」が盛んに言われ、各種制度は整い始めたが、「肝心なマインドが変わっていない」と指摘。自らが実践してきた「働き方革命」とは、どのように違うのだろうか。
  
 A:「僕自身、13年前にNPOを立ち上げた当初は、1日16時間も働いていました。経営者がそうだと従業員も長時間労働となり、結果、次々と職場を去っていく事態に直面しました。また、別の職場で働く知人が長時間労働で体調を崩し、自死の寸前まで追い込まれたことにもショックを受けました。

 そこでまず、僕自らが生き方を見直し、工夫をして8時間労働・定時退社に挑戦。すると意外なことが起きました。家では少なかった家族との会話が増え、家事や育児にも、楽しんで取り組めるようになり、また子どものつながりなどを通して、地域や友人との交流も深まりました。さらに自身の成長のために学びの時間を持ち、仕事以外の部分でも地域や社会のために貢献できるようになると、人生が充実して仕事にもよい影響がありました。今ではそういった働き方が従業員にも浸透しています。

DSC_5302 そもそも「働く」には、「傍を楽にする」という意味があるとされます。また江戸時代の「働く」を意味する言葉には「お金を稼いで生活する」ための「かせぎ」と、地域や共同体のために貢献する「つとめ」の二つがあったといわれます。

 現在のように「働く」ことを賃金を得るための労働とだけ捉えるなら、「働き方改革」は表面的なものになってしまいます。そうではなくて人生を豊かにする「働き方革命」という視点に立てば、仕事以外の家庭や地域を含めた社会全般との向き合い方の本質的な変革につながるのではないかと思います。」

その後も続くわけですが、「働く」の意味。私は「まだわかってなかったな」と感じた次第です。

DSC_5292昨日は台風の影響で各地で予定していた市政報告会が中止に。只、鉄町内会で行われた敬老の日のをお祝いする会合には参加することができました。100名を超える60歳以上の皆さんが集い、歌あり、踊りあり、にぎやかなひと時でした。

会の冒頭、青葉警察署の生活安全課の課長、係長が「振り込め詐欺」「オレオレ詐欺」等の現状報告と注意喚起がありました。今年に入り、神奈川県内で発生した件数は、8月末時点で1300件。昨年のそれを8月時点で超えている現状。今年の被害額は20億円。その内、青葉区は20件発生。被害額はなんと1億4千万円。青葉区の人口は県内の3%ですが、被害額は7%を占めています。警察の方が「この中で電話があった人は?」と尋ねたところ、1/3以上の方が挙手。青葉区が狙われています。他方、対策も進められていて、高額振り込みをしようとしている高齢者に声をかけるようすることで、昨年は区内で30件の詐欺事件を未然に防ぐことができたとのこと。高齢者を狙う、卑劣な犯行を絶対に許すことができません。  

昨日の公明新聞コラム「座標軸」が敬老の日について取り上げていました。

DSC_5291「町内会で毎年恒例の清掃活動。作業を終え、いつものように公園の一角に集合し、役員が挨拶。「実は、妻が認知症になりまして、、、、」・老夫婦2人世帯。奥さんの状況を参加者に伝え、協力を求めた。他人事とは思えず聞き入る。

認知症高齢者は2012年で推計約462万人。団塊の世代が75歳以上になる25年に700万人前後へ急増するという。千葉県の人口約625万人を上回る。

根治薬が開発されないと、社会的影響がさらに深刻になる恐れがある。当面の課題のひとつが認知症による徘徊への対応だ。本人の命にかかわるだけでなく、鉄道の運休などをもたらす事故にもなりかねない。

昨年の行方不明者のうち、認知症か、その疑いのあるのは1万5432人。前年に比べ26%も増えている。残念なことに昨年中191人の所在が確認できなかった。早期発見を目指し、全国の自治体や警察は、衛星利用測位システム(GPS)を使うなど多彩な対策を実施。

徘徊ちゅうの事故で高額の損害賠償を求められる場合に備え、民間保険の活用に踏み切る自治体も出てきた。まずは、近隣住民で”見守り”を心掛けるところから始めたい。

明日は敬老の日。認知症になっても、安心して暮らせる地域にしたい。」

横浜市でも、徘徊可能性のある方やそのご家族へとの連携や、ITを活用した早期発見につなげるための取り組み検討が進められています。本人も、家族も。地域も安心の横浜市となるよう引き続き取り組んで参ります。

DSC_5202昨日は広報紙関連打ち合わせの後、市民相談対応。午後から3か所で市政報告。最近読んだ本のひとつに「9プリンシプルズ」(伊藤穣一 他著 早川書房)があります。読みごたえがありました。

テーマは、「権威より創発」「プッシュよりプル」「地図よりコンパス」「安全よりリスク」「従うより不服従」「理論より実践」「能力より多様性」「強さより回復力」「モノよりシステム」。これまでの社会を作り支えてきたものが、今や通用しなくなっている事実を示しながら、どうあるべきかを深い分析のもとに示しています。自分の周りを思いつつ「確かにその通り」と感じる点が多々ありました。マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボ所長の同氏は、私と同じ京都の出身で、同じ学年の51歳。人には長所短所あるじゃないかと思いつつ、人間ここまで違うのかと感心します。

先日、日経新聞「池上彰の大岡山通信 若者たちへ(146)」のコーナーで「卒業後こそ勉強の正念場」との記事が掲載されていました。ここでは池上氏が同著を使って教育されている様子が書かれていました。ご紹介します。

「1980年代の日経新聞の広告に、「諸君。学校出たら、勉強しよう。」という強烈な文章がありました。電車の中で見て、思わず「うまい!」と心の中で快哉(かいさい)を叫んだものです。

 ここには、学生時代にはあまり勉強していなかったんでしょ、という皮肉が感じられます。多くの学生や社会人が、思わずうなずいたのではないでしょうか。

 私も大学を出た後、自分が学生時代にいかに勉強をしていなかったかを痛感。その後、自分なりに勉強してきました。社会に出てからこそが、勉強の正念場なのです。

 そんな気持ちを東京工業大学の卒業生たちにも持ち続けてもらおうと、この夏から、私の教え子たちを中心にして、読書会を始めました。

 お盆で東京の都心がガラガラになった日に、貸会議室を借りて読書会を開きました。選んだのは、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボの伊藤穣一所長とジェフ・ハウ客員研究員の共著『9プリンシプルズ』(早川書房)です。

 目まぐるしく変化する現代にあって、将来を見通すには、9つの原理を知る必要がある、という内容です。

 参加者は私以外に9人。私の講義を受けたことのない卒業生も加わりました。大学院に進んだ者、メディアや中央官庁、地方自治体に就職した者など。進路はいろいろですが、そこはさすが“東工大生”。9人を3人ずつ3グループに分け、各グループが各章を分担して議論。グループの代表者が議論の内容を発表すると、司会がホワイトボードに項目を書き出していく、というシステマチックな運営です。

 私の学生時代は、経済学や哲学の本を題材に、文章を1行1行読んでは意味について解釈し、それぞれの解釈にもとづいて議論する、という方法をとっていました。わずか1杯のコーヒーで長時間粘ったものです。

 当時は学園紛争(人によっては学園闘争)の真っ最中。ストライキで授業のない日々でしたから、読書会の時間はたっぷりありました。それぞれの勝手な解釈を基に口角泡を飛ばすような議論をしたものです。

 議論は時に感情的になり、今回のように、冷静に合理的に進めていくというものではありませんでした。うーむ、いかにも理系だなあと感心しました。

 読書会参加者のひとりは、「この本は要するにMITメディアラボの宣伝ですね」という辛辣な感想を述べていました。参加者の中には、メディアラボを実際に見た者も多く、イメージを抱きやすかったのでしょう。

 その一方で、読書会終了後、「内容が難しかったです」と自供する参加者もいました。大学時代、読解力を要する難解な書籍に取り組む経験があまりなかったのでしょう。私は思わず、「だからこそ、こういう本を読んで、自分の能力に負荷をかけることが必要なんだ」と答えました。社会に出て仕事の合間に難解な本を読むのは困難が伴うけれど、自分に負荷をかけ続けることで、自己の成長につながるのです。」

英語の原題は「Whiplash」むち打ち症の意。むち打ち症になってしまうほどの急速度で変化する社会とのスピード感覚の表現。副題には「加速する未来を生き延びるために」とのこと。

「過去数百年にわたり人類は未来予測となると、絶望的な記録を積み重ねてきた。それどころか、専門家たちや未来研究者たちは最悪の記録保持者たちで、無作為選択よりも成績が悪い。」「最も高速な未来のひとつの特徴は「ルール」といった硬直的なものすべてを破壊してしまうこと」「本書が単に非対称性や不確実性、複雑性という条件を観察するだけのところから、それについてどうするかという処方箋をだすところへと方向転換する。知らないのは構わない。じつは無知を認めることが、将来の出来事を予測するというますます無駄な目標のために資源を支出するより戦略的な優位性を持つ時代に今や突入しているのだ。」

激動に時代にあって、変化に耐えうるメンタルと行動について示した著作。とても示唆に富む内容でした。よろしければどうぞ。

DSC_5237昨日は区役所での打ち合わせの後、地元2か所で市政報告。その後、市役所へ向かい決算特別委員会関連他、断続的な打ち合わせ。台風が気になります。

日々、色々なことがあります。昨日もそうです。でも愚痴っても始まらない。自分の心ひとつで開けるときがあります。先日。コラム「名字の言」が記載していました。

「幕末から明治の大名人といわれた講釈師の神田伯山は、名奉行・大岡越前の創作噺「天一坊」で人気を集めた。「伯山は天一坊で蔵を建て」と川柳に詠まれるほどで、80人以上の弟子がいたという。

ある日、外出した伯山が、お供の末弟子に言った。「おい、そばを食おう」。ところが店に入って注文したのは、自分のそば1杯。不審げな弟子に、伯山が一言。「食いたかったら芸を勉強しなよ」。

弟子は家に帰るなり、父に不満をぶつけた。すると父は、師匠の家に向かって両手をつき、感謝を。そして“今は一番下だが早く一人前になれ”という励ましなのだ、と。心を入れかえ稽古に励んだ弟子は後年、先輩たちを追い越し、2代目・神田伯山となった(三遊亭圓生著『浮世に言い忘れたこと』小学館文庫)。

師の言動を恨んだままでいたら、後の大成はなかったかもしれない。それが父によって師の深い思いに気付かされ、弟子の心は変わった。出来事そのものは変わらなくても、「捉え方」が変わったことで、未来が開けたのである。

人生には、さまざまな出来事がある。その一つ一つを、どう深く捉えられるか。心が変われば、世界が変わる。」

環境のせいにしない。他人のせいにしない。凡人の私にとっては難しい話でもありますが、これまでの経験からも、「捉え方」ひとつで行動が変わり、環境が変わる。開けるものがあるなと思います。

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