自宅待機「読書」について 4888
昨日は警察、土木事務所、区役所へ。青葉区役所の小出区長は3月末で定年を迎えられます。いつも笑顔で、誠実な振る舞い。周りも動く。街も変わる。青葉区をよりよい街にされたと思います。
その後、地元企業さんからのご相談をお受けしました。新型コロナウイルスの影響による対処について。景気の悪い話が当分続きます。
ところで、昨日は多くの横浜市立中学校で修了式。うちの子どもも久しぶりに制服を着て出ていきました。
長い自宅待機。勉強よりゲームの時間の方が圧倒的に長い我が子。「本でも読めよ」と言うと、返事だけは景気がいい。
先日、コラム「名字の言」が読書について記していました。
「一人静かに楽しむ読書もあれば、本を巡って誰かと語り合う読書もある。年間のべ9000人が参加する日本最大規模の読書会コミュニティーが「猫町俱楽部」。主宰する山本多津也氏は、“本の内容を理解し、自分の考えを他者に伝える「アウトプット」によって、読書という「インプット」が正しく完了する”と強調している。
全国で年200回ほど開かれる読書会では、参加者が感じたことを自由に発言していく。目の前に並ぶ聞き手は、理解できれば“なるほど”とうなずき、分からなければ難しい顔をする。
そうした相手の反応を見ながら言葉を発するうちに、「頭の中に無造作に転がっていた思考のかけらが、パズルのピースのように少しずつはまって、まとまっていく」。つまり読んだ本の内容が「自分の中により深く内在化されていく」という(『読書会入門』幻冬舎新書)
対話にも通じよう。相手に分かってもらいたい一心で、表現を考え、工夫を重ねる。その努力の積み重ねによって、自分自身の思想が磨かれ、言論の力が鍛えられていく」
子どもは自らを映す鏡と言われます。彼は4人目ですが各人各様。親の思い通りになどなるはずもないのは承知していますが、自分が成長しないと子どもは変わらないこともわかるような気がします。