安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「焼き芋の煙」と「きな臭い話」について 4814

未分類 / 2020年1月12日

IMG_9871昨日は地元田奈の町内会の焼き芋会、中恩田のどんど焼きにいざという時の消防団員として参加。その後、しらとり台のどんど焼きに伺った後、新横浜で行われた身体障害者団体、行政書士会の新春の集い。企業へご挨拶に伺った後、青葉区サッカー協会理事会へ。

焼きたての焼き芋のいい香りは歓迎ですが、不幸にして衝突するなどのきな臭い話は困りものです。

日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「紀元前、今のイランにはアケメネス朝ペルシャという国があった。版図はトルコやエジプトまで及んだ。この強国とギリシャの都市国家(ポリス)連合の衝突はペルシャ戦争として知られる。学校で習った人も多かろう。古代ギリシャ社会の転機になったとされている。

ギリシャ軍は重装歩兵の活躍や巧妙な作戦でペルシャの遠征軍を退けたが、勝った後も守りを固めるため出費がかさんだ。盟主アテナイは守備兵など2万人以上を国庫からの支給で養ったとの記録が残る。資金をポリスが出し合う仕組みも設けたが、アテナイが流用し、同盟は崩壊に向かう。勝者も安泰とはいかなかった。

IMG_9884トランプ米大統領も、歴史の教訓を意識したのだろうか。イランによるイラクの米軍駐留基地への攻撃を受けた演説で、報復攻撃には慎重な考えをにじませた。対外政策でも損得勘定が先に立つ同氏のことだ。戦火が広がり泥沼化した場合の、途方もない戦費や米経済が受ける打撃を頭に描いたとしても不思議はあるまい。

米イランの衝突が収束に向かうかはまだ見通せない。両国の緊張を招いたイランの司令官殺害はトランプ氏に中東への長期戦略がない表れとされる。最高指導者の判断力はなお不安の種だ。ペルシャ戦争後のアテナイはペリクレスという有能なリーダーも出たが、扇動政治家が相次ぎ衰退が加速した。それも歴史の教訓だ。」

国民に選ばれた人であるにもかかわらず「最高指導者の判断力はなお不安の種」とは悩ましい話。

その後の一文も意味深長なものを感じる指摘でした。