安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「外電」と「若者」について 4760

未分類 / 2019年11月19日

IMG_8748昨日は市民相談対応、行政関連打ち合わせの後、幼保無償化政策に関する調査活動等。

市民相談ではご高齢の方の声を聞く機会が多い一方、青年層は少ないわけですが、私の20代だった頃とは異なる様々な現状の課題を思うと、次の世代にバトンタッチしていく役割を果たすためにも、青年層の声を聞く機会の重要性を感じます。

先日、日経新聞コラム「春秋」が鋭い指摘をされていました。

「外電によれば」「~と外電は伝えている」。新聞やテレビには、しばしば「外電」という言葉が登場する。海外発のニュースのことだ。もとは「外国電報」の略だから、生まれたのは明治の昔だろう。瞬時に情報が飛びかうデジタル時代に、なぜか命脈を保っている。

昨今「外電」をにぎわすのは、世界のあちこちで沸く若い世代の「怒り」だ。欧米を中心に地球温暖化防止を叫ぶデモが盛り上がり、ニューヨークの国連本部では環境活動家の16歳少女が危機に鈍感な指導者たちを糾弾した。中国の圧力が強まる香港では、3カ月以上にわたって学生たちが中心になった民主化運動が続く。

さてニッポンはと見わたせば、3年前に「18歳選挙権」が導入されたのに若者の投票率は低い。高校生の政治活動も放課後や休日は容認されたはずだが、校則で規制している学校も少なくない。いやそれどころか、茶色い地毛を黒く染めさせたり、下着の色まで指定したりというブラック校則がはびこっている始末である。

世界の若者の行動に、わが国の大人たちも好意的なようだ。しかしそれは、海の向こうの出来事をほほうっと眺めやる感覚と紙一重ではないか。「外電」の話だという気分ではないか。校則や世間の同調圧力に縛られた本邦の若者が立ち上がり、国内ニュースになったとき、にわかに眉をひそめる大人がいるかもしれない。」

「総論賛成、各論反対」があります、現代の日本人は、先人が作ってくれた豊かな時代を過ごしています。感謝の思いは行動で。「地球は未来の子ども達からの借り物」。今は大事、未来はもっと大事、と思います。