安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「結論を急ぐなかれ」について 4612

未分類 / 2019年6月23日

宇治20190613 2昨日は朝から県本部での会議。地元に戻りごあいさつまわり。先日、中学時代からの友人と会いました。彼は創業から450年続くお茶屋の15代目となる男。昔から「跡取りができたら俺の人生の90%は終わり」と言っていた彼。今はもうお互いに20歳を超えた子どもがいますが、その世代の考え方に疑問を感じていました。「すごく単純に考える」「とにかく早く結論を求めて、スッキリとしたがる」等々、確かにそうだなと思いました。多くは時代がそうさせているように感じますが、いいことも、そうでもないことも、色々あります。

先日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「夏休み ハワイ 費用」「梅雨入り 2019 予想」。こんなふうにキーワードを並べて検索し、欲しい情報を見つける。インターネットの普及にともなって、多くの人が覚えたスキルである。それに「あ」と打てば「アマゾン」。検索サイトが先回りもするのだ。

かくして現代人は多分にキーワードを意識して暮らし、ものごとを類型化し、単純化する傾向が強まった――。などと一般化するのもまた気が引けるが、昨今の世の中には危うい反応が少なくない。川崎市多摩区の児童殺傷や、東京都練馬区で元農水事務次官が長男を刺殺したとされる事件がそれを浮かび上がらせている。

川崎では容疑者が、練馬では被害者が引きこもりがちだった。この長男は親にかねて暴力を振るっていた。そんな断片的な情報をもとに、引きこもりと犯罪を結びつける指摘がネットにあふれている。思い悩んだ親が、わが子を手にかけたのだから罪は軽いとの声も聞く。事実がつまびらかでないのに、結論を急ぐなかれ。

飲み会の席などで、昔の歌の名などが思い出せないときに数人がいっせいにスマホに向かうことがある。あ、わかった。そう、このタイトルだ。かつてなら曖昧なまま次の話題に移ったが、ネット社会はすぐに正解を求め、スッキリしようとするわけだ。もっと複雑な、もっと微妙なものがこぼれ落ちていくかもしれない。」

「いま時の若い者は」との枕詞は4000年前のクレオパトラの時代からあるとされていますが、鋭い指摘だなと思います。こうしたことが、昔では考えられなかった不良品の発生や想定外の事故など、「機械任せ」に起因した問題につながっているような気もします。

冒頭の友人とは、お互いに「子育て、もう一息、頑張ろう」ということで再会を約しました。