安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

通学路の安全対策 農道にLEDライト設置について 4547

未分類 / 2019年4月20日

IMG_5680昨日、長年の念願であった地元通学路の安全対策が実現しました。横浜市立田奈小学校とあかね台中学校の学区の中に、田畑があり、その中に、児童生徒が通学等でよく通る400メートルの農道に、農作物に影響のほぼないとされるLEDライトが4基設置されました。状況を見ながら増設の方向。昨日は地元の皆様からもお喜びの声を頂きました。

当該地は11月にもなると16:30にはほぼ真っ暗。交通安全だけでなく不審者が出るなど防犯上の問題も発生。自治会長、PTA会長をはじめ、当初は作物の生育に影響があるかも知れないとされていた農業関係者の方も、ここ数年はその危険性から必要性を訴えられ、歴代の青葉警察署長も当該地の危険性を指摘し、防犯灯などの設置を強く求められてきました。地元の統一された意思が明確となった一昨年から、行政関係者への取り組みを加速させてきた結果、昨日の設置に至った次第です。地元の皆さんはもとより、市民局をはじめ関係各局に感謝です。

下記は昨年末の決算特別委員会における教育委員会関連質疑の内容です。

IMG_5659「次に、学校の防犯対策について伺います。

スクールゾーンや通学路については、各小学校のスクールゾーン対策協議会に関係者が集まり、安全対策が進められています。この協議会は、交通安全対策から出発しているので、交通安全の観点が多いのですが、防犯の視点での声を拾い上げ、対応につなげていくという点において、教育委員会の認識が薄く、十分になされていないと強く感じています。

そして、通学路をはじめ、児童生徒がよく通る道については、安全確保のために、より一層、教育委員会が力を発揮していくべきなのではないでしょうか。

そこで、(1)通学路等についての地域からの防犯対策の議論や要望に対し、教育委員会はより一層関わっていくべきと考えますが、教育長の見解を伺います。

[答弁]

学校が事務局であるスクールゾーン対策協議会で防犯の要望があった場合には、要望先にお伝えし、対応可能なものは、対応していただいております。

また、今年度は、国から「登下校防犯プラン」が示され、それにより、警察、放課後キッズクラブ関係者等と学校・教育委員会が連携して、通学路の防犯の観点からの合同点検を行い、対策について協議いたしました。今後も、関係機関と連携し、通学路等の防犯に努めてまいります。

 IMG_5673 国の動きもあり、今後の教育委員会の動きもわかりますが、全然、足りていません。例えば、私の地元青葉区のケースですが、小学校と中学校の学区の中に、田畑があり、その中に、児童生徒が通学等でよく通る400メートルの農道があります。そこには、防犯灯が全くありません。写真をご覧ください。先日10月7日、夏のように暑かった日の夕方5時半の写真です。今の時期は夕方過ぎると、本当に真っ暗。部活動や習い事から帰宅する児童生徒の中には、不審者により危険な目にあった子もいます。

この道については、防犯上、「暗く危険な道である」との指摘が、ここを学区とする中学校が新設された平成23年以降、小学校のスクールゾーン対策協議会において、毎年、議論に上がってきていました。しかし、防犯灯の灯りによる農作物への影響があることから、農業関係者に配慮し、協議会の中では要望として挙げることは控えてきました。只、ここ数年は不審者の動きや、作物に影響のでない電灯もできていることもあり、「設置してほしい」との声を頂いています。この質問を準備するにあたり、改めて確認したところ、PTA会長も、自治会町内会、農協関係者等の皆さんどなたに伺っても、地域で最も危険で、すぐにでも防犯灯設置などの対策が必要だとされる場所です。

昨年、我が会派の私以外の全15人の議員に呼びかけ、15区、各区の通学路でこのような危険な場所が放置されていないかかどうか調査したところ、このようなひどい場所は確認できませんでした。

また、地元の青葉警察署では、歴代署長が、暗く危険であり、早期に防犯灯設置などの対策をはかるべきとされてきましたが、横浜市の動きはありません。

IMG_5666一方で、所管する市民局に設置について要望を出していますが、常にゼロ回答、1本も設置されません。市民局には市民の声は届かないという認識が、この地域では常識となりつつあります。私は昨年度の市民文化観光消防委員会の委員長をさせて頂いていましたが、この問題をお話しても「できない」とするだけで、動かれませんでした。防犯灯設置は市民局が所管ではありますが、このような道を通る児童生徒の安全確保のため、このような道を放置せず、教育委員会としてももっともっと関わるべきではないでしょうか。

そこで、(2)夜間に暗く危険な通学等でよく通る道への防犯灯設置に関して、教育委員会はもっと深くかかわるべきと考えますが、教育長の見解を伺います。

[答弁]

小学校の放課後キッズクラブ等では、児童だけの帰宅は、日没までに帰宅できるようにしております。それ以降は、保護者のお迎えをお願いしております。

また、中学校の部活動等で遅く帰宅する場合や、小学校でも学校活動で遅く下校する場合、なるべく人通りの多い道をまとまって真っすぐ帰るよう指導しております。

個別の防犯灯の課題については、所管する局に改めて伝えてまいります。」

介護人材不足解消できる? について 4546

未分類 / 2019年4月19日

IMG_5657昨日はごあいさつまわり、市民相談対応の後、市役所へ。手つかずになっていた事務作業等。昼過ぎには「オープントップバス」の出発式。横浜都⼼臨海部において、移動⾃体が楽しく感じられるような多彩な交通サービ スの導⼊を進めていくため検討が続けられてきましたが、京急グループの力を得てスタート。国内外の方々に横浜を楽しんでいただく力になればと思います。

今月から始まった外国人労働者を受け入れる制度のもと、4月14日、初めて日本国内で新しい在留資格を取得するための試験が行われました。対象14業種のうち、宿泊業の試験が全国7カ所で行われ、日本語での筆記テストと、技能を問う面接が行われました。始まったばかりの制度に、その数が少なかったとか、問題があるとか、一部のマスコミが報じていましたが、煽ることを仕事だと思っているのかも知れません。揶揄したり、不安をあおる前に、目の前の問題を解決することを考えてもらいたいものです。こういうのが日本をダメにしているのだと思います。いずれにしましても、外国からの皆さんには、是非頑張って頂きたいですし、日本を好きになって頂ければと思います。

先日、日経新聞が介護人材の不足解消と外国人材の登用の課題について対話形式で説明していました。

IMG_5651「介護の現場で働く人材の不足が深刻化していると聞いたけど、現状はどうなのかな。介護分野での外国人受け入れ拡大が検討されているようだけど、決め手になるのかな。

介護人材不足の現状や打開策について、海老沢亜希子さん(33)と阿部美香さん(54)が山口聡編集委員に聞いた。

Q どれほど深刻になっているのですか。

A 介護保険制度がスタートした2000年度には介護が必要な高齢者は約218万人でした。これが16年度には622万人に増えています。介護職員数もこの16年間で約55万人から183万人と増えたのですが、まだまだ足りないのが実情です。18年8月時点で1人の求職者に対し何人分の求人があるのかを示す有効求人倍率は、介護分野では約4倍と全職業の1.5倍を大きく上回っています。東京都では約7倍など大都市圏で極端な人手不足となっています。

背景には介護職の待遇の悪さが指摘されています。厚生労働省によると、介護職員の平均月給は全産業平均に比べて10万円近く低くなっています。若い人が就職しても将来展望が開けないなどとして辞めてしまう例も目立ちます。

今後も人口の高齢化に伴い要介護者が増えていき、さらに多くの介護職が必要になります。政府は25年度には全国で今よりも約55万人多い介護人材が必要になると推計しています。これだけの人手をどうやって集めるのかが深刻な問題となっているのです。

Q 政府はどんな対策をとっているのですか。

IMG_5652A まずは介護職員の処遇改善です。政府は09年度以降、数回にわたり介護職員の賃金を引き上げるために財源を手当てしてきました。さらに19年10月の消費増税による財源を使い一層の処遇改善を予定しており、勤続10年以上のベテラン介護士の月給を8万円引き上げられるとしています。しかし実現するためには様々な条件があり、政府が思う通りの賃金アップには必ずしもつながりそうにありません。

介護士を目指す学生への修学資金の貸し付けや幅広い人を対象にした研修の実施など人材の確保・育成策にも力を入れています。専門性を高め、それにつれて給料も上がるキャリアパスを描けるような支援も実施しています。このほか、現場の負担を減らすために介護ロボットを活用することや、ICT(情報通信技術)による作業の効率化、簡素化なども進めています。

Q 外国人材の活用は進んでいるのですか。

A 現時点では08年に始まった経済連携協定(EPA)による受け入れがあります。これまでインドネシア、フィリピン、ベトナムから累計約4300人がこの仕組みで入国していますが、最終的には介護福祉士の資格を取得しないと帰国しなければなりません。資格取得者は今のところ700人余りです。17年からは外国人技能実習制度による介護職の受け入れが始まりましたが、10月末時点で約250人にすぎません。いずれの制度も国際協力などが制度の本来の目的であり、本格的な労働力確保策にはなりません。

Q 今後、外国人材に期待できそうですか。

A 先の国会で労働力としての外国人の受け入れを拡大する改正入管法が成立し、19年4月から新制度が始まります。政府の粗い推計では介護分野は当初5年間で5万~6万人が入国するとしており、業種別では最多です。しかしこれまでにない数の外国人を受け入れて、日本語教育などの環境整備が追いつくのかなど課題が山積しています。

さらにアジアでは先進各国による人材の争奪戦が始まっています。魅力ある職場や生活環境を用意できなければ、日本を選んでもらえないという懸念も強まっています。今のままでは足りない介護職を外国人に頼るのも難しいかもしれません。当面は日本人の人材確保対策の拡充やロボットの活用などによる省力化など考えうるすべての手を打っていく必要がありそうです。同時に要介護者をできるだけ減らすための健康づくり、介護予防対策も求められます。」

先日、横浜に来ているベトナムの方が、「介護職の給与が日本は安すぎる。ドイツへ行く」とテレビのインタビューに答えている姿を目にしました。しっかりと受け止めて、対処すべき問題だと思います。

「紫煙の退潮 得るもの失うもの」について 4545

未分類 / 2019年4月18日

IMG_5649昨日はごあいさつまわり、市民相談対応等々。お昼は都筑区の中華屋に入りましたが、椅子に座ると灰皿が出てきて、今時珍しいなと感じました。たばこをやめて何年か覚えていませんが、結構な時間がたちました。吸わないとなると、他人の煙が気になるもの。最近は飲食店に入ると店内全席禁煙の店が増えたなと思います。

先日、日経新聞「春秋」が記していました。

「昨年のミステリー小説ベスト1を総なめにしたのが英国のホロヴィッツ作「カササギ殺人事件」だ。たくみな構成にページをめくる手が止まらない。「いっしょに一服しましょうか」。探偵役の女性編集者は愛煙家。キーマンが同好の士とわかると、こう近づいていく。

「昔ながらの小道具のおかげで……壁がとりはらわれ、仲間意識が芽生える」と効用を説いた。お話の中ならば、煙も匂いも流れては来ないが、現実はそうもいかない。昨年後半からたばこにいっそう厳しいニュースが相次ぐ。一部のコンビニは東京都内で店頭の灰皿を撤去するらしい。1年半後の五輪をにらんだ動きだ。

関西の大学が今春から入学者に学内では吸わない誓約書を提出させる動きも報じられた。日本たばこ産業は54年間続けた喫煙率調査を昨年分で中止するという。ちなみに変化の大きい男性では1965年で82.3%、昨年は27.8%に減った。先日発表のあった芥川賞と直木賞の選考の会場も今回から禁煙になったという。

服や壁に染み込んだ物質による被害は3次喫煙とも指摘される。たばこの匂いのシャツに、なんて松田聖子の歌にときめいたころもあったっけ。「一服」からの連想でいえば、いにしえの茶人は雲のかかる月やひび割れた茶わんを好み、不完全さにわびの美を見た。紫煙が社会から退潮して、得るもの失うものは何だろう。」

できたら、やめた方がいいなと思います。

「スマホの力」について 4544

未分類 / 2019年4月17日

昨日、田園都市線田奈駅のホームに立つと、ホームドアの設置が進んでいました。まだ工事中で、ドアが閉まらないドアですが、田奈駅と藤が丘駅の工事が進行中。間もなく供用開始。青葉区内で残すは青葉台駅のみとなります。多くの区民の願い、区内全駅へのホームドア設置。税の投入もありますが、東急電鉄さん、頑張って頂いています。

昨日は奈良山公園で行われているNHK朝のラジオ体操の後、ごあいさつまわり。複数の方が選挙期間中の街頭演説を聞いて頂いたようで、「東急スクエアの前で聞いてましたよ。いじめ問題、お願いしますね」など激励していただきました。9日間の選挙戦で街頭でマイクを握った時間は計57時間。いじめ問題と対策についても訴えました。頑張ります。

IMG_5641ところで、ネット社会の進展はいいこともあれば、悪いことも。何事も両面があります。便利なったことと引き換えに、いじめの陰湿の度は増している。速達性の劇的な向上と引き換えに、誤りが取り返しのつかないことになることも。

日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「革命はしばしば「輸出」されるものらしい。古くは1848年のフランス二月革命である。君主制を倒して自由を求める動きは欧州諸国へまたたく間に波及し、いわゆる「諸国民の春」をもたらした。活字メディアしかなかった時代だが、思想は国境を軽く越えたのだ。

現代史のなかでも同じようなケースが少なくない。1989年の東欧革命しかり、2010年にチュニジアから始まった「アラブの春」しかり。かたやキューバのフィデル・カストロ議長や文革さなかの毛沢東主席、イランのイスラム革命の立役者ホメイニ師など、革命を拡散させそうな指導者が緊張を生んだこともある。

革命を唱えながら、もっぱらテロを輸出して回ったのは往年の日本赤軍だ。先週、ニュージーランドで起きた銃乱射事件の容疑者もテロ輸出に躍起だったのだろう。オーストラリア国籍の男は白人至上主義の妄念に憑(つ)かれ、わざわざNZにやって来てモスクを狙った。移民に寛容な、平和な国であえて事を起こしたようだ。

反移民の掲示板に心を高ぶらせ、交流サイト(SNS)で襲撃の模様を生中継する――。今回の凶行もネット抜きには語れない。19世紀にも、あるいは壁新聞の時代にも、思想は千里を走った。ましてやこの時代は憎悪さえ、さらなる猛スピードで輸出されるのだろうか。現代史の「冬」に立ち向かう、勇気と知恵がいる。」

一方、なくてはならない「スマホの力」でもあります。「スマホ納税」を広げる自治体が増えているとのこと。

「スマートフォン(スマホ)決済を税金や国民健康保険料など公金の徴収に活用する自治体が広がっている。自宅に届いた納付書のバーコードをスマホで読み取って支払う。LINEのスマホ決済を導入する自治体は5月までに90を超え、ヤフーは1年で1.8倍に増える。税金の収納率や利便性を高める。政府が進めるキャッシュレス化の進展をにらみ先手を打つ。

LINEはスマホ決済「LINEペイ」を使った公金の支払いを2018年秋に開始した。これまで大阪市や神奈川県などが導入している。ヤフーは同様のサービスを18年4月に開始。採用自治体数は今年5月末までに約180に増え、全国の自治体の1割で利用できる計算だ。楽天も2月にスマホ決済を使った収納事業に参入した。

納税者はコンビニエンスストアや銀行窓口を訪れる手間を省くことができる。導入自治体は支払い手段を多様化させることで収納率の向上を狙うと同時に、督促状送付などのコスト抑制にもつなげる。

コンビニでの公金の収納代行は電算システム(岐阜市)や地銀ネットワークサービス(東京・中央)が高いシェアを持つ。公金や通販代金をコンビニで支払う収納代行の市場規模は11兆円を超えるとの推計もある。」

キャッシュレス。便利になります。でも、何事も両面あることを思うと、「良くなる話」ばかりなのが気になります。

社長たちの群像について 4543

未分類 / 2019年4月16日

IMG_5633昨日は奈良北団地で行われているNHK朝のラジオ体操に参加した後、ごあいさつまわり。途中、行政関連打ち合わせ。

4月1日までに入社式を終えた企業などが殆どかと思います。社長などから新入社員に贈られる言葉には、身の引き締まる思いをするものが少なくありません。そこに至る人というのは、それなりの方々なのだろうと感じます。

先日、日経新聞コラム「大機小機」が「社長たちの群像」と題して記していました。

「この時期になると社長交代の発表が相次ぐ。いわば春の風物詩で、就任記者会見では、前任の社長から「次は君頼むよと言われました」とのコメントが並ぶ。悲壮感のある経営者というよりは「成功したサラリーマンの終着点」を見るようだ。こうして選ばれた社長のOBたちが「この恐るべき同質集団」と呼ばれる経済団体を構成する。その大多数が、男性、日本人、60代で転職経験がない。多様性が決定的に欠けているのだ。この集団は「純粋培養組」と言える。

IMG_5635これに準じるのが「派遣社長」とも言える社長の集団で、年功序列社会の中で近い年次の人物が社長に選ばれると、その周りの「社長候補者」が関連会社や子会社の社長として赴任する。専門性やその会社経営への適性は関係ない。この集団には「社長」の肩書を持ちながら自らを含む主要人事の最終決定権がないという特性がある。派遣元の社長から「君、○○君と交代」と言われると、そこで任を終える。母体組織の継続的影響下にとどまるこの集団は「従属社長組」と言えよう。

最近増えてきているのは、そうした既定路線や所属企業のくびきから離れ、いわば、自らの意思でかつて所属した「藩」から脱して活躍する経営者たちである。それまで長年働いてきた企業グループ以外の会社から社長に招かれ、「プロ経営者」と言われる場合もある。「脱藩浪士組」とでも名付けようか。他国では当たり前の情景だが、エグゼクティブ・サーチ会社によると、日本の企業の役員は「その会社では優秀だが、一歩外に出ると役に立たない人がほとんど」で、こうした人材はまだ希少だそうだ。

そして、言うまでもなく、「起業家社長組」がいる。自ら事業を起こし、大きなリスクを取ってその事業を成功裏に成長させた社長たちである。この集団こそが本物の経営者軍団であり、時代を進めるリーダーたちである。

IMG_5636いま、我が国の産業は米国のGAFAや中国のBATと呼ばれる企業群に大きく後れをとってしまった。我が国の社長は「純粋培養組」と「従属社長組」が多数派であるのに対し、世界で先行する企業群の社長たちは、リスクを恐れない「起業家社長組」か「脱藩浪士組」であることと無関係ではあるまい。」

新たな時代には、新たな人材が必要に。理論や言葉は山ほど見聞きしてきましたが、実践の人が求められます。最近の語気を見ていますと、ボーダーレスが日本人を変え、若い方に強い刺激を与えているのかも知れません。

認知症「身内頼れない」過半数について 4542

未分類 / 2019年4月15日

IMG_5628昨日、統一地方選の後半戦がスタート。伊勢原市議選で2期目に挑戦する中山まゆみ候補の応援へ。中山候補は様々な実績がある中、認知症カフェ設置や介護支援ボランティア制度など高齢者施策にも尽力。社会で高齢者を「守る力」が求められています。

先日、日経新聞が記事にしていました。

「認知症になったとき、家族や親族で介護してくれるのは誰か――。明治安田総合研究所が40~64歳の男女を対象に意識調査をしたところ、未婚者の過半数が「誰もいない」と回答した。担当者は「老後に身内を頼れない未婚者が多いことがうかがえる。今から介護施設への入居を考えている人もいるとみられる」と分析している。

2018年6月、「人生100年時代の生活」をテーマにインターネットで全国調査を実施し、1万2千人の回答を得た。

IMG_5604認知症になった場合、家族や親族で誰が介護をしてくれると思うかを尋ねたところ、結婚経験のない未婚者では男性56.9%、女性54.3%が「誰もいない」と回答。配偶者と離婚や死別をした離別者は「誰もいない」が男性47.3%、女性32.5%だった。

「分からない」との回答も、未婚者、離別者ともに30%前後に上った。」

行政ですべてを守ることはできませんが、支え合う仕組みなどを作ることはできます。JFケネディではありませんが、サービスを受ける側も「何をしてくれるのか」ではすぐに限界が来てしまいます。「お互い様」で支え合う気持ちが大事かと思います。

※「あなたの国があなたのために何ができるかを問わないでほしい。 あなたがあなたの国のために何ができるかを問うてほしい。」(1961年ジョン・F・ケネディが第35代アメリカ合衆国大統領に就任した際の演説)

IMG_5608中山候補の勝利、後半戦の大勝利目指して頑張ります!

ドキドキすることについて 4541

未分類 / 2019年4月14日

IMG_5600昨日はご挨拶回りの後、サッカー協会理事会、県本部での会議等。「選挙の結果を待つときはどんな心境ですか」との問いがありました。「やり切った後なので、時を待つだけの心境です」と答えましたが、「どうかな」と思うこともあります。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が記載していました。

「緊張するとドキドキする。体を興奮させる交感神経が働き、心拍数が増えるからだ。この仕組みは「戦うか逃げるか」の場面、例えばクマに出くわしたときに体をフル稼働させるためにある。人前で話すときなどにドキドキするのは、体がそのストレスをクマと勘違いするから。『スゴイカラダ』(北村昌陽著、日経BP社)で知った。」

IMG_5603スポーツなどでも、「これだけやったのだから結果を待つだけ」と100%の準備は自信と落ち着きを与えるとされます。

ドキドキしない自分になるよう頑張ります。

「令和」の受け止めについて 4540

未分類 / 2019年4月13日

IMG_5595昨日はごあいさつまわり。昨日は天皇皇后両陛下が、青葉区にある「こどもの国」を10回目のご訪問。2年前は5月に「こどもの国開園50周年」を記念してのご来場されました。元は旧日本軍の軍需工場。昭和34年のご成婚を記念し、平和への願いを込めて作られました。青葉区民としては嬉しいことだなと思います。平成から令和へ。

一昨日の会話で新元号「令和」の受け止めについてが話題に。「感じもいいよね」「街が明るくなるきっかけになって欲しいよ」等々。先日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「明治45年(1912年)7月。天皇の危篤を伝える号外を手にした日の夏目漱石の日記だ。「当局の権を恐れ、野次馬の高声を恐れて、当然の営業を休むとせば表向は如何(いか)にも皇室に対して礼篤(あつ)く情深きに似たれどもその実は皇室を恨んで不平を内に蓄うるに異ならず」

IMG_5592日記を要約すると――。夏の風物詩、隅田川の花火を中止した当局の対応は非常識だ。娯楽を禁じても病状は回復しない。営業停止はかえって天皇の徳を傷つける、と批判。返す刀で新聞はしっかりしろ、とバッサリ。さすが当代一の文明人だ。思えば、私たちは昭和の終わりに「自粛」という形で同じことを繰り返した。

翻って、なんとも気軽な世間の新元号の受けとめだ。ツイッターで、飲料や菓子メーカーが「令和」と印字した商品を提供する、との報が拡散された。だまされまい、と疑った。が、本当だった。元号をコミュニケーションや消費の手段として楽しむ。表現や経済活動が萎縮した昭和末期の閉塞感を知る身には隔世の感だ。

天皇の寿命と代替わりを切り分け、社会の混乱を抑えたい。天皇陛下はそんなお気持ちもにじませ、退位が実現する。5月1日の改元の瞬間、どんな光景を目にするのか。東京・渋谷の交差点で若者たちはハイタッチを交わし、盛り上がるのか。漱石先生なら、自粛に身をすくめるより、よほど文明的だと評するだろうか。」

受け止め方は様々あると思いますが、新たなスタート、「前向き」がいいなと思います。

横浜市「外国人材 受入体制強化」について 4539

未分類 / 2019年4月12日

IMG_5303昨日はごあいさつまわり。昨年末の入管法改正に伴い、横浜市へ、青葉区への外国人材の活躍を目にする機会が増えていく見込みですが、問題は受け入れの体制。生活全般、教育、住居、医療等々、後々わかる問題もあると思いますが、今のうちにできる限りの準備が必要です。

先日、タウンニュースが横浜市の今年度予算について記していました。

「法改正により就労条件が緩和され増加が予想される外国人。横浜市では総合的な情報提供や相談を行う新拠点開設などを新規事業に掲げ、外国人の受入環境整備を強化する。一方、日本語教室の多くがボランティアによるもので、その支援強化が求められている。

 中小企業などの人手不足の深刻化を踏まえ、新たな在留資格を目玉とする改正出入国管理法が昨年12月に成立、4月に施行された。これにより介護や農業などの14業種で外国人の就労が認められることになり、一層の増加が見込まれている。

 外国人材の増加を見据え市は昨年11月、国に環境整備の予算的措置を要望。2019年度は国の交付金メニューを活用し5400万円を計上した。

予算額5400万円

 事業の柱には、総合的な情報提供および相談を行う拠点の開設がある。

 (公財)市国際交流協会=西区=内に11言語に対応した専用の窓口を設置。専門スキルを持った人材の配置や多言語音声翻訳システムなどを活用して就職支援なども含む外国人の相談にワンストップで対応する。19年度中の開設予定だ。また、外国人の身近な相談窓口である市内11カ所の国際交流ラウンジ間の連携を強化するため、新拠点がセンター的な役割を担う。

 市は自治会町内会と連携して外国人向けの生活のしおりを作成するなど、地域とのつながりづくりも進める方針だ。

 日本語学習の支援も柱の1つ。市内ではNPOや市民団体が運営する約130の教室があるが、指導内容に基準がなく、学習レベルが異なるのが実態。そのため市は、実態把握をはじめ指導ノウハウを共有して学習レベルの底上げに取り組む。

 学習ボランティアを行う貝藤輝子さんは「日本語の学習支援はボランティアが担っているところが大きい」と指摘。テキストのコピー代や教材は持ち出しや手作りが現状。「学習教材の提供などがあればうれしい」と話す。 市内外国人人口は2月末時点で9万7970人。5年間で約3割増加しており全国で2番目に多い。国籍は多い順に中国・韓国・フィリピン・ベトナム・ネパールと続く。」青葉区ではインドネシアの方も増えています。市内で進められているイスラム教の方への対応もスピードアップが必要と考えます。

「仕事の捉え方」について 4538

未分類 / 2019年4月11日

IMG_5582昨日は青葉区役所で当選証書授与式が行われ、杉原事務長と共に拝受しました。3期目に入る新たな出発。心新たに頑張って参ります。

先日、コラム「名字の言」が記していました。

「新社会人であろう。真新しいスーツに身を包んだ若者の姿が、通勤途中で目に付く。初々しい姿を見ると、こちらも新鮮な気持ちになる。

本年2月時点での大学生の就職内定率は91・9%(厚生労働省発表)。全体的に、仕事に就きやすい状況にあるといえる。しかし、実際に働き始めると理想とのギャップに悩む人も多いのでは。

元伊藤忠商事会長の丹羽宇一郎氏もそうだった。仕事の内容が気に入らず、入社3カ月で辞めようと思った。大学の先生に相談すると、こう言われた。「仕事を全然分かっていない。入り口だけを見て、それがずっと続くと思っているが、そんなことはない。仕事は奥が広くて深いんだ」。以来、職場の先輩の励ましもあって仕事を続けられたと、本紙のインタビューで語っている。

IMG_5579転職が当たり前の今とは状況が違う、と思う人もいるだろう。しかし、ここで重要なのは、仕事の内容というより仕事の捉え方だ。仕事を単なる「生活の手段」ではなく「人間としての成長や喜びを得る場」と捉えてこそ、その価値は広くて深いものとなる。」

新入社員ということではありませんが、心新たに「人間として成長や喜びを得る」仕事と捉え、頑張って参ります。