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公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

大学生の読書時間について 4184

未分類 / 2018年4月22日

IMG_1726昨日は市民相談対応、党掲示板のポスター張替のご挨拶、広報関連打合せ等々。我が家の息子たちを見ていてもわかりますが、大学生の読書時間が減り続けているように感じます。偉そうなことは言えないですが、社会の未来が明るい方向なのか、悪い方向なのかと思うと、悪い方向に進んでいるのではと思います。先日、全国大学生協連の2017年の調査結果が発表されていました。電子書籍を含む大学生の読書時間が1日平均23.6分と5年前の4分の3になったそうです。若者の「本離れ」は止まらず、読書時間ゼロの学生が53.1%と初めての5割超え。読書をする学生に限ると平均読書時間は51.1分と12年より1割長く、読む人と読まない人で二極化が進む実態も浮かんだとのこと。

日経新聞によりますと、調査は17年10~11月、全国30大学の学生約1万人が回答。1日の読書時間がゼロの学生の割合は12年比で18.6ポイントも上昇。文系より理系、男性より女性で多い傾向がみられ、また学年が低いほど多い。1日の読書時間が1時間未満は27.2%、1~2時間は13.0%といずれも減少。2時間以上は5.3%で横ばい。勉強時間も1日49.6分と前年から微減。一方、スマートフォンを使う時間は2時間57分と1割増。

結果を分析した浜嶋幸司・同志社大准教授は「高校段階で本を読まない人が増えている影響が大きい。大学入学後も読書を習慣づける働きかけが必要だ」と指摘されていました。

他方、日経新聞「ニュースのトリセツ」のコーナーでも取り上げ、指摘していました。
 
 「在校生はもちろんですが、これから入学式を迎える新入生もキャンパスにある図書館を活用してはいかがでしょう。最近は、大学の魅力づくりの一環として新施設が増えたり、カフェを併設したりしているケースもあるようです。

 じっくり考えられるのが学生時代の特権。就職活動が本格化していますが、読書を通じて先人の知恵を学び、生き方や働き方のヒントをつかめるかもしれません。「きちんと学んでおけばよかった」。そんな後悔も先輩に共通した悩みです。」

その通りだなと思います。良書よ読んだ経験の蓄積は、目には見えなくとも、人が生きていく上で、良い変化をもたらす力となるのではないかなと思います。