安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「一言の励まし」について 3950

未分類 / 2017年8月30日

DSC_5127昨日は江田駅前での街頭演説の後、市役所で団会議等々。演説していますと、励ましの声と共に、罵声や、批判の声もあります。人それぞれですから自由と言えば自由。しかし、私もひとりの人間ですから、内容によっては、「大人としてはどうかな」「あの人の子どもはどんな感じになるのかな」などと思うこともあります。子どもたちの夏休みが終わり、街も新たなスタートを切っています。

この夏、特別なことはしていませんが、子どもと接する時間は多かったように思います。何気ない子どもとの触れ合いの中で、私自身が親として、子どもの育ちのために振舞ったか、それとも自分勝手に振舞ったか。少し振り返れば「半々だったかな。イマイチだったかな」と反省しつつ、こちらも新たなスタートです。

先日、コラム「名字の言」が、親として、大人として、大事な「何か」を伝えていました。

「大人にとってはささやかな一言でも、感受性豊かな子どもの心には敏感に響く。感謝や期待、共感や信頼の言葉――中でも“励ましの言葉”がどれほど大切か。

ある学校で行われた実験。生徒たちの作文の余白に先生が助言を書き込む。その後、作文の出来とは無関係に、全体を二つに分ける。一方の作文には“コメントを書きました”とだけ記した付箋を、もう一方には“あなたならもっと作文が上手になると思うのでコメントを書きました。期待しています”との付箋を貼った。

結果は、再提出の数に表れた。前者の生徒からは4割だったが、後者の生徒からは8割にも。また後者は前者に比べ、書き直した箇所が2倍ほどあったという。短い言葉であっても、子どもたちの意欲を引き出せることが示された(アンジェラ・ダックワース著、神崎朗子訳『やり抜く力』ダイヤモンド社)。

たった一言の励ましにも、計り知れない力がある。いわんや、心から成長を願う真心の言葉が届かないはずがない。人材育成は、ひとえに育成する側の決意にかかっているといえよう。

子どもの生命は本来、“成長したい”“伸びたい”という息吹にあふれている。大人の側も、時を逃さず、ためらうことなく、真心の励ましを送りたい。」

大事な指摘だなと感じました。私自身が親として、大人として成長するためにも、自分に挑戦することが大事。「進まざるは退転」だなと思います。