安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「がん予防は生活習慣から」について 3857

未分類 / 2017年5月29日

DSC_4128昨日は朝から地元の会合に参加した後、午後から山下公園前の港で開催されたドラゴンボート大会へ。地元・青葉区の方も尽力されているので伺いましたが、香港との連携の中、25年続くこの大会。年々、熱気が上がっています。夜は調布市へ向かい、友人とともに中島よしお都議の時局講演会へ。太田昭宏衆議院議員が応援に駆けつけました。

朝の会合では、開会前にある壮年の方と立ち話。いつもの明るい笑顔でしたが、がんと闘っている状況、がん検診で見つかったこと、高額医療費助成制度の有難さなどを語ってくださいました。早期発見ですし、まだまだ若い。早期回復を祈るばかりです。一方、目立ちはしませんが、わが身に当てはめて、一人に寄り添う、公明党が進めているがん対策に間違いはなかったと改めて感じた次第です。

先日、日経新聞「がん社会を診る」に東京大学病院の中川恵一准教授が「がん予防は生活習慣から」と題して記載されていました。

「がんで命を落とさないためには、まずはがんにならないことが一番です。がんの原因については、生活習慣が最大約3分の2を占めるといわれていますが、完全な生活習慣病とは言えません。

 DSC_4127どんなに優等生のような生活をしていても、がんにかかることはありますし、その逆もまたしかりです。ただ、「聖人君子」とヘビースモーカーを比べた場合には、がんになるリスクは雲泥の差があります。発がんリスクは日々の暮らしの中でかなりコントロールできるのです。

 特に、喫煙はがんの原因の3分の1を占める最大のリスク要因です。この世からたばこが無くなれば、男性のがんの3~4割が消滅します。たばこの包装には「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります」という言葉がありますが、実際にはほとんどのがんを増やすので、この文章は誤解を与えます。ヘビースモーカーが肺がんの検査ばかりして他のがんで命を落とす例は数知れません。

 受動喫煙でも肺がんは3割も増えることが分かっています。私はもちろん、たばこを吸いません。自分はともかく、他人に危害をもたらすからです。「間接飲酒」が存在しないお酒は大好きですが、アルコールが「百薬の長」なのは1合くらいまで。2合以上になれば、肝臓がん、大腸がん、食道がん、ノドのがんなどのリスクを高めます。

 特に、顔が赤くなりながら深酒をするのは要注意です。これにたばこが加わるともっと危険で、赤くなって3合以上飲み、同時に喫煙するような人は食道がんのリスクが30倍以上にもなるというデータがあります。なお、熱い飲食物は食道がんのリスクを高めますから、猫舌くらいがちょうどよいかもしれません。

 運動不足、肥満、野菜・果物不足もがんを増やす可能性があります。糖尿病になるとがん全体では2割、膵(すい)がんや肝臓がんは2倍にまで発症リスクを高めます。

 クルマの運転にたとえるなら、生活習慣は安全運転に相当します。そして、シートベルトにあたるのが早期発見です。がんはよほど進行しないかぎり症状を出さない病気ですから、早期発見のカギは定期的ながん検診と言えます。生活習慣とがん検診の「二段構え」が特効薬なのです。」

私も二段構えでいきたいと思います。