タンポポについて 3825
昨日は朝から横浜港の大桟橋へ。秋篠宮殿下、妃殿下をお迎えして、平成29年全国都市緑化祭の記念式典。午後から市役所で団会議の後、地元に戻って会議。花いっぱいの横浜。花も色々。美しさも様々。人も同じ。
先日のコラム「名字の言」が心に残りました。
「人通りが少ない路傍にタンポポを見つけた。誰もが見上げる華やかな桜に負けまいと、足元で懸命に“春の到来”を告げている一輪の花がいとおしい。
タンポポはアスファルトの隙間や崖など、あらゆる場所でかれんな姿を見せる。その秘密は地中深く伸ばした「根」にある。長いものでは、1メートルに達するものもあるという。花が咲いた後の綿毛は風に乗り、土さえあれば、その場所に根をおろし、再び花を咲かせていく。
タンポポの英語名は「ダンデライオン」。語源はフランス語で、“ライオンの歯”という意味だ。ギザギザの葉が、それに似ていることから付けられたという。仏典では百獣の王であるライオンを「師子」と名付けている。「師子」を思わせるたくましさこそ、タンポポの特徴なのかもしれない。(中略)
華やかな場所でなくとも、誰が見ていなくとも、凜と咲く小さな花。その姿は、“たくましく生き抜け”と、私たちに呼び掛けているようだ。」
こうでありたいな、と思いました。