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バックナンバー 2017年 3月

DSC_2690昨日は団視察のため福岡県庁を訪問。今回の視察は「子どもの支援」がテーマ。福祉労働部の方から説明頂き、質疑応答。

同県では、平成28年3月に策定した「福岡県子どもの貧困対策推進計画」に基づき、全庁挙げて、あらゆる施策を総動員し、市町村をはじめとする関係機関や団体等と密接に連携を図りながら、地域を挙げて、貧困の連鎖を断ち切るために取り組んでいるとのこと。101の事業を展開。

その取り組みのひとつとして、昨年6月から貧困状態にある子や保護者の相談に一元的に対応する「子ども支援オフィス」を県内4カ所(各事務所2名)に開設。スタッフは教員経験者。ワンストップ型。相談者への最適なサポート方法を盛り込んだ個別支援計画を作成し、貧困状態からの脱却を後押ししている。

関係機関との子ども支援調整会議を通じて、支援計画を共有、連携し、一人に寄り添いながら支援を実施。例えば、子どもの学力に問題がある場合は、子どもの学習支援事業につなぐ。学校の入学準備金がない場合、各種公的貸付制度につなぐ。相談世帯の情報を情報提供し、状況によっては一緒に各種窓口に行くということもしている。これを都心部、郡部もれなく県市で各地域をカバー。

支援終結後も、子どもが成人するまで、定期的に状況を確認し、いつでも相談に対応できる体制を整え、貧困の連鎖防止を図る取り組みをしていました。とにかく、行政側が待つのではなく、行政から声をかけるという点がポイントかと思います。

この事業は、「グリーンコープ生活協同組合ふくおか」に委託。32町村を4つのエリアに分け、それぞれの交通利便性を考慮し、4か所に窓口を設置。

こうした取り組みにおいて、国が示している標準のアセスメントシート(チェックシート)を使うことが多いが、生活困窮世帯向けになっている。ただ、子ども向けになっていないことから、子ども支援オフィスを立ちあげる際、福岡県は、子どもの日々の生活習慣等の項目を追加し、それにもとづき相談員がチェックしながら、必要な支援を行うということをしている。

質疑応答では多岐にわたるやりとり。メモです。

子どもたちの置かれている状況への「気づき」をどうするか。ひとりを支援する際に、各種支援機関の考え方がそれぞれある中、縦割りの弊害があるという話もありました。

伴走する、コーディネートするところがしっかりやらないと、「措置」で終わってしまう。生きる力をどうするか。横浜でも、理念や想像力はあるが、いかに具体に進めていくか。地域力をはぐくむ福祉をいかに作っていくか。同県においてそこまでの取り組みにはなっていない模様。

事業概要に「子ども支援オフィスではアウトリーチ(訪問支援)を積極的に活用している」との文言があるが、実際にアウトリーチの状況はどうなのか、質問。それはしていないとのこと。「何かあったら電話ください」ということになっている。困っている人を掘り起こすようなことをしていない。各地で何かあったら役場に来る。

人員、体制の状況から難しいこともあるかと思うが、どれだけの子どもたちが救われてきたか。事業効果に測定についても質問。現在、分析中とのこと。知事からも強く言われている。各種給付や保険料の減免等、知らない人が多く、その対応をして改善したことについてまとめているところ。実態をあぶりだして、今後に生かしていこうとしている。

貧困対策はすそ野が広い。総合窓口を行ってきたが、総合と言いながら窓口は分かれている。しかし、貧困はあらゆる人に共通するもの。幅広な窓口になっていると感じている。

子どもをペットのような扱いをするなど、びっくりするような親もいる。どうしていくのか。行政としてどこまでできるのか。悩みは深い。

何でもかんでも、すべて行政でするということはできないわけですが、どこまでやるかという、ある程度の線引きをして、わかりやすく示していくことは必要なんだろうと思います。

人や機能などの地域差のある中、行政としての役割のあり方、評価の基準等々、横浜、佐賀、福岡、「どこまでやるか」の違いも感じた視察でした。

_20170329_161038昨日は団視察で佐賀県へ。様々な困難を抱える子どもや若者の社会参加を支援している「佐賀県子ども・若者総合相談センター」を訪問。横浜市でも「若者サーポートステーション」などを通して、ひきこもり状態にあったり、中々社会になじめない方への支援、就労へのサポートを行っていますが、佐賀県のそれは一味違います。同センターのような通常の支援機関の中に、NPO法人「スチューデント・サポート・フェイス(S.S.F)」が入り機能していること。その代表理事の谷口仁史氏に説明、質疑応答等して頂きました。40歳の青年が、体を張って社会を支えています。圧倒的な忍耐力、集中力、突破力。そして、他者を思う慈悲の心。以前から会ってみたい方でした。

昨日は「孤独の中で極限の状態に追い込まれる子ども」のリアルな現状説明から始まり、入り口段階から出口段階まで県全体のサポートをしている状況の説明。そして、現状の課題や仕組みの問題点など。

学校に行けない、仕事が続かない、将来に希望が持てない。不安や困難を抱え自分のための一歩が踏み出せない若者達。同NPOは「出かける」「つながる」「はぐくむ」をキーワードにさまざまな活動で子ども・若者をサポートされています。

1年半ほど前、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に、同法人の谷口代表が登場。私も見ていて感動しました。「どんな境遇の子どもも見捨てない」という流儀を、身をもって実践。もちろん、チームとして、佐賀県の若者サポート機能の力の一つとして活躍されているわけですが、とにかく「人と会う」ことへの執念、人を信じる力がすごいです。

ポイントの一つは、「1人で出来ることの限界を、謙虚に認める」姿勢。若者が抱える悩みや苦しみは多岐にわたり、命に関わる深刻な問題も少なくない。そのため、同NPOは専門性を持つさまざまな職種の人々が集い、協力し合って支援を推進。スタッフは、臨床心理士や社会福祉士、キャリアコンサルタントのほか、元教師など様々。相談者の若者1人に対して、スタッフの中から最適な人材を選び出し、必ず複数のチーム体制で支援にあたるようにしされています。それぞれの立場で培った専門的な知見を組み合わせることで、若者が抱えるさまざまな困難を解消していくというもの。

DSC_3514もう一つのポイントは、「連携」の姿勢。人の若者やその家族を支援するには、家庭生活や学校生活、就労先など多面的に支えていく必要があり、同NPOだけでは支えることは困難。同NPOは、学校や児童相談所、地域の事業所など実に1,000を超える関係機関との連携しながら、タイミングを逃さず、適切なサポートの手を入れているということ。これらは、言葉でいうことは簡単ですが、実際に実行するとなると、相当なレベルになります。

加えて、同NPOの活動を支える「人材育成」の取り組み。とにかくモチベーションとスキルがとても高い。一人の力が、これほどまでに多くの人々を変えるのかということにも感動しました。

その他のメモ。

DSC_3521「家庭教師方式(関与継続型)の専門的なアウトリーチ」訪問支援、アウトリーチによる掘り起こし。従来の公的支援では対応困難で孤立する若者へのアプローチ。来ることを待つ対策では本来の支援はできない。縦割りの問題は大きい。社会参加・自立まで責任をもって見届けられる体制が必要。この不備の穴を埋める作業をやっている。こうした施策の財源を持つ国は、現場の生の情報を理解すべきだと思います。

また、本人支援だけでは限界があり、環境に対するアプローチも重要。1担当者、1機関、1分野の支援には限界があることがわかる。伴走型、アウトリーチが重要。全国的もこうはできていない現状がある。縦割りを突破するため、各種資格をもつチームで対応。

拒絶感・警戒感を持った若者にどのようにアプローチするか?→相対的要素、経緯を含めた多面的・多角的分析を行っている。「どうせわかってくれない」と思っている相手の心を開くにはどうするか。本人の価値観に合わせていく取り組みが必要。

いくつか質問させて頂きました。 

1.社会が求めているが、行政ではできない、取り組みをしている。連携の難しさ、行政に求めることは何か?

A:行政の安定性、民間の柔軟性のシナジー効果が大事。しかし、関係各課がもっている権限が小さい。公明党が保育の方向が充実していることはとてもいいこと。

総合相談窓口とはいってもマンパワー問題ありすぎ。総合相談窓口を統合するくらいの考え方を持たないと人を救えない。

重複排除の論理は問題。今のサポステは、従来のサポステではない現状がある。就労に至るまでのプロセスを評価する仕組み排除されている。引きこもり状態の人が就職することと、単に就職が難しい人が就職するというのは、同じ就職でも中身が違う。引きこもりが排除されてしまう国の動き。そして、何かあるとすぐに予算削除に動く。財源の問題。連携領域にいかに投資して、統合していくか。行革は良いことだが、中身がどうか。

2.縦割りではない、困っている子供たちに受け入れられるための取り組み、なぜここまでできるのか?テレビでもご友人のことの紹介はあったが、力の源はなにか?

3.人材育成

「戦略的人材育成」社会問題の解決の過程で人材を作る事業を進めている。文書だけではなく、映像を使って研修を行っていると、若者も早期に人材になっていく。教育員会と一緒にできれば、大きく社会は変わるきっかけになると考える。選抜研修制度を充実させている。

学校や行政は費用の面からも数多くのバリバリの専門家を採用するようなことはできないが、学生など家庭教師のように日常的に家庭に入っていける人を学校現場に入れて、育てることが大変いい仕組み、取り組みになると考える。キャリアとして認められるようにしていければよりよい。県教委採用とNPO採用で、教員採用の際の活動配点で差が出ていたが、昨年から一緒になった。認められてきた。大学、教育委員会、NPOで一緒に仕組みを作っていくところ。一人の不登校を立ち直らせることのできない人に、どれだけの課題解決ができるか。

また横浜市の取り組みについての感想も伺いました。

「横浜市は最初から民間を上手に使われている。行政マンがバランスを考えて、いい取り組みしていると感じている。成果指標の問題 (チェックしたい) 「横浜市はうらやましい」とのこと。大都市は富裕層がいるので、NPOも行政に頼らなくてもやっていける。連携したがらないこともある。行政と連携すると顧客の奪い合いになる。地域性の違いもある。選ぶ側は、現場をよく見て、考えて、決めてほしい

その他、国の制度上の問題点、佐賀県の頑張り等々、多岐にわたるお話も伺い、学ぶことができました。今後に生かして参ります。

DSC_3344昨日は、終日市役所を拠点に出入りの多い一日。まだ寒いですが、春の日差しになってきました。

WBCは感動の連続でしたが、いよいよプロ野球が31日に開幕します。横浜市役所前にある横浜公園には、横浜スタジアムがあります。都市緑化フェアが始まった横浜。まだまだこれからですが、スタジアムのまわりにもたくさんの花が咲いています。

先日、コラム「名字の言」が納得の指摘をしていました。

「各チームとも、レギュラー陣の活躍とともに、新戦力の台頭に期待が集まる。プロ球団に選ばれた選手たちだ。入団当初の実力差は紙一重。では、何によって差が生じるのか。

監督時代、名称といわれた解説者の野村克也氏によると、その決めては「感性」という。感じ力が優れている選手は、相手の動き、試合の流れなど、わずかな変化でも気付き、対応する。修正能力にたけ、同じ失敗を繰り返さない。だから伸びる。

この「感性」をはかるのに、実は氏が最も重視したのは「親を大事にしているかどうか」だった。恩人への感謝。それこそが「感じる心の根っこ」であると(『師弟』講談社共著)」

いい話だなと感じました。人を見るときに、「親を大事にしているかどうか」を見る。わかるような気がします。

球春到来です。

DSC_3488昨日、第106回看護師国家試験の合格発表があり、出願者数 63,043人、受験者数 62,534人、合格者数 55,367人、合格率  88.5%。創価大学看護学部1期生は75名全員が合格。これは結構大変なことのようです。よって、わが子も合格。ようやく就職できるということになりました。みな同じ条件ですが、厚生労働省に言いたいのは、卒業してから合否がわかるというのは精神衛生上よくないということで、何とかならないでしょうかということ。それこそ、「忖度(そんたく)」してもらいたいとことです。

昨日、横浜環状北西線のトンネルを掘るシールドマシン発進式が、緑が丘中学校近くの現場で行われ参加しました。横浜市の長年の念願。いよいよです。

横浜環状北西線は、東名高速道路(横浜青葉インターチェンジ)と第三京浜道路 (港北インターチェンジ)を結ぶ、延長約7.1kmの自動車専用道路。北西線が完成すると、今月3月18日に開通した「きたせん」と一体となり、東名高速道路から横浜港までが直結され、横浜市北西部と横浜都心・湾岸エリアとの連絡強化等が図られます。

全長約7.1kmの北西線は、緑区北八朔町~都筑区東方町までの約4.1kmがトンネルでそのうち約3.9kmはシールドマシンで掘り進めるとのこと。1日20メートル掘っていくそうです。

DSC_3495北西線の事業期間は平成33年度までとしていますが、東京2020オリンピック・パラリンピックまでの開通を目指しています。

現在、横浜の南北を結ぶ幹線道路は国道16号のみ。北西線~きたせんの完成は、横浜での渋滞解消のみならず、首都圏全体への経済効果、防災減災対策などの大きな効果が見込まれています。

早期完成を願ってます。

DSC_3462昨日は朝に地元での会合に参加した後、新横浜で行われた自民党・福田峰之衆議院議員のパーティへ。稀勢の里、頑張りました。感動しました。

今日、3月27日から米ニューヨークの国連本部で「核兵器禁止条約」の制定交渉が始まります。これに先立ち、横浜市会として、3月24日に「核兵器のない世界の実現を強く求める決議」を全会一致で可決しました。

公明新聞からです。「横浜市会は24日の本会議で、「核兵器のない世界の実現を強く求める決議」を全会一致で可決した。決議文では、核兵器禁止条約の交渉会議に核兵器廃絶を求める市民の願いを届け、被爆地の広島市や長崎市と連携し、若い世代への平和教育を推進することなどが盛り込まれている。

同決議は、今月16日の国際・経済・港湾委員会で、公明党議員から提案され、委員会提案として本会議に送られた。党横浜市議団は他会派との合意形成に尽力するなど、一貫して決議可決を主導した。決議文は英訳され、米ニューヨークの国連本部で27日から開催される核兵器禁止条約の交渉会議に送付される。」

DSC_3465そして、市会での議決の翌日、時を同じくして、日本政府は27日に米ニューヨークの国連本部で始まる「核兵器禁止条約」の制定交渉に参加する方針を固めまたと毎日新聞が報じました。複数の政府関係者が明らかにしたとのこと。流れがあります。

同記事は次のように記しています。

「日本は昨年10月、核兵器を非合法化して廃絶を目指す同条約に反対し、被爆者から批判が上がった。反対の立場は維持するが、核保有国と非核保有国の建設的な議論につなげるため、交渉には参加する。

 岸田文雄外相は24日の記者会見で「日本が出席したなら我が国の立場をしっかり伝えていくべきだ」と語り、核保有国も参加して実効的な核軍縮を進める必要性を強調した。

 日本と共に反対した米国は欠席する方向だが、政府関係者は「日本は唯一の被爆国かつ中立国で、核保有国の米国とは立場が違う」と語る。政府は参加の意向を既に米政府に伝えた。日本は同条約を巡り、昨年10月の委員会決議と12月の国連総会で反対したのに続き、今年2月の準備会合も欠席していた。」

DSC_3467核保有国が参加しない会議。また、現況における賛成・反対の立場はあるものの、参加して核軍縮を主張するというのは意味があると思います。

核廃絶に向け、世界平和に向けて、国連交渉における日本の役割を大いに期待しています。

DSC_3458昨日、第33回全国都市緑化よこはまフェアの開会式が、横浜港の大桟橋で行われ、『歴史と未来の横浜・花と緑の物語』をテーマに美しい花と緑豊かなまち横浜の実現を目指す、72日間のフェアがすたーとしました。先日は郊外部会場の「里山ガーデン」をご紹介しましたが、昨日は都心臨海部会場の「みなとガーデン」でもオープン。両ガーデンで来場者数500万人を想定しています。晴れやかで、賑やかな、春にふさわしい緑の祭典です。 

ところで、お祝い事にはお酒がつきもの。昨日はそれはありませんが、新春集いなどは連日続くことがあります。アルコールは人並みですが、日本酒はあまり口にしないものの、「これはうまい!」というのはわかります。

先日、公明新聞日曜版コラム「座標軸」が、「獺祭」を取り上げていました。

「人気ナンバーワンを誇り、世界に進出する日本酒「獺祭」。山口県の山奥・獺越(おそごえ)という地で醸され、安倍首相がオバマ大統領(当時)に送ったことでも知られる。こうなるまでには酒造りの常識を覆す取り組みがあった。

DSC_3447まず杜氏と蔵人がいない。若い社員のみで純米大吟醸を造る。二割三分という究極の精米歩合。空調設備で建物ごと温度・湿度を徹底管理し通年醸造を実現。仕上げの上槽(原酒と酒粕に分ける作業)には遠心分離システムを導入した。こうした最新技術と同時に、洗米や麹造りなど繊細さや厳密さを必要とする作業は人の手で行う。

そして「造りたいから造るという以上に、それを買ってくれるから造る」(扶桑社新書「獺祭」)と。消費者あっての商品。自己満足だけでなく「消費者は何を求めているか」を問い続ける営為の積み重ねである。」

この後、公明党の聞く力への期待についての記述で締めくくられていました。

外国人観光客の話を聞くと「ストーリー」を求めていることを感じます。観光地でも、食べ物でも、そしてお酒でも。日本も、そして横浜も、その期待を裏切らない奥深さがあると思います。

まあ、獺祭を口にする機会はあまりありませんが、低カロリーの第三のビールや焼酎かワインが私の日常。夜一人、ほどほどに楽しんでおります。

全員起立写真昨日、本会議において横浜市の平成29年度予算が成立しました。市民生活向上のための、着実な予算執行を注視して参ります。本会議に先立つ団会議におきまして、高橋団長から健康と交通安全についての注意がありました。特に、昨日の登庁時に「交差点で事故に遭いそうになった」とのご自身のヒヤリハット体験を披露。気をつけていかねばなりません。

信号機のない交差点に進入する際、「ゆずりあい」がとても大事だなと思います。譲り、譲られ、手を上げたり、頭を下げたりするなど、相手は誰かわからないけど、気持ちいのいいコミュニケーション。「譲り合い」の気持ちは、社会の安定と発展、そして個人の精神衛生にも寄与する重要な基盤だと思います。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が横断歩道での一時停止について記載していました。

「車を運転中、前方の横断歩道に渡ろうとする人がいます。あなたは止まりますか? 何割の人が止まると思いますか? 日本自動車連盟(JAF)が昨年、全国で調べた。信号機のない横断歩道を通った車約1万台のうち、人が渡ろうとする場面で一時停止した車は、わずか7・6%だった。

道路交通法第38条は横断歩道での歩行者・自転車の優先を規定。渡ろうとする人がいないことが明らかな場合を除き、車は歩道の前で止まれる速度で走らなければならない。渡ろうとする人がいる場合は停止が義務。違反した場合、点数2点、反則金9000円。

なぜ止まらないのだろう。歩行者優先を知らない人もいる。「急ぐ」「そのうち車が途切れる」「誰かが止まる」など自分優先の人もいよう。でも横断歩道で止まる運転をすれば自分も得する。前をよく見る。速度が下がる。安全運転になり、事故を防げるのだ。他にも良いことがある。

車で長野県松本市へ行ったとき。前方の横断歩道右側に小学生らしき男の子が立っていた。北斗子は一時停止。彼は右手を挙げ、短い歩道を駆けた。渡り終えるとこちらへ向き直り、お辞儀した。そのさわやかな姿に、運転疲れでどんよりした気分は一新。

春。新入園・新入学の子どもたちが街に出る。横断歩道で止まり、優しさを送ろう。」

安全を心掛けることは、やさしさを送ること。私も実行して参ります。

DSC_3349昨日は朝から団会議の後、予算特別委員会の裁決。本日の本会議で横浜市の来年度予算が決まります。

本定例会におきましても、市民の安全安心、そして健康増進についても様々な議論がありました。そのひとつが「がん対策」。早期発見のための検診勧奨から、がんと診断された後も安心して働くことのできる環境の整備等、一歩前進を目指して多岐にわたる議論を展開しました。

2人に1人ががんになる。私の実母は今は元気ですが、がんと闘いました。その精神的ダメージは、本人も、家族も、大変大きいものがあります。だからこそ、早期発見、早期治療の大切さを感じます。

先日、日経新聞コラム「がん社会を診る」に東京大学病院の中川恵一准教授が「乳がん増加の原因」について記載されていました。

今、日本人女性に一番多いがんは乳がんです。国内で増加ペースが最も速いがんの一つで、年間9万人が新たに診断を受けています。日本の女性の12人に1人がこのがんにかかる計算で、年間死亡数は1万4000人と1980年の3倍にもなります。

 がんは細胞の老化といってよい病気ですから、高齢化が進んだ日本でがんの発症が増えるのは必然といえます。たとえば、人口10万人あたりの大腸がん罹患(りかん)数は日本では116人ですが、日本ほど高齢化が進んでいない米国では42人と少なく、大きな開きがあります。

 しかし、乳がんについては日米とも80人程度と拮抗しています。他のがんとちがって、乳がんでは高齢化以外の要因が大きく関与しているからです。

 乳がん細胞を増殖させるのは女性ホルモンです。つまり、生理がある期間は乳がんのリスクが高くなります。50歳前後で閉経を迎えると、女性ホルモンの分泌量は急激に減りますから、リスクも少なくなります。40代後半に乳がんのピークがあるのはこのためです。

 日本人の栄養状態がよくなって、初潮の開始年齢が早まり、閉経も遅くなっている点も乳がんの発症リスクを高めています。さらに、急速に進む出生率の低下が乳がんを急増させています。妊娠、出産、授乳の2年以上の間は生理が止まり、乳がんのリスクは低下します。また、授乳そのものが予防効果を持つことも確実視されています。

 昔は子供を10人産むこともありましたが、そんなお母さんは20年以上も発症リスクが低い時間があったわけです。逆に1人も妊娠しなければ、生涯乳がんのリスクにさらされることになります。少子化は乳がんを増やす決定的な要因と言えます。

 47都道府県で乳がんが一番多いのは東京都で、最も少ない鹿児島県の2倍以上です。これは、東京都の出生率が全国最下位であることに関係があると思います。都市部にありがちな運動不足や肥満もリスクを高めている可能性があります。

 まず、自分自身のリスクを知ること。そして、毎月の自己触診と2年に1度のマンモグラフィーを欠かさないことが大切です。」

DSC_3433昨日は予算第一委員会、第二委員会の連合審査会。公明党から尾崎太議員(鶴見区)が代表して林市長に対して多岐にわたる質問を行いました。終了後、横浜DeNAベイスターズのアレックス・ラミレス監督が議会に来訪。ペナントレースへの意気込みを語るとともに、ベイスターズ激励の場となりました。

ところで、横浜市の人口は約373万人。世帯数は約166万。世帯の区別1位は港北区の約16万5千世帯。2位が鶴見区の約13万5千世帯、3位が我が街・青葉区の12万6千世帯。先日、神奈川新聞が記事にしていましたが、港北区は最多世帯を反映し、歯科や診療所、自動車登録数も18区の首位。しかし、愛犬の数は異なります。

犬の登録件数は全市で約18万頭。区別1位は青葉区の1万6405頭。2位が港北区の1万3871頭。3位が鶴見区の1万3251頭。(2016年3月末時点) 青葉区に犬が多い理由を区の生活衛生課は「戸建て住宅が多く飼いやすいのでは」と推測。区内の戸建ては13年度推計で4万7530軒と、港北区より5千軒多い。青葉区のペット店は「公園が区内に多いのも要因」と分析。改めて統計を見ると1世帯当たりの人数も港北の2.10人に対し、青葉区は2.46人と多い状況。

DSC_3440戸建てと公園に加え、1世帯当たりの人数も多い青葉区は、犬を飼いやすい諸条件が整っているとしていました。確かにそうだと思います。

ある日の日経新聞に「ペットと避難 日ごろから備え」と題した記事がありました。

「東日本大震災の発生からもうすぐ6年。大規模災害が起こると、ペットの犬や猫が飼い主と離ればなれになり、放浪して衰弱し死んだり、飢餓により凶暴化したりする恐れもある。そこで欠かせないのが、飼い主がペットを連れて逃げる「同行避難」だ。飼い主はどんな備えと心構えが必要だろうか。(中略)

環境省によると、犬や猫の飼育頭数は2千万匹を超えているとされる。同行避難の検討は急務だ。このため、同省は自治体などが動物救護体制や対策マニュアルをつくる際の参考にしてもらうため、「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を作成、各自治体へ配布している。

 ガイドラインでは、飼い主とペットの同行避難を想定し、災害への備えや発生時の対応などを説明している。

 避難所では同じフロアで飼い主とペットとが寝起きできるわけではない。動物への好き嫌いやアレルギー、衛生上の問題もあり、ペットは飼い主とは別に屋外などで過ごすことが多くなる。日本愛玩動物協会で救援事業を担当する白井百合さんは「基本的なしつけに加え、他人や動物を怖がらないようにしておくなどの準備が必要」と指摘する。

 犬であればリードを付け首輪に緩みがないかを確認。脱走防止のため、ケージやキャリーバッグに入れて移動するときも首輪とリードを付ける。猫はパニックになって暴れることも多く、ケージやキャリーバッグの扉が開かないよう粘着テープで固定する。

 備蓄品として1週間分の餌や水、薬などの用意が基本。緊急連絡先を書いた手帳のほか、多目的に活用できる粘着テープもあるといい。トイレ用品や寒さ対策の毛布なども準備する。「迷子札やマイクロチップなどを装着し、万一はぐれても飼い主が判明するようにしておく」(白井さん)ことも欠かせない。

 次に避難ルートを確認し、人間とペットの備蓄品を持った状態でペットを連れて歩くことを体験しておく。また、「近隣に住むペットの飼い主と防災対策について情報交換しておくと、災害時に連携しやすい」(白井さん)。

 注意したいのは、同行避難は、避難先の室内で飼い主とペットが同居する「同伴避難」とは違うことだ。避難所によっては、学校の教室に余裕があるなど条件が合えば、同伴避難が許される場合もある。しかし、原則として認められないと考えた方がいい。

 自治体の役割は重要だ。過去の災害時に、多くの飼い主がペットと共に避難した。だが、一部では拒否した避難所もあった。同行避難について、自治体による避難所への周知が十分でない状況があったとされる。

 東京都新宿区は「区学校避難所動物救護マニュアル」を作成。地元の獣医師会と災害時の動物救護活動に関する協定を結び、区内の小中学校など50カ所を、災害支援物資を備蓄しておく避難所に指定している。毎年、同行避難訓練を実施。飼い主には外国人もいるため4カ国語でペット防災パンフレットをつくり、安全避難のための準備と心構えを呼びかけている。

 同区衛生課の石井章夫管理係長は「飼い主が、避難所に行けば何とかしてくれるという受け身の姿勢では困る。日ごろの備えがトラブルを防ぐことにつながる」と話している。」

ペットも人も、同じように備えることの大事さを感じます。

DSC_3414昨日は青葉区のお隣、緑区、そして旭区にまたがる、全国都市緑化よこはまフェア「里山ガーデン」竣工式、に参加しました。横浜動物園ズーラシアの横です。あいにくの天気でしたが、一度ご覧いただくと「こんなに素晴らしい景色が横浜にもあるんだ!」ということを感じて頂けると思います。

全国都市緑化フェアは、緑の大切さを認識し、緑を守り、愉しめる知識を深め、緑がもたらす快適で豊かな暮らしがある街づくりを進めるための普及啓発事業として、昭和58年(1983年)から毎年、全国各地で開催されている花と緑の祭典。

今年は第33回よこはまフェア。「ガーデンネックレス横浜2017」を愛称として、今年3月25日(土)~6月4日(日)の72日間開催されます。

先日、日経新聞の横浜支局長が的確にまとめていました。

DSC_3427「横浜市で25日から全国都市緑化よこはまフェアが始まる。6月4日までの期間中、市内を約100万本の花で「ネックレスのように彩る」というのが売りだ。約500万人の来場者を見込んでいる。

 主な会場の一つは港の見える丘公園、山下公園、みなとみらい地区などの有名な観光スポットをつなぐ「みなとガーデン」。もう一つが自然の森を楽しむ「里山ガーデン」だ。こちらは市の中心部から電車とバスを乗り継いで1時間弱。「よこはま動物園ズーラシア」の隣のなだらかな丘陵地帯にある。

 会場の正面入り口から竹林の間の遊歩道を抜けると、1万平方メートルの大きな花畑が広がる。咲いているのは横浜市内の農家がつくった色とりどりの草花だ。横浜市はパンジーやペチュニアなどの作付面積が全国トップクラス。ピンク、黄色、紫色などの地元産の花が咲く様子を、展望デッキや遊歩道から眺めることができる。

 林の間をさらに進むと、丘に挟まれた谷間である谷戸(やと)に下りる。そこは菜の花畑や7万~8万本のカキツバタ、ハナショウブ園。魚や昆虫などが住み着く湿地も「生物多様性ゾーン」として残している。

 「花の里山」のコーナーにはサクラやレンギョウ、ユキヤナギなどが咲く。中には天然記念物の日本五大桜のうち、埼玉県北本市の「石戸蒲サクラ」など、珍しい品種もある。

DSC_3419 「花を見るだけでは退屈」という人たちには「フォレストアドベンチャーよこはま」(1000円)がおすすめだ。木々の間に渡したロープや板の上を安全器具をつけて歩いたり、滑車で木から滑り下りたりできる人気スポットのお試し版で、スリルと爽快感が味わえる。大型テントやハンモックなどを備えた「グランピング」を体験できるサイトも設けている。

 里山ガーデンの跡地はフェアが終わった後、植物園として整備する予定だ。1999年に開業した隣の「ズーラシア」では約50ヘクタールの敷地内に110種、780のユニークな動物たちが、育った環境をできるだけ生かす形で飼育されている。植物園が完成すれば、あわせて約100ヘクタールに及ぶ「横浜動物の森公園」ができあがる計画だ。

 里山ガーデンの入場料は無料。フェアの期間中、ズーラシアとあわせて約50万人が訪れるとみられる。市の河岸茂樹担当課長は「もともと、横浜市の大部分は山と谷戸だった。開発が進む前の原風景を気軽に楽しんでほしい」と話す。

是非、どうぞ!

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