安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「横浜プロジェクト」について 3683

未分類 / 2016年12月6日

DSC_2436昨日は観光・創造都市・国際戦略特別委員会。「選ばれる国際港都横浜の魅力づくりの推進」をテーマに議論を続けています。昨日は平成22年に国から選定を受けた国際コンテナ戦略港湾の推進、京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区の取り組み状況について状況報告を受けた後、質疑・意見交換を行いました。

「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」は、神奈川県、川崎市と横浜市で共同提案を行い、平成23年12月に国から区域指定を受けた取り組みです。本市では、創薬や医療機器等の研究開発プロジェクトを「横浜プロジェクト」と位置け、研究開発に必要な国費活用の支援や、国費活用ができなかった事業に対する本市独自の助成制度「特区リーディング事業助成」等で支援。財政上の支援措置の活用や省庁との規制緩和協議により、創薬や医療機器等の研究開発の推進等に一定の成果を果たしてきました。

財政上の支援措置として、約12億円の国費を活用。本市の独自事業として約1億5千万円を支出しています。

これによる主な研究成果として、腹腔鏡下手術のシュミレータの製品化・販売、世界初のiPS細胞からヒトの肝臓(ミニ肝臓)の創出成功、ヒトiPS由来の心筋細胞の大量製造システムの開発等があります。また、今後、実用化・製品化などが見込まれる進捗中のプロジェクトとして、iPS細胞による肝臓再生の実現化、悪性度の高い乳がん診断薬及び治療薬の実用化、再生医療に用いる軟骨組織を人工的に作成するシステムの製品化などがあります。

あまり知られていない感じではありますが、これらはまさに横浜が世界に貢献するプロジェクト。益々の発展が期待されます。