安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

指先のファンタジスタについて 3242

未分類 / 2015年9月23日

20150922_101844昨日、横浜市会サッカー部の呼びかけで、新横浜にある横浜ラポールで開催された第19回電動車椅子サッカー関東大会に伺いました。

選手たちの多くは、自立した歩行ができない障害を持った選手が多く、筋ジストロフィーや脳性まひなどの重度な障害を持つ選手もいますが、ジョイスティック型のコントローラーを手やアゴなどを使って巧みに操りプレー。車椅子というよりマシンを操るといった感じ。パンフレットの表紙には「指先のファンタジスタ現る。」との文字が。驚くほど巧みな技術とスピードでとても楽しましていただきました。

基本的なルールは、男女混合。5歳以上で電動車椅子の操作ができれば参加可能。日本のローカルルールでは身体障害者手帳が必要としています。バスケットボールのコートを使用し、キーパー含む1チーム4名。ボールは通常のサッカー5号球の約1.5倍の大きさのものが使用されています。

大会運営には、場所の確保、選手の移動、マシンの保持メンテなど大変なご苦労があり、サッカーがより盛んなアメリカ、フランスなどでの支援の違いが話題に。昨年度は34チーム、404名(内選手会員234名)が日本電動車椅子サッカー協会に登録。

20150922_111605試合前にはマシンのチェック。最高時速6キロ以下であるかどうか。日本の道路交通法に則した速度制限だそうですが、これは日本国内のローカルルール。国際試合では最高時速10キロ以下とのことです。数年前までは速度制限がない国もあったそうです。いずれにせよ、日本代表選手にとっては日頃の約1.5倍のスピードに対応できないと勝負にならないとのことで、様々な努力を積まれているそうです。色々あります。

昨日はYokohama Crackers vs レインボー・ソルジャーの強豪チーム同士の試合を観戦したのですが、ぶつかり合うマシン、強烈なシュート、闘志みなぎるプレーを見ることができました。

呼吸器を装着しながら戦う選手も。「命がけです」とのコーチの言葉。厳しい状況にあっても、自分自身をかけて、目標目指して懸命に走る努力が「ファンタジスタ」を生み出しているように感じます。学ばせて頂きました。

しっかりと応援して参ります。