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バックナンバー 2015年 7月

20150730_142044昨日、国際・経済・港湾委員会の市内視察で大さん橋国際客船ターミナル及びJICA横浜国際センターを視察しました。途中、船上から横浜港を見ることができました。世界からの大型客船の入港準備をはじめ発展を続ける横浜港ですが、海から見る機会はあまりありません。

JICAは、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っている団体。JICA横浜国際センターは、赤レンガ倉庫を目の前にしたみなとみらい21地区に位置し、市民の皆さまに愛されるセンターを目指し、神奈川県におけるJICAの総合的な拠点として2002年に開設されています。

学生時代に東南アジアについて学んでいたこともあり、教えを乞いに東京のJICAには何度か足を運んだことがありました。

JICAと横浜市の関わりは1960年から、研修員の受入、専門家の派遣、プロジェクトの実施などさまざまな形で協力してきており、こうした実績を踏まえ、2011年に包括連携協定を締結。現在も、上下水道や防災、都市環境管理、女性企業家支援など横浜市が得意とする分野について、ベトナムやインドネシアなどでのプロジェクト、横浜での研修コースを共に実施しています。また、神奈川県や川崎市とも海外でのプロジェクトを実施しているほか、中小企業支援では山梨県、相模原市などとの関係も深まっているとしています。昨日は来日中のエチオピアの研修員の方からご報告を伺いました。

質疑の中で、今後のJICAの役割について同センター所長に伺いました。日本は相手国の人々と同じ目線で技術移転できる国として欧米などと異なる関係を築いてきた。道などを作るだけでなく、長年各国で管理・修繕できる人材を育ててきた経緯がある。JICAは数万人の研修員を受入れ、送り出し、横浜市水道局は「横浜スクール」とも言える水道関連の人材をアジアを中心に約2600人育ててきた。これまでの積み上げていく取り組みと共に、出来上がった強固な人と人のつながりを生かしていく。こうした他国にないネットワークを生かし、アジア、アフリカなどでの人材づくりなどに寄与していきたいとのことでした。

国際都市・横浜の自治体外交の力を確認。益々の活躍を願っています。

20150729_064029昨朝はたまプラーザ駅前での街頭演説・市政報告をお配りした後、市役所で各種打ち合わせ等々。

以前、Web R25が女性の強さについて、痛みに強い、病気に強い、免疫力が強いなど、医学的な女性の強さを裏付ける理由を論じていました。

http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20150122-00040200-r25 

なるほどなと感じたわけですが、先日、読売新聞が女性の精神的な強さを感じさせる事件を報じていました。

「福岡県久留米市の筑邦銀行東合川支店で起きた強盗未遂事件で、犯行時の様子を間近で見ていた60歳代の女性客が(7月)25日、支店内の緊迫した状況を読売新聞に証言し、「女性行員の勇気ある行動に助けられた」と振り返った。

女性客が出入り口付近で手続きの順番を待っていると、フルフェースのヘルメットをかぶった体格のいい男が歩いて入ってきた。男はポケットから拳銃を取り出し、黒い古びたリュックサックを年長の女性行員に投げつけて「金を入れろ」と叫んだ後、天井に向けて1発を発砲した。店内に悲鳴が上がった。

 女性客と男の距離は2~3メートルほど。年長の女性行員はカウンターに向かったが、男は「撃つぞ」「早くせんか」と何度もまくしたて、天井に向けて2発撃った。

 さらに男は、女性客の近くにいた若い女性行員に「お前が金を入れてこい」と銃を突きつけた。しかし、行員は「私はお客さまを守る義務があります。お金は入れられません」と両手を広げて女性客の前で立ちはだかった。「犯人の声に負けない大きな声だった」という。男は落ち着かない様子を見せ、しばらくして店外に出て行った。

 女性客は「体を張って守ってくれた行員には、後日お礼を言いたい」と語った。」

こうした話がありますと「被害者が出ずに良かったが無謀ない行為」「犯人が暴発して被害が広がったらどうするんだ」などとの評価があるものですが、もちろんそうした見方も確かにと思うものの、こうした強さ、正義感、すごいなと思います。

男女で線引きするのは難しいものがありますが、日々の実感として女性は強いです。

20150722 (2)昨日は恩田駅前で市政報告をお配りした後、市民相談対応、行政との打ち合わせ等々。曇り空で助かりました。

昨日、高校野球神奈川県大会の決勝戦が行われ、東海大相模高校が横浜高校を破り甲子園への切符を手にしました。大活躍を期待しています。神奈川のベスト4はどこが全国優勝してもおかしくないと評されますが、技術も、体つきも、顔つきも、そのクラスになると桁違いです。因みに、同僚の竹内康洋議員(神奈川区)は東海大相模の野球部で活躍した選手で、巨人・原辰徳監督の2年後輩です。只、現在の体型は、選手というより監督の貫録ですが。

この夏、我が家の3番目が通う横浜商業高校は五回戦で敗退。とにかくベンチ入り目指して頑張れということで、すでに秋の大会に向けてスタートを切っています。

先日、あるコラムが高校野球と平和の願いを記述していました。

「長嶋茂雄さんが野球を始めたのは国民学校4年、終戦の年だった。物がない時代で、母親と一緒に、サトイモの皮やビー玉に布を巻いて、ボールをこしらえたという。かつて、テレビの対談番組で語っていた。

ミスターほどの名選手なら、知られたエピソードは数多い。その中でも、母とボールを手作りした思い出話は、胸の中で大切にしてきた〝宝物〟を見せてくれたような気がして、心に残っている。

夏の甲子園を目指す全国高校野球選手権の地方大会が真っ盛りだ。1915年(大正4年)の第1回「全国中等学校優勝野球大会」から、現在の高校野球へと引き継がれ、本年で100年。

ただし、数えて今大会は第97回。戦局が深刻化した41年(昭和16年)に中断し、翌年から4年間は中止された。大会が「なかった」事実は、戦争が「あった」歴史を刻印する。白球を追い、そのあと、戦場に散った球児たち。(中略)

戦後日本の大スター・長嶋さんが、終戦とともに、お母さんとボールを作る情景の中に、平和の喜びがにじんでいる。本年の夏の甲子園は8月6日、広島原爆70年の日に開幕する。若者が躍動する姿に、平和の大切さをかみしめたい。」

平和とは何か。そのために何が必要なのか。未来を生きる子ども達ために、平和な社会をつくっていきたいです。

20150727_110500昨朝、横浜市会広報会議の委員を中心に「横浜市会ポスター」デザイン審査会が開かれました。デザインの専門家のの方々と共に9月の定例会から来年夏までの4枚を選出。私も広報員会委員として一票を投じました。市会への関心を高める効果が期待できる、斬新でいい作品が選ばれたと思います。お楽しみに。

ところで、7月23日、宇宙飛行士の油井亀美也さんらが搭乗したロシアのソユーズ宇宙船が、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、無事に国際宇宙ステーション(ISS)にドッキング成功。約5カ月滞在し、科学実験などが予定されています。日本人がISSに長期滞在するのは5人目で計6回目。油井さんもそうですが、宇宙飛行士の方はスッキリした方が多いなという印象があります。前向きに努力を積み重ねる中で培われたものなのかもしれません。油井さんのご活躍を願っています。

他方、AFP(時事)が地球外の知的生命体探査 史上最大の計画について報じていました。

「英理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士は(7月)20日、地球外の知的生命体を探査する史上最大規模の計画を発表した。1億ドル(約124億円)、10年を費やして宇宙を調査していくという。

「ブレークスルー・リッスン」と名付けられたこの計画に出資している、ロシアの起業家ユーリー・ミリネル氏はこの計画について、地球外文明の存在を示す信号を探していくこれまでで最も徹底した科学的研究になるとしている。

 ホーキング博士はロンドンの王立協会(Royal Society)で行われたこの計画の発表会で、「無限の宇宙には、他の生命体が存在しているはずだ」「宇宙のどこかでは恐らく、知的生命体が私たちを見ているかもしれない。いずれにしても、これ以上大きな問いはない。答えを見つけ出し、地球外生命体を探すべき時が来た」「宇宙にはわれわれしかいないのかどうかを確かめることは重要だ」と語った。

 この計画では、世界最大規模の望遠鏡を使用し、宇宙のこれまで以上に深い場所で電波やレーザー信号を探していくという。

 元物理学者のミリネル氏によると、「『ブレークスルー・リッスン』は宇宙の知的生命体探査を完全に新しいレベルに引き上げるものになる」としている。

 新たな計画では、地球に最も近い100万の星、天の川銀河(Milky Way)の中心部、さらには最も近い100の星雲を監視し、これまでの探査では収集に1年かかった量以上のデータを1日で集めていく。」

昨夜のテレビ東京「未来世紀ジパング」では、マレーシア・ジョホールバルで進められている「イスカンダル計画」が特集されていました。ネーミングの由来はわかりませんが、イスカンダルといえばアニメ「宇宙戦艦ヤマト」で人類が目指した架空の惑星。元々、イスカンダルとは古代マケドニア王国のアレキサンダー大王を指すアラビア語のことらしいですが、いずれにしましても、宇宙には人類の夢があります。

地球外の知的生命体を探査すること自体、タイムマシンつくるような夢のある話なわけですが、こうしたあくなき探究を続ける中に人類の進歩があるのかなと思います。また、これまで1年かかった収集が1日でできる時代に。 何も変わらない一日を過ごしているようでいて、実は世の中がすごいスピードで変化を続けているということかと思います。

翻って、我に返ると、暑いからといって、ボーッとしている場合ではありません。

20150726_093610昨朝、地元自治会の消火栓訓練が行われ、消防団の一員として参加しお手伝いさせて頂きました。猛暑の一日。皆さん、汗を拭き拭き、私も全身から汗が噴き出てきましたが、最初から最後までさわやかな笑顔で行われた訓練でした。自らの地域のために協力し合いながら、できることをやっていこうという意思が伝わってきます。こうした心を支えていかねばなりません。

ところで、先日、タウンニュースが「子どもの貧困 市が初の大規模調査」と題して記事にまとめていました。

「子どもの貧困対策に関する具体案をまとめようと、横浜市は数値的な実態把握のための初の大規模調査に乗り出した。7月22日には計画策定に向けた連絡会を発足。市民アンケートや支援団体への聞き取りを踏まえ、調査結果や方針を9月末頃に発表する見通しだ。

 平均所得の半分以下の世帯で暮らす18歳未満の割合を指す「子どもの貧困率」。厚生労働省によると2012年は16・3%で、調査を始めた1985年以降最も高く、OECD(経済協力開発機構)加盟国34カ国のうち25位となっている。

 今回の調査は、子どもをとりまく経済状況を中心に市の実態を把握するのが目的で、8月には6千世帯にアンケートを発送。児童相談所や区役所など公的機関、民間の支援団体への聞き取りは始まっており、来月までに10カ所程度を想定する。市こども青少年局の担当者は「市内の生活保護受給世帯は、2010年4月の1・65%から4年間で1・9%に増えている。子どもが置かれている経済状況は変化しているので、地域ごとに実態を把握して計画に反映させたい」と話す。

 22日に発足する計画策定連絡会には、大学教授や市民団体メンバーら外部委員を含め約20人が集まる予定。来年3月まで会合を5回程度開き、調査方法や分析、計画の方向性について協議していく。

 経済的な生活困窮など支援が必要な家庭に育つ小中学生らを対象に、市は昨年度から「寄り添い型学習等支援事業」を区主体で進めている。勉強を教える教室など各区1カ所以上、計20カ所設け、民間法人らに委託し運営する仕組みだ。

 学習支援では高校進学を目標の一つに掲げており、公共施設などを使い20人程度で行う。同事業の委託を受ける、学習塾等を展開する(株)栄光の担当者は「経済格差の有無は子どもたちが選択できるものではない。未来に向け、自治体は教育事業に一層力を入れてほしい」と期待を込める。

 経済的格差に基づく子どもの貧困は、地域性により異なる。各区の事情等を考慮し、実態に沿った計画づくりを目指して、市は議論を重ねる必要がありそうだ。」

横浜市のこうした取り組み自体を記事にすること自体、市民の皆さんにお伝えするいい機会だと思いますし、最後のまとめもいい指摘ではないでしょうか。調査結果を得た上で、どこに支援の線を引くかという難しい判断もあるかと思いますが、調査に時間を要するとはいえ、状況を見ながら、即対応できることと、時間を要するものの区別はできると思います。市として、できるところから、手を打っていく必要があると思います。

20150725_165923暑いです。消防関係者の話によりますと、横浜市内でも熱中症による救急搬送がかなり増えているようです。昨日の会話でも、できれば外に出ないこと、エアコンを適切に利用すること、そしてとにかく意識して、無理にでも水分を継続的に口にすることが大事とのことです。こうした話題は夏祭りでも出てきます。昨日は区内13か所のお祭りへ。日陰のない会場は大変です。

ところで、ご存知の方も多いのではないかと思います。今月12日、メキシコ治安当局は、麻薬密売組織「シナロア・カルテル」の最高幹部で麻薬王として知られる「エル・チャポ」ことホアキン・グスマン受刑者が、メキシコ市郊外の刑務所から脱走したと発表。グスマン受刑者の脱獄は2001年に次いで2回目とのこと。シャワー室に深さ10メートルの穴。はしご付きの穴は長さ1.5キロのトンネルにつながり、刑務所外の建物が出口となり、高さ1.7メートル、幅80センチのトンネルには換気装置や照明も備わっていたそうです。共犯者がいるとの見立てですが、今の時代にもこういうことがあるのかと驚きました。日本の常識が世界で通用するとは限らないのだと思います。

先日、日経新聞コラム「春秋」が指摘していました。

「1963年に公開された米国の映画「大脱走」は、なんど見てもわくわくする。ナチスの捕虜になった連合軍の将兵たちが、地下にトンネルを掘って収容所から集団脱走をもくろむ。実話を踏まえた物語は、逆境にめげず立ち向かう不屈の精神をうたいあげて、爽快だ。

この名作をほうふつさせるできごとが最近、メキシコで起きた。昨年から収監されていた麻薬カルテルの元幹部が、長さ1.5キロもの地下トンネルを伝ってまんまと脱獄に成功したという事件だ。もっとも、映画のようなさわやかな印象はない。刑務所の職員たちが手助けした疑いが浮上していて、むしろ腐臭がただよう。

先ごろは米国でも、脱獄が世を騒がせた。世界の刑務所の多くは、脱走を防ぐのに苦労しているのだろう。ところが日本では、受刑者を出所させるのに苦労している。そう指摘する記事を米国の通信社が配信したことがある。たしかに、刑期を終えて塀の外に出たのに、すぐ罪を犯して戻ってくる人が結構いる、とは聞く。

特に目立つのは、世間に親しい身寄りも友人もなく、なりわいや身の置き所を見つけられない高齢の受刑者だそうだ。メキシコや米国に比べて、わが国の治安がいいのは周知の通り。とはいえ、塀の外より塀の中の方が居心地がいいと感じる高齢者が少なくないという現実には、いささか落ち着かない気分を覚えてしまう。」

居心地がよいとされる日本の刑務所。これまた世界の常識からして「どうなのかな」と思います。

20150724_063938昨朝は田奈駅前で街頭演説。元々地黒ですが、いつも2時間程度立ちますので、ここのところ更に肌が焼け、同僚から「日サロ(日焼けサロン)に行ってんですか?」と言われるほど。昨日も「よく焼けてますね」と近所の方から声をかけられましたが、田奈駅は高架のために影になっているので助かりました。その後、市民相談対応、区の議員団会議等々。

高校野球も甲子園への切符を競って終盤を迎えています。神奈川大会出場校は昨年より4校減りましたが、全国2番目の186校。因みに、189校の愛知県が1位。3位が180校の大阪府、170校の千葉県、162校の兵庫県と続き、最小は25校の鳥取県。一票の格差ならぬ一校の格差。(昨年のブログ「一校の格差について」http://www.komei.or.jp/km/gyota/2014/07/14/2807/) あまりに差がありすぎますので、こちらも何とかした方がいいと思います。

激戦が続く神奈川県ですが、1年生で入学した段階の体格から何から公立と私立の差が歴然としている感があります。格の違いといいますか、それでも勝ち上がるために努力する姿が素晴らしく、人間形成にも大いに役立っていると思います。

「格の違い」とは何なのか。

日経新聞スポーツ欄「悠々球論」に権藤博氏が「『格』で動くペナントレース」と題して寄稿されていました。

「オールスターで活躍した選手の多いチームが、後半戦伸びてくるものだ。今年は広島勢とともに賞を取ったDeNA勢が「ひょっとしたら、このまま行ってしまうかも」という感じを漂わせた。

 ホセ・ロペスと梶谷隆幸が敢闘選手となり、セの4番に座った筒香嘉智も本塁打競争で優勝した。堂々とした振る舞いは巨人や阪神勢にひけを取らず、格負けしていなかった。

 呉越同舟で同じベンチに座るオールスターは選手や監督の格の違いを意識させられる。私も1961年から3年間出たが、当時は巨人や阪神が幅をきかせていて、川上哲治監督や長嶋茂雄さんには近寄れなかった。こうした心理関係はペナントレースの勝負どころで必ず出る。

 弱いころのDeNA勢であれば、ベンチの隅でおとなしくしていただろうが、今は違う。球宴前の3連戦でサヨナラを含め、巨人に3連勝したことも自信になった。選手たちも「ひょっとしたら」という気持ちを、腹のなかで抱き始めたのではないか。

 お立ち台のインタビューやマスコミの取材で「優勝、優勝」と言っているうちはまだハッタリや、ただの強がりだ。表だって言わず、内心に持ち始めたら本物。選手の「格」ができてきた証拠だ。

 後半戦は連敗スタートとなってしまったけれど、優勝から遠ざかっていたチームに欠けていたものが備われば、巨人や阪神といよいよ対等に戦えるようになる。

 格だけはあるが、波に乗れていない巨人は後半戦、どう戦うべきか。

 流れを変えるポイントはただ一つ。原辰徳監督の我慢だ。選手の格を信じてジタバタしないこと。格といっても難しいことはない。簡単に言えば年俸すなわち格である。この1年、2年の成績でなく、選手が長年磨き、積み上げた技術と経験のすべてを表現するのが、年俸という数字なのだ。

 阿部慎之助、村田修一、坂本勇人……と年俸順に先発を決めたら、もう監督は待つのみだ。プロ野球は格で動く世界。選手にも「格下げ」はまっぴら、という意地がある。」

プロ野球の『格』が年俸で決まることはわかりやすいです。翻って高校野球。勝負は大変重要でありますが、学生ですから知力・体力を鍛えるとともに、心で勝ち、人格形成で勝つ3年間であることを願っています。人格の向上。こうしたスポーツの経験が大きな力となって社会でも人生でも生きてくると思います。

ところで、政治家の『格』は何で決まるのか。経験、交渉力、政策力、人脈等々、色々と言われることがありますが、色々見ていますと結局「人格」なのかなと思います。私の場合、肌の色が黒光りするだけでなく、心の中も磨いていければなと思います。

昨日は地元で市民相談対応の後、市役所で各種打ち合わせ。予想外の雨に一息つけましたが、近くのコミュニティハウスのエアコンが壊れていて、習い事やサークル活動する利用者にとってはここのところの猛暑で大変なことに。対策中です。

ところで、今後、参議院で審議が始まる安保法案。法案の中身や集団的自衛権の一部容認とは何なのかなどという中身の議論でなく、的を射ない質問や、仮定を超えた想像力で現実離れした主張に振り回され、一部のテレビや新聞なども主張はされていますが「一体どうしたいのかわからない」振り切っている現状があります。

今回の議論のそもそもの目的は、米国の状況や対応、周辺諸国の状況、世界で起きている地域紛争の増加など、日本を取り巻く国際環境が変化を続ける中で、日本人の幸福追求の権利、豊かで安全で平和な社会をどにようにして守るかが求められています。

これまで通り専守防衛に徹し、自衛の措置として日本国憲法でできることの限界を示し、他国を守るためには出ていかないことを明確にしたことが今回の審議の重要なポイントだと思っていますが、自衛の措置をさえ認めないとなると、根本的に「自衛隊そのものが違憲」とする考え方とは、政府見解は相いれないというところから議論しなおす必要があると思います。いずれにしましても、政策論議は重要なのですが、反対だけの無責任な言いっぱなしは国の利益にはなりません。

先日、日経新聞の高坂哲郎編集委員が指摘されていました。

「安全保障法制」をめぐる議論がヤマ場を迎えているが、専ら国際情勢を追うのが本業の筆者には、論議をめぐってぬぐえない「違和感」がある。一言で言えば、あまりに「ガラパゴス化」し、日本でしか通用しない内容になっているのではないか、ということだ。その背景を見詰めていくと、戦後70年を経て日本を覆う「分断状態」に行きつく。

 違和感を覚える第一の点は、現在の日本の置かれた国際環境について、およそ「共通認識」と呼べるものが見えないまま議論が続いていることだ。

■「無自覚な甘え」はないか

 日本が核抑止をはじめとして多くを依存する同盟国は米国だ。そしてその米国は現在、中東での過激派組織「イスラム国」(IS)との戦い、ウクライナをめぐるロシアとの対立、そして中国の軍拡への対抗策と、世界各地に力を分散せざるを得ない状況にある。

 中国が南シナ海の各地を埋め立てて「不沈空母」にし、それらに囲まれた聖域をつくって、米国にも届く潜水艦発射式の核弾道ミサイルを配備すれば、先々米国はアジアへの軍事介入をためらい始める。それは日本だけでなくオーストラリアやフィリピンなどにとっても困った事態だけに、各国は「こちらも自助努力をしますから一緒にがんばりましょうよ」と懸命に誘い、米国が引きこもらないよう努めている。「日本が米国の戦争に巻き込まれる」というより「何とか米国を巻き込まなければ先々は自らの安全が危うい」のが東アジアの現実だ。

 安保法制への反対論は要するに「日本が役割を拡大する必要はない」ということだ。かつてのような強大な米国が今でも存在していると錯覚し、「無自覚な甘え」を続けてはいないだろうか。

2つ目の違和感は「日本の安全を脅かす相手を利する行為」への鈍感さを見るたびに覚える。

 有事の際の日米協力が充実しないまま「本番」を迎えれば、作戦に大きな支障が生じる。そうなれば喜ぶのは、中国や北朝鮮、ロシアだろう。実際、6月に安保法案に反対する人々が国会周辺でデモをした際、中国外交部の報道官が「理解できる」とデモを歓迎する発言をしている。

 3つ目の違和感は「議会での論点がずれている」ということだ。

 安全保障で大事なのは、自国を守るためにさまざまな手段、カードをあらかじめ持っておくことだ。安保法制が成立すれば、わかりにくいうえに内容面で不十分な点があるとはいえ、以前よりも日本の持てるカードは増える。その上で、その時々の局面で、何をし何をしないかという政策上の判断をすればよい(適時適切な判断ができる政治家がいることが前提だが)。

一方で、現在の日本の安保体制の弱点は、政府が情報の管理をほぼ独占し、安保政策上の失敗をしても闇に葬られてしまいがちだということだ。これでは、失敗の教訓を踏まえて体制を改める「改善サイクル」は回らないし、政策上の「歯止め」もかかりにくい。

 米国では、ブッシュ前政権時代に情報機関がテロ容疑者を収容施設で虐待していたことがわかり、その後、議会が調査を始めると、当時の資料がたちまち出てきた。現在の日本では、特定秘密保護法の壁に阻まれて米国のようにはいかない。日本でも安保の改善サイクルが回るようにするには、議会によるチェック権限に強制力を持たせることが欠かせない。野党は、日本の民主主義と安全保障を調和させるため、その一点にこそ力を集中すべきなのに、現実にやっていることはずれている。

■占領軍の内部抗争の延長線

 「ガラパゴス化」が際立つ安保法制論議をみるにつけ、同じ空間、同じ時代に生きているはずなのに、見えている世界が随分と違う今の日本の「分断状態」を感じずにはいられない。

 その源流には、70年前の敗戦の直後から日本に君臨した連合国軍総司令部(GHQ)内の2つの陣営の対立があった。第一は、戦後日本で労働組合の結成などを促し、戦前からあった左派層を蘇生させた民生局(GS、彼らの中には「隠れ共産主義者」がいた)であり、もう一方は、旧日本軍人らを使って日本の再軍備を進めた参謀第2部(G2)だった。

 現在の安保法制をめぐる対立の構図は、とどのつまり占領軍内の内部抗争の延長線上にある。言い換えれば、日本は戦後70年も経つというのに、現実的、プラグマティックに自らの安全を守っていこうという自前の「総意(コンセンサス)」を作れずにいる。

 気になるのは、近年の自衛隊の内部に、彼らが遂行する仕事に異論を唱える日本国民のことを内々に「エネミー(敵)」と呼ぶ幹部自衛官が現れ始めたことだ。筆者の見るところでは、こうした自衛官たちは、国民の中に自衛隊の行動の基盤となる「総意」ができない中で、心のよりどころを旧日本軍や米軍との絆に求めている。

 国民同士の分断状態に加えて、国民と自衛官の間にも静かに分断線が走りつつあるのが戦後70年の日本の姿である。悲しむべきであり、事態がこれ以上おかしくなる前に、「分断」を埋める手立てを考えねばならない。」

それぞれの国には、それぞれの都合があり、それぞれの言い分があります。同時に、国内にも様々な意見や考え方があるわけですが、冒頭のような「目的を共有」するところから確認していく必要があると思います。

20150722_080402昨朝、こどもの国駅前で市政報告を配っていますと、外国籍風の白人の方が「私も頂いていいですか?」とのこと。「もちろんですよ」とお渡ししました。恐らくですが、この地に生活の基盤を置かれているのかなという感じでした。青葉区には、外国籍の方であり、納税者でもある方が少なからずお住いです。日本は貿易立国であり、昔から国の内外で他国との協調なくして発展はないとされてきました。国籍は異なれども、地域を支えるこうした方々の声を地方政治に反映させることは他の先進国では一般的なことで、民主主義の制度が成熟し、様々な垣根を取り払おうとする流れの中で「永住外国人地方参政権付与」の課題も改めて考えるべきではないかと思います。

ところで、先日、日経新聞「Nipponビジネス戦記」に、マヌエル・ロペス氏というフランス出身で自動車用オイルTOTALを扱うトタル・ルブリカンツ・ジャパンの社長(44歳)が登場し、興味深い指摘をされていました。

「日本企業との会議に初めは面食らった。レース用の自動車に使うエンジンオイルなどを提供するため、自動車メーカーの技術者らと打ち合わせをすることがあった。欧州で仕事をしていると、相手からどんどん質問や注文が来るが、日本人はシーンとしている。後でメールで質問されるが、対面のコミュニケーションと比べ効率が悪い。

 失敗を恐れて、行動が遅れがちな面もある。日本人と取引をする際は、在庫の見込み、運送にかかる日数などさまざまな情報を集め、あらゆる可能性を検討しないと話が始まらない。失敗を悪夢のように恐れるのが原因のようにみえるが、時間がかかれば機を逸してしまうし、そもそも失敗をしなければ革新は生まれない。

 こうしたイメージを覆すのが、海外で働く日本人だ。日々、外国企業を相手にしているため決断が早く、リスクも進んで取る。彼らが帰国すれば日本企業も変わりそうだが、いまのところそのスピードは遅い。「海外ではこうだ」といった話を疎ましがり、せっかくの知見を生かせていないのだとしたら、もったいないことだ。」

確かに、失敗を悪夢のように恐れ、何事もないことが最善と考える傾向があるように感じます。しかし、前に進むことは少ない。日本人によくあるのが、前に進んでないけど、進んでいると主張する自画自賛。具体的な数字や形がなくアウトプット見えないのに、評価したがる日本人を理解できない外国の方がいるのは事実かと思います。今の日本の若い人もそういう傾向かなと思います。

これらはビジネスに限った話でもないようです。一度のチャンスを逃すと「レール」から外れ、後戻りができない。22歳で人生のすべてが決まってまうかのような日本の社会。青年のためにも、未来の社会ためにも、私も何とかしたいと願っている一人ですが、「再チャレンジ」という言葉が定着するにまだ時間がかかりそうです。

外国籍の方に限りませんが、視点の異なる人との交流によってこうしたことも気づくことができる。人も社会も、その幅を広げるためには「交流」「対話」が大事なんだなと思います。

20150721_063220昨日は江田駅前での街頭演説の後、市役所で各種打ち合わせ。夕方からIMO(世界海事機関)が定めた「世界海の日」の公式行事である「IMO世界海の日パラレルイベント2015」が横浜で開催され伺いました。残念ながら、海の日に、海に行ったことは未だ一度もないわけですが、季節は夏本番です。

海運雑学ゼミナールによりますと、日本の「海の日」7月20日は、海運・海事関係者の間で、長年にわたり「海の記念日」として親しまれてきた、いわば業界内の祝日であり、これを全国民の祝日とし、海洋国日本にとってかけがえのない海について理解を深めてもらうことを目的に、日本船主協会を始め海運・海事関係のさまざまな団体が続けてきた推進運動が実を結んだもの。1996年に14番目の国民の祝日として施行され、2003年からは3連休化により、7月の第3月曜日に変更されました。

一方、「世界海の日」は日本のそれとは別で、IMO(国際海事機関、本部はロンドン)の前身のIMCO(政府間海事協議機関)が1977年に制定した「世界海の日(World Maritime Day)」のこと。海上輸送の安全や海洋環境の保全など、世界規模で推進されるべき課題をテーマに、毎年、9月の最後の週の適当な日を選び、IMO本部や世界各地でさまざまな行事が催されています。海洋開発への新たな気運が高まる一方で、地球環境全体に大きな影響を与える海洋の環境保全も国際的な重要テーマとしています。

昨日のイベントでは、鈴木副市長の挨拶の後、IMO事務局長やWMU学長などによる特別セッションなどが行われました。

2015年の「世界海の日」のテーマは「海事教育訓練」(Maritime Education and Training) 。主催者によると、このテーマは、海事教育訓練のより広い領域、とりわけその充実度と品質に焦点を当てることを意図しており、海事産業の持続可能性確保という点において、資格のある人的資源の質、実践的なスキルと能力を維持することが安全·安心な海運業の基盤として重要であることに即しているとしています。

2017年には、1978年STCW条約が改正され、船員の訓練と教育のための国際的な基準が定められる予定。その基準の遵守は実際の船舶の航行に不可欠ですが、それに携わる船員や陸上で働く者の技能や能力は効果的な海事教育訓練を通じてのみ、維持、更新、向上させていくことが可能としています。

色々とありますが、こうした取り組みひとつひとつが重なり合って安全な社会ができているのだと思います。

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