安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

一秒の大切さについて 3150

未分類 / 2015年6月23日

20150523_135502昨夜のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」。菓子業界のヒットメーカーが登場。「難しいとは、新しい」「蛇行して、混沌とし、出し尽くす」「大きな成功を生み出すには、大きく蛇行し、混沌として、出てくるもの」「客の心に響く何かが見つかり出すまで議論が続く」「人は弱いので自分が考えたことに対して及第点をつけたがる」「思考のスタミナを持って考えろ」「難しいことにチャレンジしないと新しいことはできない」等々とのくだり。入社間もない頃、先輩・上司に鍛えて頂いたことを思い出し、熱くなりました。まだ成長の途中ですが、今の自分の土台になっています。感謝です。

昨日から公明党横浜市会議員団として各業界団体との政策懇談会が始まりました。様々な声を頂きながら市民生活向上に向けた取り組みにつなげていこうとするものです。昨日は、幼稚園関連、訪問介護関連、薬剤師の皆さん、建設業関連、保育園関連の皆さんからお話を伺いました。

役所において業務の効率化にあたり、ネット経由のシステム化がすすめられていますが、最前線の声を伺うと様々な問題があります。時間がかかる場合もありますが、現場が「良くなった」ことを実感できなければ意味がありません。以前よりも「入力作業が2倍以上時間がかかる」など大変悩ましい話がありましたが、市民目線でしっかりと対処していかねばなりません。 いずれにしましても、時間のロスは、結果的にサービスの後退につながり、誰も望んではいないものです。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が味のある文章を掲載していました。

「距離は時間によって定義されている。例えば1メートルの長さは「1秒の2億9979万2458分の1の時間に光が真空中を伝わる距離」と定められているそうだ。

距離と時間の関係は安田正美著『1秒って誰が決めるの?』(ちくまプリマー新書)で知ったが、実は今、日本の標準時を管理する情報通信研究機構が1秒の調整に取り組んでいる。今年は「うるう秒」の年。世界同時に1秒を加えて、地球の自転と原子時計のずれをなくすためだ。

今回は7月1日午前8時59分59秒と9時00分00秒の間に59分60秒が挿入される。前回の2012年の際は、交流サイトのミクシィで約4時間つながりにくくなり、豪州の航空会社の発着便に最大2時間の遅れが生じた。うるう秒に対応しきれなかったためらしい。

1秒といえど、おろそかにできまい。クレア・コック・スターキーの『ビジュアル・ワールドデータ89』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)から算出すると、1秒間で、テニスコート19面超の森林が地球上から消失。41トンの食料が廃棄されている。

片や小学校の道徳では「『ありがとう』。この1秒ほどの短い言葉に、人のやさしさを知ることがある」との小泉吉宏氏の詩を引用していると聞く。1秒が時代を映し、価値を生む。与えられた時間を使わずして、何を価値創造するというのだろう。」

市民の皆さんから「ありがとう」の1秒をいただけるよう尽力していかねばなりません。