安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

訪日外国人過去最多について 3034

未分類 / 2015年2月26日

CAM00184 (3)昨日は市が尾駅前での街頭演説、ご挨拶回り等々。

日本への外国人観光客数は増加を続けていますが、本市におきましても訪れる外国の方が増えています。有難いことです。先日、 公明新聞コラム「北斗七星」が観光立国への取組の大事な点について指摘していました。

「昨年、日本を訪れた外国人は過去最多の1341万人余となった。「住んでよし、訪れてよし」の観光立国の取り組みを強化しつつ、政府目標である2020年の2000万人達成に向けて着実な歩みが期待される。

観光の語源は、中国の古典「易経」の「国の光を観る」にあるとされる。それは「国の光を示す」との意味にも。

観光の原点は、単に名所や風景などを見ることだけではない。地域に住む人々が誇りを持ち、希望を持つことによって、地域の「光を示す」ことにあるといえる。

一見、何の変哲もない地域でも、どう魅力を引き出すか。7日に行われた公明党全国県代表協議会での活動報告は示唆に富む。新潟県本部代表の話によると、人が生活する場所としては世界で最も雪が降る豪雪地域で、県内で唯一、高速交通網から取り残された十日町市だが、過疎地域に誘致した女子レスリングの道場は、山奥で厳しい練習が行えると評判に。世界レベルの選手が多く育ち注目されているとし、「“何もない環境が財産”になりました」と。

作家の童門冬二氏は、上杉鷹山の師であった細井平洲の「土の中に徳が潜む」との言葉を通し、「自分のいる場所に徳が潜んでいることを一人一人が感じなければならない」と指摘する。地域の光を示す公明党議員の役割は大きい」。

平成21年に神奈川県観光審議会の委員として本県の観光振興に携わらせて頂きましたが、その時にご一緒させていただいた箱根の旅館の女将と、全国的に有名な旅行雑誌社の編集長が発言されていた、同じ趣旨のことばが忘れられません。「観光振興に必要なことは、観光客のためになにをするかということ以上に、そこに住んでいる人々にとって、より街になっていることを実感できるかどうかが一番大事」。

ドイツの哲学者・ニーチェは、「足下を掘れ、そこに泉あり」と詠みましたが、観光振興の鉄則なのかも知れません。