安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

新世代が描く「この国のカタチ」について 2613

未分類 / 2013年12月31日

今年もお世話になりました。皆様のおかげで今年も365回。

「たゆまざる 歩みおそろし かたつむり」 彫刻家・北村西望

来年も坦々と前に進みたいと思います。

昨日のYahoo政治が「新世代が描く「この国のカタチ」」と題した特集をしていました。1970年以降生まれが語る「ニッポンのジレンマ」。大変鋭い指摘と日本の新たな未来地図。若者に対する様々な指摘がありますが、「今どきの若いものは」とのフレーズ。それはクレオパトラの時代から変わりません。そんな彼らを私はいつも頼もしい人材群だと思っています。そして彼らなしに未来はありません。

「政治だから行政だからと固定的な役割に縛られるのではなく、同じ日本で暮らしている一人の人間として話し合いができるようになればいいなと常々考えています。要するにそれぞれにおける役割の違いでしかなく、社会の仕組みを構築するハード側なのか、その仕組みの上でビジネスなどを行うソフト側なのかの違いでしかありません。番組の中でも「もっと政治が日常化すればいいよね」という話をしたのは、ハードもソフトも両方が合ってこそ社会は良くなると考えており、そのためにも政治が日常化することの意味があるのです。」江口晋太朗氏(編集者、ジャーナリスト)

「次のように考えたらどうだろうか。例えば、僕らの日々の生活を考えるだけでいい。多くの人は、友人関係や会社組織など、他人同士の「関係」の中で生きているでしょう。すると僕らの人生は、他人との関わりで大半の時間が埋まっている。しかも困ったことに、この他人は、自分とは全くちがう考え方で物事をみている。だから人間関係は、基本的に「しんどい」ですよね。それが、サラリーマンから大学生にいたるまで、お酒の席での愚痴や他人の悪口へとつながる。たいがい、飲み会の席ってそうなりませんか?

 個人と個人の関係でもぎくしゃくしながら、それでも会社を辞める訳にもいかず、日々をなんとか過ごしている。時には一人になって、ホッとして、また仕事へと戻っていく。このイメージこそ、じつは国家を考える際に使えるのです。国家もまた、隣国との「関係」を抱えている。それは毎日、うまくいかないことだらけで、「しんどい」ことの積み重ねだ。それが嫌だ、辞めてしまえ、俺のいうことを聞け!と怒鳴ると、戦争になります。だから、なんとか折り合いを付けていく。それが外交だ。こういうふうに考えてみると、国家というものは私たちの身近な問題から近づくことができると思う。それを「権力」と単純に規定して批判だけしてみたり、あるいは国家=保護してくれるのが当然のものと短絡的に解したりするのはいかにもナンセンスです。」先崎彰容氏(日本思想研究者)

「いまや文明のダウンサイジングをしなければならない歴史の曲がり角に人類が差し掛かっていることは明らかであって、何とかしてこのコーナーを曲がらなければ、人類に未来はありません。これの実現こそ、本当の意味での改革です。そのためには、経済成長至上主義から脱却しなければならないわけだけれど、それを実践に落とし込むのは大変です。景気が悪化すれば自分の生活が脅かされるという現実がありますから。そういう矛盾に苦悩しつつ、どうにかして新しい生き方・暮らし方を真剣に発明しようとしている、というところがこの世代の特徴ではないでしょうか。」白井聡氏(政治学者)

「国とか行政に期待すると、裏切られたり、依存してしまうことになるんですよ。意にそぐわないからお上を叩くというのも筋が違う。叩いても何も変わらないから、自分たちが変わった方がはやい。デモをすることは決して無駄だとは思っていませんが、デモに参加して満足するぐらいだったら国に依存しない組織や生き方、共同体をつくった方がはやくね?と思います。僕らは僕らでやることをやろうということです。」家入一真氏(起業家、クリエイター)

「私が「この国のカタチ」について考えるスタート地点は、自分の周り「半径5メートル」。親が病気になって初めて医療問題について考える、ゴミの分別をしながら環境問題を考える――「自分ごと」にならないと社会問題に対して問題意識を持てないのが、20代のリアルな感覚なのではないかなと思います。個人の「5メートル」が重なり合うところに、新しいカタチが生まれるのではないでしょうか。」はあちゅう(伊藤春香)氏 (ブロガー、作家)

バランスのとれた鋭い指摘だと思いました。こうした話を討論形式で「僕らが描く この国のカタチ2014」として、NHK Eテレで2014年1月1日(水)夜11時より150分間放送されるそうです。録画して見たいと思います。

世のため、人のために、若者たちが大活躍できる社会目指して、皆が笑顔の街を目指して、来年も頑張ります!