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公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

がん撲滅 たばこ対策勉強会について 2171

未分類 / 2012年10月31日

昨日、これまで何度かご報告して参りました平成23年度決算特別委員会の認定が議決され、第3回定例会が閉会しました。

その後、がん撲滅議員連盟主催の勉強会。国立がんセンターがん対策情報センターたばこ政策研究部長の望月友美子氏を迎え「受動喫煙から市民を守るには」と題しご講演を頂きました。

喫煙は、がん原因のトップ。脳卒中や大動脈瘤などの疾患の原因であることがわかっています。がんは1981年より日本の死亡原因の第一位。年間35万人ががんで亡くなっており、そのうち3割の方が喫煙が原因とのこと。

受動喫煙対策にも限界があり、禁煙社会にすることを訴える同氏。吸う側、吸わされる側という表現もありますが、市民の健康を守るためには重要な視点だと思います。

配布された資料には、日本には2300万人に喫煙者がいて、やめたい人は1000万人。自力でやめられない人にとって医療機関は心強い味方だが、たばこの害、特に周りの人への害を知ってやめるひともいるし、職場や飲食店などの場の禁煙化を進めることで喫煙を減らすことができるとのこと。

県の受動喫煙防止条例制定の際にも多くの山を越えて成立したわけですが、これを市としてより先進的且つ具体に進めるには様々な課題があるかと思います。実効性ある条例を作るには、市の財政出動はもとより、いかにして議会がひとつになるかが最大のポイントではないかと思います。

日本における喫煙率は現状約20%。国が目標としている日本人の喫煙率は「12%」。因みに、青葉区は既に男女合わせて平均12%。フィンランドは国家目標として2040年「ゼロ」を目指しているとのこと。政治の役割が大きい分野とも言えます。

その後、林文子市長に公明党市会議員団として来年度予算に関する要望書を提出。市長からは種々前向きなお話を頂きました。今後も価値ある議論を通して市民の声に応えていきたいです。