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公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

平均寿命と健康寿命について 2140

未分類 / 2012年9月30日

今日で9月も終わり、今年もあと3カ月。光陰矢のごとし。昨日は終日市役所で質問作り。1日を大切にしたいと思います。

読売新聞によりますと、日本人の平均寿命について7月に厚労省が発表した数値によると、男性が前年より0・11歳短い79・44歳、女性が0・40歳短い85・90歳で、1985年から26年間、長寿世界1位だった女性は、86・7歳の香港に抜かれたとのこと。男性のトップも80・5歳だった香港で、日本は前年の4位から8位に後退。いずれも東日本大震災による死者の増加が主な要因で、女性については、20歳代後半の自殺率の増加や、肺炎など呼吸器系疾患による死亡の上昇も影響したとそうです。

平均寿命は、その年に生まれた子供が平均で何歳まで生きるかを予測した数値。国際比較は、同省が国連の人口統計年鑑に掲載されている国や地域を対象に、各国政府の最新統計などを基に実施。日本の平均寿命は2010年も前年を下回っており、男女双方が2年連続で前年を下回るのは初めてのとのこと。

平均寿命とともに「健康寿命」が重要です。

共同通信によりますと、介護を受けたり病気で寝たきりになったりせず、自立して健康に生活できる期間を示す「健康寿命」を今年6月に厚生労働省が初めて算出、2010年は男性70・42歳(10年の平均寿命79・55歳)、女性73・62歳(同86・30歳)になったとする結果を発表しました。

健康寿命は世界保健機関(WHO)が00年に打ち出した概念。社会の高齢化が加速する中、厚労省は「健康に長生きすること」を重視し、13~22年度の国民の健康づくり計画案に「健康寿命を延ばす」とする目標を盛り込む。計画は6月中旬にも部会で正式決定される見通し。

都道府県別で健康寿命が最も長いのは、男性が愛知県で71・74歳、女性が静岡県で75・32歳。最も短いのは男性が青森県で68・95歳、女性が滋賀県で72・37歳。格差は男性2・79歳、女性2・95歳で、計画では都道府県間の格差縮小も目指すとしています。

健康寿命を具体的にどれだけ延ばすかは計画に明記しないが、10~22年の平均寿命の延び幅を、健康寿命の延び幅が上回ることを目標にするとのこと。厚労省は22年の平均寿命を男性81・15歳(延び幅1・6歳)、女性87・87歳(同1・57歳)と推計しているそうです。

健康寿命の目標実現のため、がんや脳卒中、心臓病など生活習慣病の死亡率低減に向けた数値目標や、成人の喫煙率を10年の19・5%から、22年度までに12%に下げることも盛り込む。

国民の健康増進が進めば、医療・介護関連の予算の抑制につながるとして厚労省は00年に国民の健康づくり計画「健康日本21」を策定。今回策定するのは、これに次ぐ計画となるとのこと。

元気で長生き、いくつになっても食べるものが美味しい。そうしたご高齢者を増やせるようサポートしていきたいです。