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公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

古本転売「せどり」で稼ぐ人々について 2069

未分類 / 2012年7月21日

昨日は涼しくて助かりました。

我が家の子供たちも今日から夏休み。それぞれの日常も変化しますが、読書の夏、成長の夏になるよう願っています。

日経新聞によりますと、ブックオフで古本を買い、アマゾンで売って利ざやを稼ぐ「せどり」と呼ぶ隙間ビジネスを手がける人が増えているそうです。不況による収入減を補おうと参入する人もいれば、月収30万円でサラリーマンばりに稼ぐ主婦も。古本流通の一端を担う存在となった彼らの実態に迫っています。

 「東京都千代田区にある新古書チェーン、ブックオフ秋葉原駅前店の入り口には、すでに10人ほどの列ができている。午前10時の開店時刻。店内になだれ込んだ彼らはエスカレーターを駆け上っていく。向かうのは4階の隅にある棚。単行本が105円で売られているお買い得コーナーだ。小型のバーコードリーダーや携帯電話を握りしめ、古本を物色する。

 彼らは「せどらー」。新古書店で古本を安く仕入れ、アマゾンの「マーケットプレイス」などユーザー参加型の中古品販売サイトで一般の顧客に売る。

 古本を仕入れたらネット経由でアマゾンなどに出品登録。購入者が現れると連絡が入り、発送作業に移る。販売価格はせどらーが自由に決められるが、例えば105円で仕入れた本が1000円で売れたとすると、アマゾンへの手数料などを差し引いた685円が利益として手元に残る。バーコードリーダーは、目の前の古本がアマゾンでいくらの値がついているか調べるのに使う。

 新宿区に住む50代の女性は、半年前からブックオフ秋葉原店を仕入れ場所にしているせどらーだ。毎日、開店と同時に店に入り、2時間かけて20~30冊の古本を買いこむ。経営していた飲食店を人に譲ってからは家賃収入などを頼りに暮らしてきた。将来への不安から、新たな収入を求めてせどりを始めた。

 せどり歴2カ月の男性は26歳。専門学校でプログラミングを学んだ後、インターンとしてソーシャルゲームの開発会社で働いたが、本採用には至らず、ネットで就職活動の情報収集をしているときにせどりを知った。約4万円でバーコードリーダーを手に入れ、アルバイトのある日は4時間、ない日は8時間、古本選びに費やす。

 古本屋を回って掘り出し物を見つけ、他の店で高く売って稼ぐ手法は江戸時代からあるそうで、「競取り」や「背取り」と呼ばれていた。せどらーが増えたのはアマゾンジャパンがマーケットプレイスを始めてからとされる。2002年11月のことだ。

 ブックオフのような大型の新古書チェーンが台頭したところに、出品や購入者とのやりとりを簡略化できるアマゾンのネットサービスが登場し、新たな個人ビジネスが成り立つ余地が生まれた。

 大きな初期投資が不要で、参入しやすいビジネスだけに、せどらー人口は千人単位で存在するようだ。多くの場合、収入が月5万~10万円以下とちょっとした小遣いレベルだが、サラリーマン並みに稼ぐつわものもいる。せどり歴5年で世田谷区在住の主婦は、子育ての合間を縫ってのせどり活動で月に30万円稼ぐ。

 月30万円も稼げるのは、扱う商品を絵本や女性向け雑誌に絞り込んでいるからだ。男性が見落としがちな主婦ならではの視点で高収益の売買サイクルをつくる。月収が100万円以上というせどらーもいるという。

 ブックオフの元店長は「1店舗の売り上げの2~3割がせどらー向け」と証言する。「ブックオフはせどりと共存共栄したいと思っているはずだ」。アマゾンにとってもせどらーはいい顧客のはずだ。古本の出品でアマゾン全体の品ぞろえを支えるだけではない。マーケットプレイスの手数料はアマゾンの収入源の1つだからだ。

 だが、最近はせどらーに逆風も吹く。アマゾンは8月に商品の保管・発送を代行するサービスの手数料を現在の2倍ほどに引き上げる計画。古本やCDなど1点につき65~80円程度の値上げで、薄利多売のせどらーには痛い。ブックオフコーポレーションも粗利率をあげるためとの理由で「セールを減らす」と宣言した。

 「脱ブックオフ、脱アマゾン」をめざすというせどらー、池末健氏が話す。「これからは古本にこだわらず、CDやDVD、フィギュアなどを扱うことも考えたい」

 大手新古書チェーン、電子商取引サイトという新興大企業の隙間に生まれたせどりは、大企業の方針転換に翻弄されやすい。知恵と行動力を問う厳しいビジネスに変質しつつあるのかもしれない。」

諸行は無常。いつの時代も変化の連続。右肩上がりの時代は終わり、能動性がより求められる時代に。社会も人も細胞も変化こそが生きている証。私も進化していきたいと思います。