安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「不育症」患者140万人について 1643

未分類 / 2011年8月29日

昨日、ある会合で生後2か月のお子さんをお連れのご夫妻とお会いしました。本当に微笑ましいです。未来を感じます。夕方には青葉台のお祭りへ。そこにも多くの赤ちゃんがお父さんお母さんに抱っこされていました。子どもたちの明るい未来のためにもいい仕事をしていきたいと思います。

一方、不妊症や妊娠するものの流産や死産を繰り返す「不育症」でお悩みの方が多いのも現実です。未来を育みたいむ心。しっかりサポートをしていかねばなりません。

毎日新聞によりますと、「不育症」患者は妊娠経験者の4.2%で発生し、140万人いると推定できることが、厚生労働省研究班の調べでわかりました。不育症の発症頻度や患者数の調査は初めて。本日29日から大阪市で始まる日本産科婦人科学会で報告されるとのこと。

名古屋市立大学が07~10年、愛知県岡崎市で健康診断を受けた35~79歳の女性2733人に質問。妊娠したことのある女性2503人のうち953人(38%)が流産の経験があると回答。研究班は不育症を「2回以上の流産や死産あるいは早期新生児死亡がある場合」と定義しており、2回以上の流産を経験したのは105人、3回以上は22人。

研究班が07年の人口統計を基に推定すると、不育症は年3万人が発症し、140万人の患者がいるとみられるそうです。

不育症の原因は▽子宮の形の異常▽カップルの染色体異常▽血栓で胎児に栄養が届かないなどですが、7割近くは原因不明。実態は十分に解明されておらず、専門医も少ない状況。

公明党としてまた公明党横浜市議団としてもこの問題を大きくとらえており、先週も議論を重ねたところです。不妊症にしても不育症にしてもお隣の大和市では全国に先駆けた施策が展開されています。わが街でも未来にかかわる重要課題として対処して参ります。