安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

OECD 大人版「学力調査」実施について 1638

未分類 / 2011年8月24日

昨日は市役所で大都市制度等の議論の後、夕方には地元に戻り藤が丘、梅ヶ丘で土木事務所の方と現場確認。行政とともに地域の声をもとに住みよい青葉を目指して動いています。

ところで、朝日新聞によりますと、7月下旬、文部科学省は16~65歳を対象とする経済協力開発機構(OECD)の「国際成人力調査」(PIAAC=ピアック)を8月から実施すると発表。高校1年生が対象の国際学習到達度調査(PISA=ピザ)の大人版で、常識的な知識の活用や課題解決力を問うとしています。目的はどうなのでしょう。

調査には日本や韓国、米国、ドイツなど26カ国が参加。調査項目は読解力、数的思考力、ITを活用した問題解決能力で、数的思考力では、ローンの広告を見て年利率を答える問題などを想定しているそうです。

OECDは5千人以上の回答を求めており、文科省は8月~来年1月、無作為抽出した1万人に依頼状を送り、同意が得られれば調査員が訪問するなどして1対1で調査。学歴や職歴、収入なども聞き取るとのこと。結果は2013年秋ごろに公表される予定。

やはり目的が気になるところです。ベネッセのサイトでは次のような見解が掲載されていました。

「こうしたPISAやPIAACの目的や内容をよく見ると、これからの社会で求められる能力とは何かが、透けて見えてきます。重要なのは、学校で学んだ知識をいつまでも覚えていることではなく、社会に出てからも自分で勉強したり、あるいは研修機関や学校などで学び直したりして、常に知識や技能をリフレッシュしながら、新たな仕事にチャレンジしていくことなのです。学校時代は、あくまで生涯にわたって学び続けるための≪基礎体力≫をつける時期だ、というわけです。そこを見失って国際順位に一喜一憂するばかりでは、調査の本質を見失ってしまいかねないことに、注意する必要がありそうです。」

これは重要な視点だと思います。