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公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

肥満児対策でメニュー刷新について 1615

未分類 / 2011年7月30日

私は時々マクドナルドを利用しますが、飽きたような気がして飽きてない感じがあります。初めて食べたのが小学生でした。日本上陸後、間もなくできた京都市伏見区の大手筋店。まだ忘れません。最近は駅頭の後、ドライブスルーで朝マックを購入。ソーセージマフィンとコーヒーのセットが220円。宣伝ではありませんが、安くておいしいです。

ロイターによりますと、五輪のオフィシャルスポンサーであるマクドナルドには、五輪公園内に独占的に飲食施設を設置する権利が与えられ、パブリックエリアに2店舗、選手村とメディアセンターに2店舗を構える予定となっていますが、これに対して英医師会など医療関係者は、「多くの先進国や一部の発展途上国で肥満が大きな問題となっているが、残念ながらマクドナルドがロンドン五輪のメインスポンサーになっている」と否定的な見解。

また、英議会の衛生委員会は「健康問題の大きなテーマになっている子どもの肥満について考えるなら、五輪公園に世界最大規模のマクドナルドを設置することが若者に適切なメッセージになるのかと疑問に思うのは当然」との声明を出したとのこと。このほか、同じく五輪のスポンサーである飲料大手コカ・コーラや英製菓大手キャドバリーも同様の批判を受けているそうです。

肥満の原因は様々。しかし、まずは家庭で管理することではないかと思うのですが、それができなきないから規制するということでもあります。

一方、ウォールストリートジャーナルによりますと、米マクドナルドは9月以降、子ども向けセットメニュー「ハッピーミール」(日本のハッピーセット)に関し、リンゴのスライスを加え、フライドポテトの 分量を減らすことになったとか。今まではフライドポテトの代わりにリンゴを 選択できたそうですが、これに伴い、子どもの親に「リンゴつきにいたしますか」と質問をするのはやめるそうです。飲食店でリンゴを商品として出すことのコストは相当高いと思うのですが、日本と海外の差かなと思います。

日本で売られているハッピーセットのポテトがリンゴになるということですが、もし我が家の子どもだったら受け入れることができるかどうか。

リンゴのスライス4分の1カップ(キャラメルソースはなし)をあらかじめセットに加え、フライドポテトの分量を減らすというメニュー刷新は、子どもの食べ物に対する規制強化を見越しての同社の対応。米国では肥満児の割合が高くなっていることを背景に、食品業界に対する風当たりは強まっているとか。自己責任の国と言われる米国ではありますが、社会全体として看過できないところまで来ているのでしょう。

カリフォルニア州サンフランシスコ市は昨年、野菜と果物の両方を含むなど一定の栄養基準を満たさない限り、子ども向けのメニューにおもちゃを付けるのを禁止。ニューヨーク市でも同じような規制の実施を検討中。

連邦規制当局は4月、食品メーカーに対し、子ども向けのマーケティングに自発的な基準を提案。連邦取引委員会(FTC)、食品医薬品局(FDA)、疾病対策予防センター(CDC)、それに農務省が示したガイドライン案によると、2-17歳の子どもを対象に販売される食品には、健康によい食品が含まれなくてはならなくなるほか、ナトリウム、砂糖、脂質、そしてカロリーの制限が加わることになるとか。

5月には、550人を超える健康関連の専門家や団体がマクドナルドを訪れ、子どもを対象にした「ジャンクフード」の販売中止と同社のキャラクター、ロナルドの引退を迫ったそうです。

同社はそれに対し、ロナルドもハッピーミールのおもちゃもなくさないと回答。子どもはおもちゃが「一番の楽しみだ」と述べ、「これこそがハッピーミールをハッピーにしている」。と表明。一方で、規制強化に先駆け、メニューをより健康的にしようとしています。

同社の社長はインタビューで、「ビジネスの観点から見ると、今回の刷新はこの(子ども向け)ビジネスを守るために必要なことだ」と述べた上で、人々が健康を意識するようになってきているのは明らかだと指摘。「われわれは長い間ビジネスを継続しており、前に進むには進化していく必要がある」とした上で「先を見越した行動に満足している」とコメント。

ロナルドの引退を迫ることかどうなのかわかりませんが、まだまだ続きそうです。