安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「地域主権、やめます」について 1515

未分類 / 2011年4月22日

日経新聞によりますと、民主、自民両党は今月18日、「国と地方の協議の場」設置法案など地域主権関連3法案の修正協議に入ったとのこと。民主党は地方分権を「地方が主役なので地域主権という表現がふさわしい」と主張してきたものの、法案名や条文から「地域主権改革」の単語を削除する方針。自民党の言い分を丸のみし、法案成立を優先する。週内にも合意し、今国会での成立を目指すとしています。

これは自民党の言い分を丸のみしたというより、正しい使い方に戻すと言った方が適当だと思います。マスコミも乗せられて使った手前こうした表現になっているのかも知れません。以前、このブログでも述べましたが、主権とは国家、国民にあり、そもそも「地域主権」などというものは存在しません。とにかく実態のない言葉、耳ざわりのいい言葉を並べてきた民主党の言葉。現首相がその象徴だと思います。

3法案は官房長官や総務相、地方6団体の代表者らが参加する協議の場の設置や地域主権戦略会議の設置、地方議会の議員定数の上限撤廃などを盛り込んでいるとのこと。

いずれにしましても、「国と地方の協議の場」の設置は一昨年の総選挙で各党から訴えられてきた話。「地域主権」と言いながら、政権交代して権力を握ったとたん、「一度握った権力は手放さない」と言わんが如く、地方分権は殆ど進まず、いの一番に取り組むべきこんな話さえ先送り。まさに言行不一致。ゲームはいい加減にしてもらい、早期に実のある仕事をしてもらいたいものです。