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公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

神奈川の「ご当地グルメ」について 1182

未分類 / 2010年4月30日

GWが始まりました。行楽地などに行かれる方も多いのではないでしょうか。天気も良さそうなのでなによりです。

行く先々には食べる楽しみもあるのではないでしょうか。私はB級グルメと呼ばれるものを、B級と感じたことがないのですが、今熱い視線を集めています。本県でもB級グルメに代表される「ご当地グルメ」にスポットを当てたまちおこしが広がっています。

神奈川新聞によりますと、低迷する地域経済に風穴をあけようと行政が旗振り役となり、「食」をテーマにしたイベントの開催や新たなブランド創出に乗り出すケースが続出しており、グルメブームに食い付いて地域活性化を狙う都市間競争が激化していると伝えています。

「市の知名度アップと地元への経済効果は計り知れない」。全国のB級グルメが集結するイベント「B―1グランプリ」を誘致した厚木市は、「厚木シロコロ・ホルモン」のグランプリ獲得(2008年)で「まち全体の活力が一気に高まった」。9月18・19日の開催に向けて庁内に11人の専任職員を配置。10年度予算は2400万円、2日間で約5億円の経済効果を見込んでいるそうです。

全国丼サミット(10月2・3日)の市内開催に180万円の予算をつぎ込む小田原市は、「商店街振興の起爆剤」にしたい考え。地元の食材を伝統工芸の漆器に盛りつけた「小田原どん」で「B級」との差別化を図るとしています。湯河原町は「坦々焼きそば」の普及に向け、09年度から毎年20万円を地元商工会に補助。「町が特定の飲食店をPRするのは難しい」と、同商工会への補助金の地域振興枠を受け皿にしているとのこと。湯河原町の坦々焼きそばは聞いたことがあります。

国の緊急経済対策補助金を活用した秦野市は、30項目に上るアンケートを全国350市町村に配布。「運営費はいくらか」「観光客は増えたか」といった質問で行政のかかわり方や地域産業への効果などを分析、市内統一ブランド創出に向けた検討を開始。

この他、「よこすか海軍カレー」「ヨコスカネイビーバーガー」などを広めた横須賀市を筆頭に、三浦(とろまん、三崎まぐろラーメン)、南足柄(まさカリーパン・ライス)、藤沢市(藤沢炒麺(ちゃーめん))なども自慢の逸品で全国区の知名度を目指しています。

只、 加熱する自治体の「応援」には冷ややかな声も。ある商店街連合会の役員は「商店街が頑張って生み出した企画に行政が乗っかってきた。自治体が加わると制約 が厳しくなる上、前例踏襲の傾向も強まる」と指摘。「元気な店主らの自由な発想で挑戦させてほしい」と訴えておられるそうです。まさに現場目線のご指摘。 邪魔になったり、やる気をそぐようなことがあってはなりません。また要らぬ仕事を作ったことにならないか、結果の総括を伺ってみたいものです。

総務省地域政策課は「地域特性を踏まえ、自治体と民間との創意工夫で地域活性化に結びつけることが成功のポイント」と話しているとのこと。上から目線。恐らく地域にとっては何の役にも立ちません。

「食をテーマにした施策は景気に左右されない好材料」(小田原市)。地場産品の魅力を引き出す市民の創造力と、その熱意に“隠し味”を加える自治体の知恵と工夫が、地域経済再生に向けた「ご当地レシピ」と言えそうだ、ということで締めています。

とにかく、国も自治体も主役ではなくサポート役。もし関わるのであれば、市民のサポート役として「役に立ったかどうか」を見極める必要もあるかと思います。

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