安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

目指せ待機児童解消! 郊外保育所活用について 1119

未分類 / 2010年2月26日

昨朝は菊名駅でご挨拶。駅頭では湿気の多さを感じた程度でしたが、県庁は海に面しており、みなとみらい線の日本大通駅を出たときには結構な霧。赤レンガ倉庫周辺なども霧に覆われていました。しかし、日の出も早く、春の訪れを感じるこの頃です。

昨日も本会議一般質問が行われ、終了後には各議案が所管常任委員会に付託されました。これから詳細にわたる議論が展開されます。

と ころで、官庁速報によりますと、横浜市は、駅から遠いなど通園利便性が悪く、定員に空きがある保育所を活用するため、民間の認可保育所に助成し、主要駅か ら複数の保育所をバスで送迎する新たな事業を2010年度から開始するとのこと。駅から近い保育所に需要が一極集中している状況を改善し、待機児童の解消 につなげる考えです。本件については、我が党の主張により県議会でも県内市町村への補助を検討するとしており、横浜市の動きは県内でも先駆けとなります。

横 浜市の待機児童数は、09年4月時点で1290人に達し、政令市で最多。市では、保育所の新設・整備といった対策に取り組んでいるほか、昨年には市長直轄 のプロジェクトチーム(PT)を設置。このPTから「定員割れ保育所の多くが郊外にあり、利便性を向上すれば活用できる」との案が出され、事業化を決めた とのこと。

新事業の予算は2900万円。保育所施設の改修や送迎バスなどの設備運営費を助成。事業を運営する認可保育所は送迎前後の一時預かり、バスの運営などを行うとしています。

保育所の選定は公募で決める方針。選考基準は、主要駅から徒歩数分であることや送迎バスを運営していることなどの条件のほか、「0~2歳児の低年齢児の一時預かりで経験、ノウハウがある」(保育所整備課)ことが重要としています。

今年4月以降に募集し、8月ごろに決定。11年2月からの試験運営開始を目指しています。計画では「1駅から5カ所の園を送迎し、50人程度の受け入れが可能になる」と見込んでいます。

保育所整備課によると、09年10月時点で定員割れの保育園は115カ所。891人分の空きがあるとのこと。市は、通園バスを購入する保育所に助成することも決めており、「既存保育所の活用で、待機児童を1人でも減らしたい」としています。

待 機児童問題は喫緊の課題。特にここ1年の急激な需要増大は、市の計画を大きく上回っています。そもそも横浜市の来年度予算案では、今年度約1000人分の 定員増を目指してきましたが、来年度はさらに注力して約1300人分の定員増を行う予定。これは昨年4月1日現在の待機児童数が1200人強であったこと に起因し、対応したものと思われますが、10月1日現在では約2400人となっているとのこと。

少 子高齢化社会にあって、女性の活躍の場を確保する意味からも、いつでも、だれでも預けられる保育環境整備は、明確な目標と確実な実行で実現していかねばな りません。しかし、目の前の問題への対応こそ迅速に実行していかねばなりません。横浜市も頑張っています。神奈川県も真にその助けとなるよう、横浜市をは じめとする33市町村へのサポートを行っていかねばなりません。

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