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公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「食べていける収入あれば十分」過去最高について 1084

未分類 / 2010年1月22日

昨朝、妙蓮寺駅前で県政報告をお配りしていますと、パンをかじりながら改札へ急ぐ高校生の姿が。忙しい朝の風景。将来のためにも、今日一日の充実をと願いました。

ところで、朝日新聞が報じたところによりますと、昨春の新入社員のうち、「食べていけるだけの収入があれば十分だ」と考える割合が半数近くに上り、過去最高となったとのこと(日本生産性本部の調査)。年功序列的な賃金体系を望む割合も最高を記録。約20数年前に戻る傾向を感じます。景気回復に力強さがない中で、生活の安定を望む姿が浮かび上がったとしています。

生産性本部は1991年から、新卒で4月に入社した新人に対し春と秋に調査をして意識変化を調べているそうで、今回は昨年10~11月、全国で376人から回答を得たとのこと。

「人 より多くの賃金を得なくても食べていけるだけの収入があれば十分だ」との問いに「そう思う」と答えたのは47.1%。「そう思わない」と答えた割合 (52.9%)よりは低いものの、2006年にこの問いを始めて以来、春秋を通じて最高。春の調査(36.2%)との差が10ポイント以上開き、上昇幅も 最大。

また、「年齢・経験を重視して給与が上がるシステム」を希望するとの回答が48.1%で、91年の調査開始以来、春秋を通じて最高。景気は緩やかに持ち直しているとされますが、回復力は弱く、新入社員も厳しさを肌で実感しているとの見方を示しています。

以 前との環境的な違いは、かなり成熟した経済社会にいることと、明確な少子高齢化社会にあるということ。若者が安定を求める傾向にあるのも無理はないかと思 います。一方で、「食べていける収入あれば十分」とする方が増えているというのは、公平な社会であって欲しいとの願いも強いのではないかとも感じます。ま た、努力が報われる社会であって欲しいとの願いとも思います。これからも「公平・公正」の仕組みづくりに注力して参ります。

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